ガスガンは、ガス圧を利用して作動するエアガンで、電動ガンと同じようにサバゲーマーからエアガン愛好家まで幅広く人気があります。
自分に合ったガスガンを探しているなら、ガスガンの動作方式やどんなメーカーから発売されているのかチェックしてみてください。性能や価格にも注目すると、お気に入りのモデルを見つけやすくなります。
ここではガスガンの選び方とガンコレクト編集部が選んだおすすめなガスガンを紹介します。
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お気に入りのガスガンを見つけるには、ガスガンの種類やメーカーの特徴を知っておきましょう。
用途に合ったガスガンが見つかれば、愛着がわいてゲームも有利に進められるため、ぜひ参考にしてみてください。
ガスガンの種類は、大きく分けて「ガスブローバックガン」と「固定ガスガン」の2つがあります。
ガスブローバックガンは、撃つたびにスライドやボルトが動くタイプのエアガンで、射撃時のリアルな反動や動作が再現されます。
またガスブローバックガンは、外見だけでなく動きもリアルなモデルが多いことから、コレクターなどサバゲーマー以外にも人気のあるエアガンです。
一方、固定ガスガンはスライドやボルトがブローバックしないタイプのエアガンとなります。
スライドが動かないためリアルさは少ないものの、命中精度の高いモデルが多く、ガスの消費量も少ないことが特徴です。
また、発射音が小さいことから、このモデルを好んで使用するサバゲーマーも多くいます。
いずれのエアガンも人気が高いため、リアルな操作感とリコイルを楽しみたいか、それとも命中精度や経済性を重視するかによって選ぶと良いでしょう。
ガスガンの詳細な仕様や特徴は、メーカーによっても異なるため、ガスガンを選ぶ際は、取り扱っているメーカーも考慮することが重要です。
なお、ガスガンのメーカーは、国内外に数多く存在しますが、国産メーカーであれば、品質のばらつきが少ないでしょう。
また、アフターサポートもあるため、初めてエアガンを選ぶ方にもおすすめです。
その際には、メーカーの評判やカスタマーレビューを参考にすると、自分に合ったメーカーのガスガンが見つけやすくなります。
一方、海外メーカーは国内メーカーと比べて、品質にばらつきやアフターサポートが十分でないケースも考えられます。
特に初心者で初めてガスブローバックガンを選ぶ場合は、品質の高さやサポート体制があるのか確認したうえで、不安であれば国産メーカーを選ぶと安心です。
エアガンを扱う国内メーカーの特徴は以下の通りです。
東京マルイは1965年に創業された優れた品質をもつエアガンメーカーです。現在流通している電動ガンのほとんどは東京マルイ製となっており、ユーザー数が多いことも特徴です。
また東京マルイのエアガンは初期不良のリスクが低く、調整も簡単なため、初心者にも扱いやすい製品が多くあります。
東京マルイでは、電動ガン以外にもさまざま種類のガスガンを展開しており、M9A1やM1911A1といった定番のモデルからハイキャパシリーズやウォーリアシリーズといったオリジナルのモデルまで幅広いラインナップが特徴です。
また、固定ガスガンの種類も多いため、好みや用途に合わせたガスガンも見つけやすいでしょう。
東京マルイの特徴や相場についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。気になる人はぜひ参考にしてみてください。
東京マルイのエアガンの宅配買取価格の相場は?高価買取に繋がる基本情報!
KSCは1969年に創業されたエアガンメーカーです。元はMGCの製造を担当していましたが、1995年に「M93R」のガスブローバックガンを販売し、その再現性の高さから、多くのエアガンファンの間で幅広く認知されました。
また、その後も革新的な内部システムであるシステム7を搭載したガスガンやガスブローバックサブマシンガンをはじめ、多くのエアガン愛好家に支持されています。
そのため、KSCの製品はリアルさだけでなく性能を求める人にもおすすめです。
KSCの特徴や相場はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
KSCのエアガンの宅配買取価格の相場は?高価買取モデルや基本情報も紹介!
タナカワークスは、日本で初めてブローバック式ガスガンを実現した最初のメーカーといわれています。
また、リボルバーやボトルアクションライフルなど、伝統的で多彩なエアガンを展開していることも特徴です。
幅広い製品ラインナップは、サバゲーマーだけでなく、エアガン愛好家にも魅力的な選択肢を提供しています。
さらに、タナカワークスは細部にまでこだわりを持ち、特に木製グリップやストックの質感に注力しています。
これによって、本物の銃に近い外観や使用感が楽しめることも魅力です。
タナカワークスの特徴や相場についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
タナカワークスのエアガンの宅配買取価格の相場は?高価買取に繋がる基本情報!
マルシンは、日本の老舗エアガンメーカーで、リアルなデザインと精密な再現にこだわったモデルガンやガスガンで知られています。歴史的な銃器や名銃をモデルにした製品が多く、リボルバーやライフルなど幅広いラインナップを展開しています。珍しいモデルも多く、コレクターを中心に人気のメーカーです。
マルシンについてはこちらの記事もご確認ください。
マルシンのエアガンの宅配買取価格の相場は?高価買取に繋がる基本情報!
ウエスタンアームズは、ガスブローバックを中心に取り扱う日本のエアガンメーカーです。精巧な作りと高い品質で、リアルさを追求するエアガン愛好者に支持されています
ウエスタンアームズの製品は下記でも紹介しています。
ウエスタンアームズのエアガンの宅配買取価格の相場は?高価買取に繋がる基本情報!
エアガンの初速が高いほど飛距離も伸びます。たとえばサバイバルゲームなどで遠距離での狙撃を行う際は、初速の高いのエアガンがおすすめです。
また、ホップアップシステムを採用したエアガンは初速が低くても、飛距離を伸ばすことができます。
ホップアップシステムとは、BB弾にバックスピンをかける仕組みで、均等にホップをかけられるエアガンは、弾道がぶれにくく、より遠くまでBB弾を飛ばすことが可能です。
特にサバイバルゲームで使用する場合は、エアガンの性能がゲームの優位性に影響するため、弾速や飛距離を意識してガスガンを選びましょう。
エアガンの弾速や初速の定義についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
エアガンの威力は基本的に初速として扱われます。
そのうえで、ガスガンには、18禁(対象年齢18歳以上)と10禁エアガンの2つのカテゴリーが存在します。
18禁のガスガンは、10禁エアガンよりも威力が高く設定されていますが、この違いは対象利用者の年齢制限に基づくものです。
なお、ガスガンの多くは18歳以上用のモデルがほとんどですが、東京マルイ製の一部のガスガンには10歳以上用のモデルも存在します。
もし18歳以上で威力の高いエアガンを選びたいのであれば、18歳以上用のガスガンを選びましょう。
ほかにも銃やマガジンの大きさもガスガンの威力や安定性に影響を与えます。一般的にはバレル長が長いほど安定してガスの威力をBB弾に伝えられます。
また、マガジンが大きいほど大容量のガスを充填できるため、ハンドガンタイプよりもマガジンが冷えにくく安定性が高めです。
ガスガンの素材は基本的に樹脂製です。ABS樹脂が一般的ですが、樹脂に金属が含まれたヘビーウェイト樹脂なども使われています。
ABS樹脂製はややリアルさに欠けますが、軽量で扱いやすく、比較的リーズナブルなモデルが多いことが特徴です。
また、耐久性も高いため、初めてのガスガンを選ぶ場合や頻繁に使用する場合は、ABS樹脂製のガスガンがおすすめです。
一方、ヘビーウェイト樹脂は、樹脂に含まれた金属によって重量感や光沢があり、より実銃の質感に近いことが特徴です。
具体的には、金属粉末によるざらつきのある外観で、手に触れた感触も金属のような冷たさが感じられます。ただし、耐久性はABS樹脂よりも低く、値段も高くなりやすいデメリットがあります。
ほかにもABS樹脂製でありながらメッキが施されたリアルなモデルもあるため、目的や予算に合わせて、適切な素材のガスガンを選びましょう。
ガスガンの選び方がわかっても、実際にどのガスガンを選べばよいのかわからない人もいるかもしれません。
ここではガンコレクトの杉山がかっこよさや使いやすさで選んだおすすめのガスガンを紹介します。
ガスブローバックガンの魅力といえば、なんといってもリアルな反動や動作です。ここではその両方が楽しめるガスブローバックガンを紹介します。
引用:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『M4A1 MWS – ガスブローバック マシンガン』
東京マルイが発売している長物タイプのガスブローバックガンです。新たに開発されたZシステムを搭載し、ハンドガンでは味わえない迫力のある動作を楽しむことができます。
なお、M4は次世代電動ガンでも発売されていますが、グリップ周りの形状や通常分解の手順などは、ガスガンのほうがよりリアルに再現されています。
M4A1 MWSについてはこちらの記事でも紹介しています。
東京マルイ ガスブローバックガンM4A1 MWSを徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『グロック18Cーガスブローバック・フルオート』
グロック18Cは、ハンドガンタイプのエアガンでありながらフルオート射撃が可能なガスブローバックガンです。
小さな本体が激しくブローバックする様子は、ほかのガスブロでは楽しむことのできないこのモデルならではの魅力です。
東京マルイのグロック18Cの特徴や性能についてはこちらの記事でも紹介しています。
東京マルイ ガスブローバックガングロック18Cを徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
引用: AKM – ガスブローバック マシンガン | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
印象的な木目は塗装で再現されており、リアルさと実用性を両立。各パーツも実銃から採寸していることから、非常にリアルな外観に仕上がっています。
また、調整可能なホップアップや大容量のマガジンなど、実射性能も高いため、サバイバルゲームにも十分に耐えられるスペックです。
引用:サイガ-12K – ガスブローバック ショットガン | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
ショットガンタイプのガスブローバックガンで、3点同時発射+迫力のあるセミオート射撃が楽しめるモデルです。ボックスタイプのマガジンは温度によって色が変化する測定シールが付いており、ガスタンクの温度管理がしやすい実用的な仕様です。
引用:MK23(CO2) シリーズ|CO2|エアガン・ガス-ブローバック|KSC
KSCのガスガンはこれまでフロンガスで動くモデルが一般的でしたが、新たにCO2ガスをパワーソースにしたガスガンが販売されました。
その中の1つがCO2シリーズのMK23です。これまでのフロンガスのモデルと比較して作動性が向上しており、気温が低くても問題なく楽しめます。
さらにこのモデルはほかのハンドガンと比べてスライドが大型なので、ブローバックの迫力もより大きく感じられることが特徴です。
末尾のIIは従来のモデルをアップデートしたことを意味し、ボルトを軽量なマグネシウム製に変更することで、作動性が向上しています。また、ロングマガジンが2本付属するため、買った直後から迫力のある連射が楽しめるセットとなっています。
引用:SIG P220 IC 陸上自衛隊 ABS | TANAKA WORKS
スライドとフレームの色の違いまでこだわった非常にリアルなガスブローバックガンです。
ブローバックエンジンにはマグナブローバックを採用していることから、作動性も高く、リアルさと実用性を兼ね備えたエアガンを探している人にもおすすめです。
引用:Mauser M712・6mmBB BLOWBACK | マルシン工業株式会社 – MARUSHIN
個性的な形状の拳銃をマルシンではガスブローバックガンとして再現。オートストップはかからないものの、セレクターによるセミ・フルオート射撃の切り替えができます。マガジンはロングタイプとショートタイプの2種類が付属。別売りの木製ストックを付けるとカービンのようなスタイルも楽しめます。
引用:【残少】WA【コルト】M1911A1 ミリタリーモデル 【WESTERN ARMS】
ウエスタンアームズのなかでも最もベーシックなモデルです。表面のブラストショットフィニッシュやシャープな刻印をはじめ、リアルな外観にこだわったエアガンとなっています。マグナブローバックエンジンを搭載し、作動性が高いことも特徴です。
引用:【殘少】WA【ベレッタ】M1934 カーボンブラックHW ver. 【WESTERN ARMS】
コンパクトなモデルでありながら細部のディティールにこだわったモデルです。アウターバレルやグリップは実銃のようにメタルパーツで再現。小さくてもずっしりとした重さが楽しめるエアガンに仕上がっています。詳しくは下記の記事でも解説しているため、こちらも参考にしてみてください。
ウエスタンアームズ ガスブローバックガン ベレッタ M1934を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
固定ガスガンの種類は、ガスブローバックガンよりも少ないですが、いずれも魅力的なモデルばかりとなっています。
ここではほかのモデルには無い特徴を持つおすすめの固定ガスガンを紹介します。
引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|ソーコム Mk23 – 固定スライドガスガン
発射音の少ない固定ガスガンは、サプレッサーと組み合わせることで非常に強力なゲームウェポンとなります。
東京マルイのMK23は、サプレッサーとライトモジュールがセットになっており、スナイパーのサイドアームやインドアのメインアームとしてもおすすめです。
MK23の性能や特徴はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
東京マルイ 固定スライドガスガン SOCOM Mk23を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|M870タクティカル – ガスショットガン&ガスグレネードランチャー
東京マルイのM870は、同時発射数が3発と6発に切り替えできるショットガンタイプのガスガンです。
一度に複数の弾が同時発射される様子は、このモデルならではの魅力といえるでしょう。
またショットシェル型のマガジンやダブルホップアップシステムの採用など、実用性の高さも特徴です。
東京マルイのM870の特徴や性能はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
東京マルイ ガスショットガン M870 タクティカルを徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
引用:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『BODYGUARD 380 – 固定スライドガスガン』
BODYGUARD 380は東京マルイから新たに販売されたコンシールドキャリーガスガンシリーズの第二弾です。
固定HOPでありながら東京マルイ製品らしい高い集弾性能があり、サイドアームとしてもぴったりなエアガンです。
東京マルイ 固定ガスガンBODYGUARD 380を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説
引用:PEGASAS Ⅱ Gas Gun Series | TANAKA WORKS
ペガサスシステム2を採用したタナカワークスのSAAは、リボルバーでありながら非常に安定した性能をもったエアガンです。
装弾数も15発とリボルバータイプの中では多いため、サバイバルゲームの使用にも耐えうるスペックとなっています。
引用:Mk1 ASSASSINS Silencer model Black | マルシン工業株式会社 – MARUSHIN
スターム ルガー マーク1を再現したモデルで、
ノーマルバレルやブルバレルなどいくつか種類があり、今回紹介するのはサプレッサー内蔵型のタイプです。サプレッサーにはスポンジが内蔵されており、ほかのモデルと比べて発射音が少ないことが特徴です。ABS樹脂製以外にもヘビーウェイト樹脂製がラインナップされています。
ガスガンの種類は大きく分けてガスブローバックガンと固定ガスガンの2種類があり、メーカーによっても特徴が大きく異なります。
また、用途によって外見のリアルさや射撃性能など重視したいポイントが変わるため、今回紹介した内容を参考に自分に合ったガスガンを探してみてはいかがでしょうか?
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