サバゲーに使用するエアガンは、いずれも安全に配慮されたものですが、正しく使用しないと思わぬ事故やけがの原因となります。
そのため、安全にサバゲーデビューができるよう、事前にルールやマナーを知っておくと安心です。
ここではサバゲー初心者が知っておきたいサバゲーの基礎知識を紹介します。
これからサバゲーデビューを考えている方やより安全に楽しみたい方は参考にしてみてください。
サバイバルゲームに興味があって参加したいと考えているものの、どんなルールなのか、そもそも一人でも遊べるのか分からない人もいるかもしれません。
ここでは初心者向けにサバゲーの概要とサバゲーが何歳から遊べるのかを解説します。サバゲーの参加を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
サバゲーは、サバイバルゲームの略語でエアガンを使用してBB弾(プラスチック製の弾)を撃ち合う遊びです。
遊び方はその時のルールによって異なりますが、主に2チームに分かれてそれぞれの陣地を占領する(フラッグを取る)陣取り戦やチームの生き残りをかけて戦う殲滅戦などが一般的です。
また、1ゲームあたりの時間は、10~15分程度となっており、それまでに決着がつかなかったら引き分けか優勢なチームの勝利となります。
サバゲーの特徴として、撃たれた人は「ヒット」と叫び自己申告(ヒットコール)を行います。基本的にヒットした人はセーフティゾーンへ退場しますが、メディック戦のようなゲームのルールによっては、その場にとどまる場合もあります。
なおヒットコールは自己申告という形式上、相手に聞こえるよう大きな声で叫ぶことが大切です。場合によってはトラブルにもつながるリスクがあるため、なるべく大きな声で行いましょう。
サバゲーは、サバゲーフィールドと呼ばれる専用施設で遊べます。フィールドは屋外や建物を利用したインドアフィールドまでいくつか種類があるため、雰囲気や口コミを参考に探してみることをおすすめします。
また、営業時間はフィールドごとに異なります。主に朝から夕方ぐらいまでとなっていますが、照明のあるインドアフィールドなどでは、日没後も営業しているケースがほとんどです。
サバゲーはチームに分かれて大人数で遊ぶため、一人では参加しにくいイメージがあるかもしれません。しかし、実際はその日に集まった人同士でチーム分けをするため、一人でも気軽に参加できます。
なお、フィールドによっては、初心者向けの講習会や定例会など一人でも参加しやすいイベントを開催しています。
他にもチームのイベントでも飛び入り参加を募集しているケースもあるため、まずはどんなイベントがあるのかフィールドへ確認してみてから参加してみましょう。
>>サバゲー初心者が一人で参戦しても大丈夫?ぼっちでも浮かない定例会のすすめ
フィールドによっては18歳未満でもサバゲーで遊べます。その際は保護者の同伴が前提で、誓約書や注意事項を確認のうえでサインが必要です。
なお、18歳未満向けのサバゲーでは、いわゆる10禁と呼ばれる威力が抑えられた10歳以上向けのエアガンを使用します。
ただし、都道府県によっては条例で18歳未満のサバゲーフィールドへの入場が規制されている場合もあります。
エアガンの規制については、自治体ごとによってルールが異なるため、参加を考えているのであれば、事前にフィールドへ確認しておきましょう。
エアガンのジュール規制については下記の記事も参考にしてみてください。
>>エアガンのジュール規制とは?都道府県別のジュール規制も紹介します
ここでは初めてサバゲーをする人向けに最低限必要な装備を紹介します。装備によってはフィールドでレンタルできるものもありますので、それぞれ確認して自前で用意するものとレンタルするものを決めておきましょう。
サバゲーに必要な最低限の装備として主に「ゴーグル」「エアガン」「フェイスガード」があげられます。
・ゴーグル
ゴーグルはBB弾の直撃から目元を守るために必要な装備で、多くのフィールドでもレンタルが可能です。
似た製品として作業用の安全眼鏡があげられますが、こちらはBB弾の直撃によって破損や貫通する恐れがあるため、必ずサバゲー専用のゴーグルを用意しましょう。
なお、製品によってはサングラス(シューティンググラス)タイプもありますが、すき間からBB弾が入り込む危険性があるため、サバゲーで使用する際は必ずゴーグルタイプを選んでください。
・エアガン
BB弾の発射に欠かせないエアガンもサバゲーに必須の装備となります。種類も豊富で金属製でリアルなモデルから、サバゲーに特化したタイプまでさまざまです。
また、ゴーグルと同様にフィールドでもエアガンのレンタルが可能です。もし何を選んで良いか分からない場合は、樹脂製でコンパクトなタイプだと軽くて疲れにくいでしょう。
・フェイスガード
ゴーグルでは覆いきれない顔の部分を守る装備です。ゴーグルと一体型になっているタイプもあり、そちらをフェイスガードと呼ぶ場合もあります。フェイスガードの種類によってはメッシュ状で通気性が確保されており、ゲーム中も息苦しさを感じにくいでしょう。
こちらもレンタルできる場合が多いため、借りたい人は事前に調べておきましょう
ここではより快適にサバゲーを楽しむための装備を紹介します。
・帽子
帽子は弾の直撃だけでなく、直射日光からも身を守るために必要な装備です。迷彩柄が施されたサバゲー専用の帽子もありますが、目立ちにくい色であれば一般的なもので問題ありません。
・グローブ
手元を守るグローブは、フィールドによっては着用がルール化されている装備です。初心者であれば暗めの色の軍手でも問題ないでしょう。
・迷彩服
フィールドの壁や床に溶け込みやすい迷彩服は、相手に発見されずらくなり、ゲームを有利に進めることができます。場所によって柄との相性があることも特徴です。
・アフガンストール
大き目のアフガンストールは首や口元を守る装備として有効です。フィールドによってはフェイスガードの代わりになるかどうか判断が分かれるため、事前に確認しておきましょう。
・スリング
銃を体から吊り下げるスリングは両手が空くため、障害物を乗り越える際やフラッグを持つ際に便利です。
・ニー・エルボーパッド
肘や膝当てで立膝や障害物へ肘をつく際に役立ちます。
・ブーツ
フィールドによっては足元が悪いため、ブーツがあれば安心です。最初は安全靴でも良いでしょう。
・予備マガジン
自前でエアガンを用意する場合は、予備マガジンがあれば、その分多く弾を持つことができます。
・マガジンポーチ
予備のマガジンを入れておくためのポーチです。エアガンによってマガジンの大きさが異なるため、対応したものを選びましょう。
チームごとに分かれて遊ぶサバゲーは、経験や人数に関係なく誰でも気軽に楽しめるため、初心者や一人であっても気軽に参加できます。
また、サバゲーで必要な装備を持っていない場合も、フィールドによってはレンタルができます。
フィールドによっては初心者向けや一人での参加を歓迎しているイベントを行っているため、今回紹介した内容を参考に気になる人はぜひ参考にしてみてください。