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東京マルイ 電動ガンプラス P-90プラスの特徴・他モデルとの違い

FN P90は、ベルギーの銃器メーカー「FN社」が開発したPDW(個人防衛火器)です。現在では、その特徴的な形状や運用性からSMG(サブマシンガン)カテゴリーに分類されています。

東京マルイのP90シリーズは、実銃「FN P90」のフォルムや構造をリアルに再現。

その中でも「P90プラス」は、スタンダード電動ガンにFETを搭載した電動ガンプラスの第一弾として登場しました。

発表と同時に専用のLiPoバッテリー「MS・Li-Po」もリリースされ、P90プラスに搭載することで高いパフォーマンスを発揮します。

さらに従来のスタンダード電動ガンP90と比べて、マズルやストックなどいくつかの部品がアップグレードされ、より質感が向上しています。

この記事ではP90プラスの特徴や実射性能、ほかのP90シリーズとの違いを解説します。

 

 

東京マルイP-90プラスの特徴

引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『P-90プラス -電動ガン スタンダードタイプ』

全長 505mm 
インナーバレル長 247mm
重量 2,200g
装弾数 68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン)
メーカー希望小売価格 36,800円(税別)

※2025年10月現在

東京マルイのP-90プラスには、ほかのモデルにはない独自の特徴がいくつかあります。

  • ・PLUSシステムの搭載
    ・M-SYSTEMと共通する機能性
    ・トリガーレスポンスの向上
    ・スイッチ回路の耐久性アップ
    ・MS LiPoバッテリーに対応
    ・新型のフラッシュハイダーを採用

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

PLUSシステムの搭載

P90プラスに搭載されている「PLUSシステム」は、東京マルイが開発した最新の電子制御システムで、エアガンの性能と安全性の両立を実現しています。

このシステムは内部の異常を自動検知して動作を停止する保護機能を備えており、機器の損傷や事故のリスクを最小限に抑えられます。

また、FET(電界効果トランジスタ)と呼ばれる半導体デバイスを採用。これにより、トリガーの反応速度が向上しました。スイッチの摩耗も防ぐことで、より長期間の使用にも耐えられる耐久性も備えています。

 

M-SYSTEMと共通する機能性

P90プラスに搭載された「PLUSシステム」は、東京マルイの次世代電動ガン「MP5A5」に採用された「Mシステム」と多くの点で共通しています。いずれもエアガンの性能と安全性を大きく高める最新の電子制御システムです。

安全面では両システムともに内部異常を検知して自動停止する機能を搭載。FET(電界効果トランジスタ)の搭載によってトリガーの反応速度も大幅に向上しています。

MシステムとPLUSシステムは共通の機能を持つことで、スタンダード電動でありながら、最新の次世代電動ガンのような安心かつ快適な射撃を楽しめます。

 

トリガーレスポンスの向上

P90プラスは、FETによりトリガーレスポンスと操作性が飛躍的に向上しました。これにより、従来のスタンダードモデルやHCカスタム版と比べて、よりキレのある射撃が行えます。

また、P90ブルパップ構造特有の発射までの遅延も大幅に軽減され、プレイヤーの意図をダイレクトに反映する操作性を実現しています。

特にセミオート射撃においては、その恩恵が顕著です。トリガーの入力に対するレスポンスが速く、タップ撃ち(単発連射)もスムーズです。これにより、無駄弾を抑えつつ、敵に的確に弾を当てる精密な射撃スタイルも展開できます。

また、バーストショット時の立ち上がりも早く、数発でしっかりと制圧できるため、サバイバルゲームにおいて戦術の幅が広がるでしょう。

 

スイッチ回路の耐久性アップ

FETは、電流の流れを効率的に制御する半導体素子であり、スイッチに直接流れる高電流を回避させる働きがあります。

これにより、スイッチ接点のスパーク(焼損)の発生を抑え、スイッチの劣化を防ぎます。従来モデルで頻繁に発生していたスイッチ不良のリスクも大きく軽減されました。

さらに、バッテリーからの電流を効率よく伝えるため、バッテリーの無駄な消耗を抑制し、一回の充電で撃てる数も増えています。

 

MS LiPoバッテリーに対応

P90プラスは、東京マルイが開発したMS LiPoバッテリー(7.4V/1500mAh)に対応しています。

このバッテリーは、2021年5月に発表され、2023年5月より正式に販売が開始されました。寒冷環境下でも安定した出力を維持でき、自然放電が少ない特性を持ちます。

さらに、MS LiPoには過充電・過放電・ショート防止など5つの保護機能を搭載。内部回路が2つのセルを個別に監視し、それぞれの電圧バランスを保つことで、バッテリーの劣化を抑制し、電動ガン本体への負担も軽減します。

>>東京マルイのリポバッテリーを徹底解説!特徴や取り扱いの注意点も紹介

 

新型のフラッシュハイダーを採用

P90プラスには、従来のP90モデルとは異なる新型のフラッシュハイダーが標準装備されています。このハイダーは、アルミ素材を高精度に切削加工して製造されており、非常に軽量で取り回しに優れているのが特徴です。

さらに、今回採用されたハイダーは、実銃にも使用されている実績のあるタイプで、リアルな外観を求めるユーザーにとっても満足度の高いパーツとなっています。

 

東京マルイP-90プラスの性能

東京マルイP90プラスの性能を初速と集弾性に分けて紹介します。

 

東京マルイ P-90プラスの初速

東京マルイ P90プラスの初速は、箱出しの状態で約93m/s前後(0.2g弾使用時)で、次世代電動ガンにも匹敵する水準です。飛距離や命中精度にも優れ、屋外フィールドでも安定して使えます。

また、7.4V 2000mAh 25CのLiPoバッテリーを使用した際のサイクル数は、秒間約18.5発とバランスに優れているのも特徴です。セミオートはもちろんのこと、フルオートでも安定して射撃を続けられます。

 

東京マルイ P-90プラスの集弾性

P90プラスは剛性の高い設計と鋭いトリガーフィーリングにより、良好な集弾性が得られます。

具体的には0.2gまたは0.25gのBB弾を使用した場合、40メートル先のターゲットに安定して命中させられます。特に、0.25g弾は風の影響を受けにくく、着弾のばらつきが少ないため、精度を重視したいのならおすすめです。

もともとP90プラスは、精密射撃を重視したモデルではありませんが、十分な命中精度を持ち、近〜中距離での戦闘において高いパフォーマンスを発揮します。集弾性と操作性のバランスに優れた、実用性の高い1丁といえるでしょう。

 

東京マルイ P-90プラスとその他のモデルとの違い

 

名称 P90 プラス P90 TR P90 PS90 HC
全長 505 mm 504 mm / 670 mm(サイレンサー装着時) 504 mm 667 mm / 550 mm(ショートバレル時)
インナーバレル長 247mm 247mm 247mm 247mm
重量 2,160g(空マガジン、バッテリー含む) 2,160g(空マガジン、バッテリー含む 2,200g(空マガジン、バッテリー含む) 2,160g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数 68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン)
68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン)
68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン)
68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン)
メーカー希望小売価格 36,800円(税別) 29,800円(税別) 29,800円(税別) 37,800円(税別)
発射サイクル 秒間18発前後 秒間15発前後 秒間15発前後 秒間25発前後
特徴 ・リポバッテリー対応
・FET搭載
・3面レイル搭載 ・ドットサイト標準装備 ・ロングアウターバレル
・ハイサイクル

※2025年10月現在

ここではP90プラスとそのほかのモデルの違いについて紹介します。

 

東京マルイ P-90プラスとP90・P90TR・P90HCの違い

東京マルイ「P90プラス」は、従来の「P90 TR」の外観を踏襲しつつ、FETやMCU(マイコンユニット)を搭載した内部強化モデルです。トリガーレスポンスや通電効率が向上し、Li-Poバッテリーにも対応。高初速・高サイクルの両立を実現しています。

一方、ノーマルの「P90」は、ドットサイトが標準装備された実戦向けモデルで、手にしたその日からすぐに使用可能です。「P90 TR」は3面レイルを備えており、拡張性の高いモデルです。

さらに「P90 HC(ハイサイクル)」は、秒間25発という高速連射が特徴で、インドア戦や近距離戦で威力を発揮します。

各モデル外観は似ていても、内部構造や運用コンセプトが大きく異なります。それぞれの違いについては下記の記事でも詳しく紹介しているため、参考にしてみてください。

東京マルイ スタンダード電動ガン P90 TRの特徴・他モデルとの違い

 

東京マルイ P-90プラスとP-90プラス バージョン・レンの違い

P-90プラス バージョン・レン

引用:P-90プラス バージョン・レン【電動ガンプラス】 – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト

東京マルイの「P90プラス」と「P90プラス バージョン・レン+」は、内部構造は共通で、どちらもFETとMCUを搭載しています。

両モデルの違いは主に外観と仕様にあります。P90プラスは、ブラックを基調としたシンプルかつ実用的なデザインが特徴のスタンダードモデルです。

一方、バージョン・レン+は、アニメ『ガンゲイル・オンライン』に登場するキャラクター「レン」の使用銃を再現した鮮やかなピンクカラーを採用しています。

さらに、バージョン・レン+には専用カラーのマガジンやオリジナル特典アイテムが付属しており、コレクション性やファン向け要素が強い限定モデルとしての魅力を持っています。

 

東京マルイ P-90プラスの口コミ・レビュー

ここでは実際のP-90プラスの口コミ・レビューを紹介します。

 

トリガーレスポンスが段違い

東京マルイの「P90プラス」は、従来モデルよりもトリガーレスポンスが向上しているという声がありました。高速連射こそ次世代MP5のようにはいかないものの、それでも十分な性能を感じるようです。また、価格が約35,000円という点も、性能とのバランスを考えれば良心的だと言えるでしょう。

 

トリガーの反応が良い

P90プラスはセミロックが発生しにくいという意見もありました。過去に頻繁にセミロック解除が必要だったユーザーにとっては、大きな改善ポイントといえるでしょう。実際のゲームでも安心してセミオートを多用できる設計になっています。

 

遊びやすく片手でも構えられる

P90プラスを使ってサバゲーデビューを果たしたユーザーからは、「銃口が身体に近く、非常に取り回しがしやすい」と好評でした。片手でも構えられる軽快さは、初心者でも扱いやすく、しっかりと活躍できたという声も。初戦で好印象を残せた様子からも、このモデルの実力がうかがえます。

 

長距離でも余裕で戦える

サバゲーで一日中動き回ったユーザーからは、「久々に全力で動いてカロリーを消費した」との声もありました。使用した東京マルイのP90プラスは、軽量で扱いやすいだけでなく、中〜長距離の射撃性能にも優れており、予想以上に戦える銃として高評価を得ています。

 

東京マルイ P-90プラスの買取はガンコレクトにお任せ

東京マルイのP90プラスは、それまでのスタンダード電動と比べてレスポンスや耐久性が大きく向上した新しいモデルです。

もともと人気のあるP90シリーズの最新策ということもあり、発売前から大きな話題を呼びました。

ガンコレクトではP90プラスを積極的に買取中です。サバゲーの引退などで装備品や関連アイテムを一括で処分したいときもまとめて買取いたします。

1点からでも利用可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

東京マルイ
P-90プラスの参考買取価格
¥18,000

※2025年10月現在