PageTopへ

東京マルイ スタンダード電動ガンMP5 R.A.S.を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説

引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『MP5 R.A.S. – 電動ガン スタンダードタイプ』

 

東京マルイは1992年に初期のMP5A5をリリースして以来、多くのMP5のバリエーションモデルをリリースしてきました。

 

その最新型が次世代MP5A5とSD6なのですが、この次世代MP5が出るまでに、HCカスタムや、オリジナルデザインのMP5もリリースしています。

 

今回はそんなバリエーションが豊富なMP5シリーズの中から、CQB向けの特化したモデルであるMP5RASを、実際にサバゲーで使用した体験を元にご紹介します。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.とは?

全長 502mm /703 mm(ストック伸長時)
インナーバレル長 230mm
重量 2,600g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数 50発 (ノーマルマガジン)

220発 (多弾マガジン)

メーカー希望小売価格 38,800円(税別)

 

東京マルイのMP5RASは実銃の存在しないオリジナルモデルです。

 

東京マルイのオリジナルモデルの代表例として、G3SASやハイキャパ5.1、VSR10シリーズがあげられますが、これらは実銃の再現以上にゲームでの使い勝手を考慮された人気のモデルです。

 

MP5 R.A.S.は、本来存在しないMP5用のRASハンドガードを装備した、カスタム性に富んだオリジナルのMP5です。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の特徴

東京マルイのMP5RASの特徴で挙げられるのは、RASレールハンドガードにドットサイト標準搭載という魅力的な装備です。

 

その他にもCQB向けということで、パーティカルフォアグリップや、折りたたみ式のフォールディングストックも採用されています。

 

(特徴①レール・アダプター・システム(R.A.S.)を搭載)

東京マルイのMP5R.A.Sは、銃器に各種アクセサリーを取り付けるためのプラットフォームであるR.A.S(レール・アダプター・システム)を装備しています。

 

レールは今でも人気のピカティニーレールが採用されており、このR.A.Sシステムのレールハンドガードにより、様々なアクセサリーを任意の場所に装着でき、ノーマルのMP5よりもカスタマイズ性が大幅に向上しました。

 

一般的にR.A.Sと言えばM4/AR15系のハンドガードのように4面レールをイメージするかもしれませんが、MP5のR.A.Sは両面と下面の3面レールとなっています。

 

また、このMP5R.A.Sのハンドガード内部にはミニバッテリーが収納できるスペースが設けられています。

 

M4/AR15系のR.A.Sはバレル基部でしっかりと固定されるフルフローティングバレルタイプですが、MP5R.A.Sは前方上部をハンドガードピンでコッキングレシーバーに固定するタイプで、完全なフルフローティングバレルとは異なる構造です。

 

これらの特徴により、MP5R.A.Sはユーザーにとって高いカスタマイズ性と実用性を提供しています。

 

(特徴②ドットサイト「プロサイトII」とバーチカル・フォアグリップが標準装備)

東京マルイのMP5RASは、ドットサイトとパーティカルフォアグリップが標準装備として同梱されています。

 

初期のモデルにはプロサイトⅡが搭載されていましたが、その後プロサイトⅢへと移行し、現在ではニュープロサイトが標準装備となっています。

 

プロサイトⅡとニュープロサイトの主な違いは、光量調整機能が2段階か3段階かという点で、現在のニュープロサイトは3段階の調整が可能です。

 

また、ドットサイトを搭載するために必要なマウントベースも、通常はオプションパーツ扱いですが、MP5RASでは標準装備として同梱されています。

 

このドットサイトが標準装備となっているため、スタンダードのMP5よりも照準のしやすさが大幅に向上しています。

 

さらに、付属品としてkightマークが施されたパーティカルフォアグリップも同梱されています。

 

ハンドガード下に突き出たこのフォアグリップの見た目は好みが分かれるところですが、フォアグリップがあることで取り回し感は確かに向上します。

 

これらの特徴により、MP5RASはユーザーにとって高い機能性とカスタマイズ性を提供しています。

 

(特徴③フォールディングストックを標準装備)

東京マルイのMP5RASは、折りたたみ式のフィールディングストックを装備しており、このストックはMP5PDWと同じタイプです。

 

全長732㎜のMP5RASですが、ストックを折りたたむことで全長を502㎜まで短縮することが可能です。

 

しかし、スライドストックや樹脂製の固定ストック付きモデルと比較すると、本体重量が重たく感じられます。

 

ストックを折りたたむ際には、ストックを上に持ち上げてロックを外す必要があり、この操作は照準線から眼を離す必要があります。

 

後から作られたMP5Jと比較すると、MP5Jは「クイック・リリース機構」付きのリトラクタブルストックを採用しており、ストックの展開はワンアクションの片手操作で可能です。

 

ノーマルマガジンを使用している場合は、ストックを完全に折りたたむことができますが、200連多弾数マガジンなどを装備すると、折りたたんだストックがマガジンに当たり、完全には折りたたむことができないため、使用時は注意しましょう。

 

(特徴④モナカ構造のレシーバー部)

東京マルイのスタンダード電動ガンのMP5シリーズは、モナカ構造のレシーバーによる耐久性の低さが一番のウィークポイントとされています。

 

特に、マガジンハウジングの前面が開きやすいという問題が指摘されており、これはマガジンチェンジを頻繁に行うユーザーほど遭遇する問題となっています。

 

この問題に対する対処は、ユーザーから1992年のMP5の第一号機がリリースされた頃から望まれていましたが、解消されたのは2021年の次世代電動ガンMP5になってからでした。

 

筆者自身もMP5RASユーザーとしてこの問題を実感してきました。

 

モナカ構造のレシーバーがもたらす最大の弊害は、マガジンハウジングが開くことで給弾不良が起きやすくなることです。

 

さらに、内部ユニット(メカボックス)を取り出すためには、完全に分解しなければメカボックスにアクセスできません。

 

また、このモナカ構造のレシーバーは、分解を繰り返すことでレシーバー各部の結合が甘くなってきます。

 

そのため、MP5RASを購入を考えている方々には、これらの点を考慮し、大切に扱うことをおすすめします。

 

(特徴⑤内部ユニットはVer2搭載)

MP5RASには東京マルイの電動ガンメカボックスのマスターピースとも言える存在の「Ver2メカボックス」が搭載されています。

 

このVer2メカボックスは、電動ガン第一号のFAMASで採用されたVer1メカボックスのメンテ性を大幅に向上させたものです。

 

このVer2メカボックスを使用している電動ガンはM16ライフル&M4カービン系、G3バトルライフル系、MP5サブマシンガン系といった初期の東京マルイを支えた屋台骨と言ってもいいモデルばかりです。

 

それだけ信頼性と汎用性の高い内部ユニットと言えるでしょう。

 

また、これだけ多くのモデルに使用されているメカボックスですから、カスタム向けの社外製内部パーツも数多く販売されています。

 

このMP5シリーズに使用されているVer2と、AK系に使用されているVer3メカボックスの分解・調整をマスターしておけば、ほとんどの電動ガンのメンテや内部カスタムに対応できます。

 

MP5RASはメカボックスのメンテや内部カスタムの入門用としても人気です。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の実射性能

東京マルイのMP5R.A.Sの実射性能を、初速、サイクル数、集弾性の面からお伝えします。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の初速

東京マルイのスタンダード電動ガンMP5R.A.Sの初速は82m/s前後です。

 

発射サイクルはミニSニッケル水素バッテリー7.4v1300mAの使用で秒間16発前後で、スタンダード電動としても一般的な数値となっています。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の集弾性

MP5R.A.Sの集弾性について過去に所有していた時の体験を元にお伝えします。

 

MP5R.A.Sは他のMP5シリーズと同様の集弾性を有しています。

 

具体的な例を挙げると、30mまでならヘッドショットは余裕、40m先でもマンターゲットのボディーなら必中の集弾性をみせてくれます。

 

ただ、このMP5R.A.Sはホップレバーが適正位置に固定できないため、発射を繰り返すうちに通過するBB弾によってホップ突起が持ち上げられます。

 

その結果として適正ホップよりも弱ホップになり、射撃の途中で着弾点が下がるので注意が必要です。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の性能を動画で確認

MP5R.A.Sの実射スペックを動画で見る限り、これまでのスタンダード電動ガンMP5シリーズと同じ性能であることが分かります。

 

MP5R.A.Sにはフォールディングストックが装備されていますが、このフォールディングストックよりも、これまでのリトラクタブルストックの方が操作性は高い気がします。

 

その他のレバーの操作性は他のMP5シリーズと変わりなく、一度でもMP5を操作した人なら、違和感なくMP5R.A.Sを操作できるでしょう。

 

唯一の違いは、標準装備されたドットサイトであり、このドットサイトのおかげで初心者でもターゲットを簡単に捕らえられます。

 

 

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の口コミ・レビュー

東京マルイのMP5R.A.Sについて、過去の所持経験をもとにレビューします。

 

R.A.Sハンドガードはアルミ製で重く、フロントヘビー感があります。

 

特に、フォールディングストックを折りたたむとその感じが増します。

 

標準装備のパーティカルフォアグリップは太く、小さな手の人には握りにくいかもしれません。

 

また、ストックの長さは調整できず、構えにくいと感じる人もいます。

 

ホップ調整は小さなレバーで行い、適正位置を見つけるには慣れが必要かもしれません。

 

スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の買取はガンコレクトへ

スタンダード電動ガンMP5は30年以上の進化を経て、最終的には秒間25発の連射力を持つHCカスタムになりました。

 

しかし、3バーストとオートストップ機能は次世代電動ガン化で初めて実装されました。

 

これからMP5をお買い求めの方には次世代電動ガン版MP5+カスタムハンドガードがおすすめです。

 

MP5R.A.Sを売却して次世代版MP5の購入資金にとお考えの人は、「ガンコレクト」での高額査定をご利用ください。

 

東京マルイ スタンダード電動ガン MP5 R.A.S.の参考買取価格 ¥8,000円