G&G ARMAMENT は台湾のエアガンメーカーです。
G&G ARMAMENT の特徴は独自の電子トリガーETU、電子制御システムを取り入れたメカボックスのレスポンス、トリガーの切れの良さです。
そして製品展開も従来のミリタリー的シチュエーションの再現をメインとした日本のエアガンメーカーのビジネスモデルのコピーに留まらず、
サバゲーツールとして使えるようにリアルさよりも機動性を重視しているモデルを並列で展開しているところです。
その代表例がARP9です。
この電子トリガーETU、電子制御システムを取り入れAR9㎜サブマシンガンをモチーフに開発された電動ガンは、
UABプレーヤーを中心に人気が盛り上がりG&G ARMAMENT の日本の立ち位置を確立しました。
そればかりではなく初心者でも購入しやすいリーズナブルなスポーツラインと呼ばれる製品から、上級者向けのハイスペックな製品まで幅広く取り揃えています。
今回はこのG&G ARMAMENTの製品からエアガン買取宅配サイト「ガンコレクト」に持ち込まれたモデルのご紹介をお届けします。
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G&G ARMAMENT は最新鋭の電動ガンを開発し続ける世界最大級のメーカーです。
そのモデル数は東京マルイを上回っており、モデルアップのジャンルも古今東西に及んでいます。
その膨大なモデルの中から、今回はエアガン買取宅配サイト「ガンコレクト」で扱った8機種のモデルの概要や買取価格をご紹介します。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
F2000 Tactical | 電動ガン | ¥15,000 |
M14 ウッドストック ETU仕様 | 電動ガン | ¥20,000 |
ARP9 ブラック | 電動ガン | ¥12,000 |
64式小銃 Type64BR | 電動ガン | ¥35,000 |
GC16 PREDETOR | 電動ガン | ¥10,000 |
EGM A4 | 電動ガン | ¥5,000 |
KNIGHT’S SR15 E3 MOD2 カービン | 電動ガン | ¥10,000 |
CM18 MOD1(タンカラー) | 電動ガン | ¥5,000 |
G&G ARMAMENT のF2000には2つのバージョンがあります。
第一のモデルは2010年に発売されたヨーロッパ限定の「F2000」であり、
このバージョンのF2000はスイッチ及びカットオフレバーに持病を抱えており、セミオートが撃てない現象が多発していていました。
そのせいなのかは不明ですが、G&GのHPからは早い段階で商品ページが削除されました。
そんなG&G製「F2000」ですが、2018年の春に再びG&Gのラインナップに復活します。
それが今回ご紹介する「F2000 Tactical」です。
このモデルの復活に当たってG&G ARMAMENTでは駆動ユニットにリファインを施しています。
メカボックス内には11.1Vバッテリーにも対応した強化ギア、軸受けに8mmベアリング、MOSFET、電子トリガーのETUを標準装備とし、
外観の特徴としては、ベルギーのFN HERSTAL社の正式ライセンスを取得により刻印がリアルに再現されています。
G&G ARMAMENT のM14 ウッドストック ETU仕様は、
アメリカ軍がベトナム戦争の初期で制式採用していたU.S.M14ライフルをモチーフに電動ガンとしてモデルアップした電動ガンです。
M14 ウッドストック ETU仕様はG&G ARMAMENT製品の中でも最高級ランクに位置しており、外観と内部ユニットには最高の仕上げになっています。
外装はメタル製で剛性が高く重量感ある質感の良い仕上がりであり、ストックもウォールナット材で、綺麗な深みのある、高級感あるストックになっています。
ちなみに ウォールナット(胡桃の木)はチーク・マホガニーと並び世界三大銘木に数えられる高級木材で、
日本のエアガンメーカーではコスト的な問題でほとんど使われていません。
こういった高級木材を惜しみなく使えるのが海外製エアガンメーカーの強みであり、日本のエアガンメーカーが敵わないところでもあります。
G&G ARMAMENT のARP9はCM16シリーズというエントリークラスに属する電動ガンです。
このARP9はG&G ARMAMENT が日本でブレークするキッカケになったモデルです。
そのモチーフはコルト社がM16小銃(AR-15)を元に設計したSMGであるコルト9mmSMGを電動ガンとしてモデルアップした製品です。
ARP9の特徴は高い操作性とキレの良いトリガーレスポンスにあります。
それを実現したのが
・ETU&フルオート3連バースト
・電子トリガーMOSFET搭載で連射性能が向上
・3連バーストとフルオートの切り替えが可能
・溝付きセーフティレバーで操作性も向上
という仕様であり、セミオートモードでトリガーを10秒引き続けるとフルオートが3連バーストに切り替わる機能を搭載しています。
この操作性とトリガーレスポンスの良さに飛びついたのが「UAB勢」と呼ばれる人たちです。
機動性と火力の高さが両立したARP9はミリタリー要素を重視する従来のサバゲーよりも、
リアルさよりも機動性を重視しているスポーツ性の高い道具としての電動ガンを求める「UAB勢」の需要にマッチして、日本のG&G ARMAMENTファンの獲得に成功しました。
64式小銃 Type64BR
G&G ARMAMENT のType 64 BRは、戦後初の国産小銃として1964年に自衛隊に制式採用された64式小銃をモチーフにモデルアップした電動ガンです。
余談ですが、本来なら日本のエアガンメーカーが率先してモデルアップすべき国産ライフルの64式小銃を、
台湾のエアガンメーカーが電動ガンにモデルアップするあたりに、台湾のエアガン業界の勢いが感じられますね。
さてこのG&G ARMAMENT のType 64 BRはM14と同じハイエンドユーザー向けジャンルに属しています。
このType 64 BRの内部ユニットの目玉がリモコンによって各種作動がコントロールできることです。
セミ、フル、バーストモード(3発、5発)、トリガーストローク(3段階)、AUGモード(トリガーを浅く引くとセミ、一気に深く引くとフル)、ギア比(13:1、16:1、19:1)が設定でき、
さらにマガジンが挿入されていないと作動しない「マガジンセフティ」、全弾撃ち尽くすと止まるオートストップを搭載しています。
外装の特徴を述べれば主要パーツはメタル製で重量は約4kg。ほぼリアルウェイトです。
赤味がかかったリアルウッドのグリップ、ストックとのコントラストがこれまた美しく仕上げられています。
価格的には高価な電動ガンですが、コストパフォーマンス的に見れば十分に価格以上の電動ガンだと言えるでしょう。
G&G ARMAMENT のGC16 プレデターはアルミ素材フレームを採用したミドルエンドユーザー向けの電動ガンです。
一見、URG-I 11.5のコピーのようにも見えますが、レール、フレーム、ストック、マガジンとほぼすべてG&Gオリジナルデザインのパーツにより構成された架空のガンです。
内部ユニットの特徴では電子トリガーユニット+MOSFET搭載によるキレの良いトリガーレスポンスと、セミ/フルにプラスして3連バーストモードも搭載されています。
画像のこのモデルではKey-MODレイルシステムになっていますが、現在はM-LOKレイルシステムへ変更されています。
G&G ARMAMENT のEGM A4はG&G ARMMENT版MP5です。
このEGM A4は発射に連動してエジェクションポート内のダミーボルトが動くエアー式ブローバックを搭載しています。
フレームは樹脂製の1ピース構造で軽さと剛性の高さを両立させています。
EGM A4は電子トリガー未搭載モデルと搭載モデルの2種類が選べましたが、
現在ではTGMとモデル名を変えてETU(電子トリガーユニット)搭載モデルオンリーになっています。
G&G ARMAMENT のKNIGHT’S SR15 E3 MOD2 カービンは、
モデル名からも分かるようにナイツアーマメントとの正式契約により再現されたオフィシャルライセンスドモデルです。
外装的な特徴は14.5インチバレル、ミッドレングスのURX4 M-LOKハンドガードを搭載しており、
実銃の特徴であるアンビコントロールレバーはすべてライブで機能するように再現しています。
またレシーバーには実銃同様の刻印が再現されています。
内部ユニットの特徴はG2ギアボックスに尽きます。
G2ギアボックスの機能は銃の状態を管理するマネジメント面と、実射時のコントロール面に分かれます。
まず実射面の機能ではETU・電子トリガーとしてレスポンスが向上し、バースト等も3発バーストと5発バーストが設定できます。
さらに電子制御で撃発は、単発もバースト、フルオートも電動サイクルが一巡するようになっており、
撃ち終わり時にピストンが後退位置に停止するプリコック機能が搭載されています。
電動ガンのマネージメント面ではボルトストップやバッテリー残量警告音発生装置、マガジンが無い時の作動停止装置等の新機軸が搭載されています。
G&G ARMAMENT のCM18 MOD1(タンカラー)はいわゆる「スポーツライン」と呼ばれるエントリーモデルクラスの電動ガンです。
軽量の樹脂製フレーム、電子トリガー未搭載ながらリーズナブルな価格設定であることから、サバゲー初心者の入門機としてもおすすめです。
今回ご紹介したG&G ARMAMENTは常に電動ガンの進化を目指しているエアガンメーカーです。
東京マルイが近年になってやっと搭載し始めた電子トリガーについても、G&G ARMAMENTでは10ほど前から実装させています。
その電子トリガーを搭載したギアボックスもG2ギアボックスから最新のG3ギアボックスへの進化させています。
耐久性に関しても初速規制の緩い海外に輸出する兼ね合いで、日本製の電動ガンよりもかなりハード仕様になっています。
その一例が8㎜ベアリングの軸受けです。
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