トイガン、エアガン、モデルガンという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。これらは実銃を模した玩具の総称や種類を指す言葉ですが、その違いを正確に理解している人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、トイガン、エアガン、モデルガンの定義とそれぞれの違いについて詳しく解説します。各種類の特徴や楽しみ方についても触れていきますので、トイガンに興味がある方は参考にしてみてください。
そもそもトイガンとは何か知りたい方は下記の記事も併せて確認してみてください。
トイガンの買取はガンコレクトへお任せを! 専門のスタッフが1点ずつていねいに査定・買取いたします。 詳細な買取価格を知りたい方は以下のボタンからお問い合わせいただけます。
ガンコレクトの宅配買取について詳しく確認する
トイガンとは、エアガンやモデルガンを含む包括的な言葉で、そのうち「エアガン」や「モデルガン」は「トイガン」の一種として分類されることが一般的です。
主な違いとして、エアガンは主にBB弾の発射機構を持ったトイガン、モデルガンは発射機構を持たず外見やギミックを楽しむことを主眼に置かれたトイガンとなります。
ここでは、トイガンとエアガン・モデルガンの違い、そしてエアガンとモデルガンの違いをそれぞれ詳しく紹介していきます。
先述の通り、エアガンはトイガンの一種で、主にBB弾を発射できるモデルを指します。BB弾の発射は空気の圧縮や気化したガスを用いて行われます。そのため、エアガンはパワーソースによっていくつかの種類に分かれています。
具体的には以下の種類があります。
エアガンの種類によってリアルな動作や飛距離、連射性などが異なります。例えば、電動ガンは連射性が高く安定した初速を誇るため、サバイバルゲームでの使用者が多いです。一方でガスガンはリアルな動作を楽しめることから、コレクターからも人気があります。
エアガンの種類については、別の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はこちらも合わせてご確認ください。
モデルガンもトイガンの一種ですが、こちらはBB弾の発射機構は持たず、主に外観やギミックを楽しむことを目的としています。モデルによっては発火機能を搭載しており、火薬キャップを用いることで実銃のような迫力のある音や動作を楽しむことができます。
また、樹脂製だけでなく金属製のモデルガンも多くラインナップされており、本物のような質感や重量を楽しめることも特徴です。
ただし、金属製のモデルガンは規制が厳しく、銃口がふさがれていることや本体の色が黄色または金色でなくてはならないといった制約があります。
金属製モデルガンの規制については、下記の記事でも詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
昔の金属製モデルガンは違法?合法品との見分け方についても解説
エアガンとモデルガンの主な違いは、BB弾が発射できるかどうかという点です。BB弾が発射できるものがエアガンで、発射できないものがモデルガンとなっています。
もともと古いエアガンは、モデルガンと比べてリアル志向ではなくデフォルメされた設計も多かったのですが、最近のエアガンはモデルガンと遜色のないぐらいリアルなモデルが多くなりました。
例えば、東京マルイ製のM9A1は、コッキングやデコッキング、ブローバックといった実銃のようなアクションが手軽に楽しめます。また、空射ち用のストッパーを使えばBB弾を発射しなくても発射動作が楽しめるため、モデルガンの代わりにガスブローバックガンで遊ぶ人も多くいます。
一方で、火薬を使った動作や薬莢を模したリアルなカートの装填は、モデルガンならではの魅力と言えるでしょう。
トイガンは実銃を模した玩具の総称であり、エアガンとモデルガンはトイガンの一種となります。
エアガンはBB弾を発射する機能を持ち、電動ガンやガスガン、エアコッキングガンといった種類に分けられます。一方、モデルガンはBB弾を発射する機能はありませんが、リアルな外観やギミックが特徴です。
トイガンを選ぶ際は、今回紹介した内容を参考に自分の目的や興味に合わせて選びましょう。もちろん法規制やマナーを守ったうえで安全に楽しんでみてください。