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昔の金属製モデルガンは違法?合法品との見分け方についても解説

金属製のモデルガンは本物のような質感が楽しめることからコレクターを中心に人気があります。しかし、古いモデルガンは現在の法律だと違法になる可能性があります。

 

罰則を受けないためにも事前にどんな金属製モデルガンが違法なのか確認しておきましょう。

 

この記事ではどんな金属製モデルガンが違法なのかと違法の金属製モデルガンの見分け方を紹介します。

 

違法になる金属製モデルガンとは

金属製モデルガンは法律によっていくつかルールが定められています。たとえば、規定された色以外のモデルガンや銃口ふさがっていないモデルガンは、所持しているだけで法律違反です。

 

これらのルールは「改正銃刀法」によって定められています。自身が所持をする金属製モデルガンが法律に適合しているか確認するためにも、どのような規制があるのか見ていきましょう。

 

46年(1971年)規制

46年規制は昭和46年の銃刀法改正によって行われたモデルガンの外観に関する規制です。この時代はリアルなモデルガンの登場によって、威嚇目的でモデルガンが悪用されるケースが相次いだため、実物の拳銃とモデルガンの区別をつけるためにこのような規制が行われました。

 

主な規制内容として、金属製モデルガンの色が黄色か白色でなければ所持が認められなくなりました。また、銃口が空いているモデルガンは違法となり、原則的にふさがなければなりません。

 

規制対象は主に拳銃タイプのモデルガンとなっており、サブマシンガンやアサルトライフルは規制の対象外です。この基準をクリアしたモデルガンは、「sm」「sm2」「smⅡ」マークが付けられるようになりました。

引用:e-GOV法令検索|銃砲刀剣類所持等取締法

 

52年(1977年)規制

52年規制は46年規制の後に実施された規制です。この規制は主に金属製のモデルガンが改造できないように定められました。

違法となる金属製モデルガンは、施行規則 第103条によって定められ、主に以下のように制限されています。

 

  • ・金属製モデルガンに使用できる素材はブリネル硬さ91以下の金属
  • ・銃身とフレームは一体で鋳造し、分解できない構造にする
  • ・銃身とされる基部にはインサートを鋳込む 
  • ・リボルバーのシリンダーにはインサートを鋳込み、切れ込みも入れる

引用:銃砲刀剣類所持等取締法施行規則 | e-Gov法令検索

 

これらの規制対象は拳銃だけでなく長物の金属製モデルガンも含まれます。また、規制の対象となったモデルガンは模擬銃器として扱われ、販売目的で所持することも禁止されています。この規制を受けて46年規制と52年規制に適合した金属製モデルガンは、SMGマークが施されるようになりました。

引用:e-GOV法令検索|銃砲刀剣類所持等取締法

 

違法のモデルガンの見分け方

先述した規制が守られていない金属製のモデルガンは違法である可能性があります。違法のモデルガンは見た目に特徴があるため、ポイントを押えれば見分けることも可能です。ここでは違法モデルガンの見分け方を紹介します。

 

SMGマークやSTGAマークが付いていない

SMGマークとは、規制をクリアした金属製モデルガンに施されるされるマークのことです。一方、STGAマークはマルシン工業製の金属製モデルガンに付いているマークでこちらも合法品であることを示しています。 

 

これらのマークはモデルガンの本体や外箱に表示されており、このマークがついていないモデルガンは違法の可能性が高いでしょう。また、「sm」「sm2」「smⅡ」と記載された金属製モデルガンも現在の基準を満たしていないため違法のモデルガンとなります。

 

銃口が金属でふさがれていない

金属製のモデルガンは金属で銃口を完全にふさぐ必要があるため、銃口が貫通しているモデルガンは法律違反のモデルガンであることが考えられます。ただし、樹脂製のモデルガンであれば、銃口が完全にふさがれていなくても違法にはなりません。

 

本体の色が黄色(金色)または白色ではない

金属製のモデルガンの色は黄色(金色)か白色に定められているため、それ以外の色をした金属製のモデルガンは違法となります。ここでポイントなのが、金色は黄色として扱われるものの、銀色は白として扱われないことです。

 

また、金色のモデルガンであっても、薄い金色は銀色に見なされる場合があります。万が一モデルガンの色が黄色または白色でない場合は、塗装しなおすことで合法品として所持することが可能です。

 

シリンダーにインサートや切れ目がない

リボルバータイプの金属製のモデルガンは、実弾が装填できないようシリンダーにインサートを入れる必要があります。また、シリンダーの穴がつながっていない場合も実弾が発射できる恐れがあるとして、同様に違法のモデルガンとして扱われます。

 

リボルバータイプの金属製モデルガンを所持しているなら、シリンダーが合法品かどうかも注目してみてください。

 

違法の金属モデルガンを所持しているとどうなる?

違法のモデルガンは所持するだけで銃刀法違反になり罰則が科されます。

 

罰則の内容は所持していた違法のモデルガンによって異なり、違法のモデルガンが「模造けん銃」とみなされる場合は、20万円以下の罰金が科せられます。一方「模擬銃器」の場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金の対象です。

 

なお、違法のモデルガンが模造けん銃と模擬銃器の両方に該当していた場合は、罪の重い模擬銃器の罰則が適用されます。

 

違法の金属モデルガンの処分にお困りなら

違法の金属製モデルガンは所持し続けると罰則の対象となるため、見つけた場合は速やかに最寄りの警察署に相談しましょう。

 

ただし、遺族のモデルガンなどどんなモデルガンが違法になるのかわからないケースもあるかもしれません。その場合はガンコレクトに問い合わせることも方法です。

 

ガンコレクトでは専門のスタッフが正確に査定するため合法品であれば買取可能です。金属製モデルガンの処分に迷っているならぜひガンコレクトへご相談ください。