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東京マルイ 次世代電動ガンMP5A5を徹底紹介!気になる特徴や性能、口コミについても解説

2021年8月18日、東京マルイが実に30年ぶりにMP5A5をブラッシュアップし「次世代電動ガンMP5A5」として発売しました。

 

「今さらMP5?」と感じるユーザーも多いでしょうが、東京マルイにとってMP5はM4A1と共に東京マルイの屋台骨を支えてきたマストアイテムなのです。

 

さらに軽量コンパクトなMP5はサバゲーでも使いやすい人気モデルでもあります。

 

今回の次世代電動ガンMP5A5は「次世代」の名は冠しているものの、その中身は次世代どころか「新世代」と言っていいほどの内容です。

 

今回はこの次世代電動ガンMP5A5の性能や特徴をお届けします。

 

次世代電動ガン MP5A5とは?

引用元:『MP5 A5ー次世代電動ガン』東京マルイ エアソフトガン情報サイト

 

全長  500mm /600mm(ストック伸長時)
インナーバレル長 229mm
重量 3,100g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数 72発 (ノーマルマガジン)

200発 (多弾マガジン)

メーカー希望小売価格 59,800円(税別)

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5は東京マルイで初めて電子制御化された電動サブマシンガンです。

 

実銃のMP5はドイツのH&K社によって1966年に開発されたSMG(サブマシンガン)です。

 

MP5の最大の特徴はローラーロッキングシステムによるクローズドファイアーメカニズムに、ポリゴナルライフリングといったSMGとしてはオーバースペックとも呼べるシステムを実装させたことです。

 

それにより、当時は一般的であったオープンボルトファイアーのSMGよりも命中力が高く、100m以内ならライフルにも匹敵する精度を持つ唯一のSMGでした。

 

この高スペックが高く評価されて、現在でも世界中の警察機関に採用されています。

 

次世代電動ガン MP5A5の特徴

今回ご紹介する次世代電動ガンMP5A5はこれまでの電動ガンでは比べ物にならないほどの進化を遂げています。

 

この次世代MP5の最大のポイントは「Mシステム」と名付けられた電子制御化によるものです。

 

この電子制御化によってMP5がどう生まれ変わったかをご案内します。

 

特徴①電子制御化された次世代MP5

次世代電動ガンMP5A5は各ギアの動きとタイミングを磁気センサーで、トリガースイッチの通電を従来のアナログスイッチからFET制御にし、内部接点の負担を低減しています。

 

それとともに、基盤による電子回路でモーターを制御する電子トリガーも搭載しています。

 

これらの動きをコントロールするのがメカボックス内の7カ所に置かれた磁気センサーと、それを制御するマイコンです。

 

このシステムを東京マルイでは「Mシステム(マグネティカル・ファイヤーコントロールシステム)」と名付けているのです。

 

次世代電動ガンMP5A5のMシステムは、FETの異常、各ギアの動作異常、バッテリーの電圧異常を監視しており、何かの不具合が生じた場合には作動を停止するようになっています。

 

特徴②3バースト実装の次世代MP5

次世代電動ガンMP5A5にはセミ/フルの他に3バースト(3連射モード)が実装されています。

 

これもMシステムのFCU(ファイアーコントロールシステム)によるものです。

 

Mシステムには「ブレーキ機能」というモードがありますが、これはモーターへの通電時間を制御した上でブレーキをかける機能です。

 

それと同時にブレーキ機能はセクターギアの回転をセンサーで検知し、毎回セクターギアが同じ場所で停止できるようになりました。

 

これによりトリガーを引きっぱなしでも3連射しかできない3バーストの実装が可能になったのです。

 

次世代電動ガンMP5A5の3バーストの優秀なところは、3バースト中にトリガーを途中で放せば3バーストは途中キャンセルされて、次のバーストでは必ず3連射する点と、残弾が1発の場合でも確実にオートストップが作動するところです。

 

特徴③オートストップとHKスラップが可能になった次世代MP5

先ほどの説明の最後に「オートストップ」が出てきたので、ここで次世代電動ガンMP5A5の「オートストップ」と、「HKスラップ」と呼ばれる再起動のためのギミックについてご説明しましょう。

 

東京マルイの次世代MP5には、ユーザーが長い間待ち焦がれたオートストップがやっと搭載されました。

 

それも従来の次世代電動ガンのようなメカニカルな方法ではなくMシステムによる電子制御によるオートストップです。

 

またMP5の再起動には「HKスラップ」と呼ばれるボルトリリース機構が搭載されました。

 

これにより全弾発射後の自動停止からのマガジンチェンジ、ボルトレバーを引いてのリロード操作という実銃と同じ一連のアクションを楽しめるようになったのです。

 

特徴④SMGクラスで初のシュート&リコイル搭載の次世代MP5

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5はSMGクラスの電動ガンに初めてシュート&リコイルを搭載しました。

 

これまでの東京マルイのシュート&リコイルは、リコイルユニットを配置するスペースの関係で、どうしてもアサルトライフルクラスの大きさでないと搭載できなかったのです。

 

そのためにユーザーからの要望が高かったMP5の次世代化が長い間製品化されませんでした。

 

しかし、今回東京マルイはこの次世代電動ガンMP5A5で初めてSMGクラスでもリコイルユニットを配置するスペースをデザインできたのです。

 

その秘密はやはりMシステムによるものです。

 

従来はメカニックに行っていた制御を電子制御化することで、SMGクラスでもリコイルユニットを配置するスペースを確保できました。

 

特徴⑤ワンピース構造により剛性が劇的に改善した次世代MP5

次世代電動ガンMP5A5では長い間ユーザーから指摘されていた「モナカフレーム」から、ようやく1ピースフレームへと改善されました。

 

これにより、スタンダード電動MP5で起きていたマガジンハウジングの分離とそれに伴う給弾不良が解消されたのです。

 

ちなみにモナカフレームとはメカボックスをプラ製のフレームで両面から挟み込むようにデザインされたフレームです。

 

当然、現在の1ピース構造よりも剛性が低く、長い間使っていくうちにこの貼り合わせ部分が分離し始め、最終的にはマガジンハウジングの合わせ目が開いて給弾にも支障を起こし始めるのです。

 

同時に次世代電動ガンMP5A5ではセレクターレバー軸もメカボックス内を貫通する仕様に改善されています。

 

これによりセレクターレバーの操作感も向上しています。

 

特徴⑥リポバッテリー採用によるトリガーロック回避

次世代電動ガンMP5ではリポバッテリーが採用されています。

 

リポバッテリーの特性は、同じ電圧数であってもニッケル水素バッテリーよりもパンチ力があります。

 

そこで見られるのが「トリガーロック現象」の低下です。

 

トリガーロックとは電動ガンがいきなり作動しなくなる現象で、主な原因はバッテリーの電圧低下です。

 

次世代MP5にリポバッテリーを投入することでトリガーロックから解放されます。

 

またMシステムにはバッテリーをつないだまま8時間立つとシステムがシャットダウンしてバッテリーを保護する機能と、マガジンを抜いているとユニットが作動しないマガジンセフティ機能が搭載されています。

 

次世代電動ガン MP5A5の実射性能

今回新たに生まれ変わった東京マルイの次世代電動ガンMP5A5、実射性能はどうなのでしょうか?

 

初速の高さや平均値、1ピースフレームによる剛性アップが集弾性のどれほど貢献しているのかを見てみましょう。

 

次世代電動ガン MP5A5の初速

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5の初速は次世代電動ガンの新製品の例に洩れず、95m/s台という高さです。

 

ただこれにも個体差はあり、2次ロット、3次ロットと生産を重ねるごとに落ち着いていき、最終的には89~92m/s台になるでしょう。

 

ちなみに今回計測した個体では、適正ホップで最高:91.04m/s 最低:89.78m/s 平均:90.38m/sという数値になっています。

 

またサイクル数は15.5発/ sとなっており、歴代の次世代電動ガンの中でもトップクラスの高回転型に仕上がっています。

 

次世代電動ガン MP5A5の集弾性

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5は集弾性は次世代電動ガンの例に洩れず、とても優秀なものです。

 

30mまでならヘッドショットも狙え、それ以上でも人間の上半身大の的なら有効射程範囲だと言えます。

 

次世代電動ガンMP5A5ではバレル同軸のホップダイヤルに改良されています。

 

スタンダートMP5ではホップレバーが外部に露出していたので、何かが当たった拍子にホップレバーの位置がズレることがあったのですが、この次世代電動ガンMP5A5ではそういった心配も不要です。

 

次世代電動ガン MP5A5の性能を動画で確認

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5の実射の様子を動画で見て感じたことは、以下の3点です。

 

1、トリガーレスポンスの良さ

2、サイクルの速さ

3、HKスラップの楽しさ

 

中でもトリガーレスポンスの良さは電子トリガーによるブレーキ機能を実感させます。

 

それに合わせてサイクル数も高いので、サバゲーの実戦でも頼もしい味方になってくれるでしょう。

 

またスペックではないのですが、オートストップとHKスラップの組み合わせはカタログスペック以上の楽しさを体感させてくれます。

 

 

次世代電動ガン MP5A5の口コミ・レビュー

東京マルイの次世代電動ガンMP5A5の一番の魅力はオートストップとHKスラップの操作感というギミックにあるでしょう。

 

それに合わせて反応の鋭いトリガーレスポンス、剛性アップされたフレームと新しいバレル同軸ホップダイヤルが支える集弾性の高さが、どのフィールドで使っても楽しい電動ガンになっています。

 

現在、世界的な半導体不足の影響か、昨年末に予定されていた純正リポバッテリーはまだ登場していませんが、今後、純正バッテリーが発売されるとMシステム本来の魅力が開花されるはずです。

 

それまでは8.4V ニッケル水素1300mAh ミニSバッテリーで駆動させて楽しみましょう。

 

次世代電動ガン MP5A5の買取はガンコレクトへ

電子制御化されオートストップ、HKスラップ、3バーストが実装された東京マルイの次世代電動ガンMP5A5は、発売以来大人気で今年1月に再販されたロットも瞬く間に売り切れてしまいました。

 

エアガン関係のショップのサイトでもほとんどが品切れ状態です。

 

このように大人気品切れ状態の時には、買い取り相場も急上昇します。

 

ガンコレクトでも次世代MP5を絶賛高額査定で高価買取中です。

 

次世代MP5の売却をお考えなら、ぜひガンコレクトにお任せください。

 

東京マルイ 次世代電動ガン

MP5A5の参考買取価格

¥50,000