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東京マルイ スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説

引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト89式5.56mm小銃 – 電動ガン スタンダードタイプ

 

日頃は意識しないけれど、困った時には駆け寄って助けてくれる!そんな人が居てくれるとありがたいと誰もが思いますよね。

 

日本人にとってそんな頼りになる存在が自衛隊の皆さんです。

 

災害や大事故の際、自衛隊の皆さんが行っている救援活動を知って憧れる人も多いのではないでしょうか。

 

今回ご紹介する電動ガンは、自衛隊の隊員からbady(相棒)と呼ばれている89式小銃のスタンダード電動ガンです。

 

報道で救援活動をする自衛隊の姿をみてファンになった人、自衛隊装備でサバゲーを楽しみたい人はぜひご覧ください。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃とは?

 

全長 916mm
インナーバレル長 433mm
重量 3,700g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数 69発 (ノーマルマガジン)

420発 (多弾マガジン)

メーカー希望小売価格 46,800円(税別)

 

東京マルイの89式5.56㎜小銃は2006年7月13日に発売されたスタンダード電動ガンです。

 

この東京マルイの89式5.56㎜小銃電動ガンの一部は、自衛隊の訓練用として防衛省に納入された実績も。

 

実銃の89式5.56㎜小銃は1989年に自衛隊で制式採用された純国産第二号の自動小銃です。

 

89式小銃は一部マガジンなどをNATO仕様との互換性を守りながらも、徹底的に日本人にとって扱いやすいアサルトライフルとなっています。

 

1989年より自衛隊員の相棒として訓練を共にした89式小銃ですが、2020年に後継機種の20式5.56㎜小銃に制式採用銃の座を譲りました。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の特徴

 

東京マルイの89式5.56㎜小銃はスタンダード電動ガンとしての最後のモデルです。

 

そのためスタンダード電動ガンの究極形態と言って相応しい完成度に仕上がっています。

 

ここではその89式5.56㎜小銃の特徴をご紹介します。

 

電動ガン89式5.56㎜小銃の特徴①メカBOX/Ver.8 によるメカニカル3バースト

 

スタンダード電動ガン89式小銃の一番分かりやすい特徴は、何と言っても3バーストショットが搭載されたことです。

 

昨今の電動ガンに搭載されている3バーストショット機能の大半は、MOSFET+電子トリガーで発射数をコントロールするという形式ですが、この89式小銃に搭載された3バースト機能は、メカボックス外側に3バースト用専用のギアとセレクタープレート、内部に3バースト用カットオフレバーと付随するスプリングを配したメカニカル3バーストになっています。

 

この89式電動ガンが発売された2006年頃には電子制御でバーストコントロールするエアガンメーカーはなかったので、東京マルイがこのわずかなパーツで3バーストを再現したのは卓越した技術だと言えるでしょう。

 

この89式小銃電動ガン以降、東京マルイが3バースト搭載モデルを出すのは2021年の次世代MP5A5まで待たなければなりません。

 

それまで国産電動ガンに3バースト機能を搭載したモデルは89式電動ガンが唯一のモデルでした。

 

電動ガン89式5.56㎜小銃の特徴②スタンダード電動ガン最強の高剛性フレーム

 

スタンダード電動ガン89式小銃の2つ目の特徴は、鬼のような高剛性フレームです。

 

その剛性の高さは電動ガン最高クラスの剛性レベルといっても差し支えありません。

 

その仕様は「アルミ合金製の一体型アウターバレル」「ダイカスト製アッパー/ロアレシーバーの採用」と公式ページで謳われています。

 

しかしそれだけではありません。

 

外からは見えないストック内部の1/3まで金属製インナーで補強しており、メカボックスも上部とバレル基部を連結して剛性アップを図るという徹底ぶりです。

 

この89式小銃電動ガンは自衛隊の訓練用として防衛省にも納入されています。

 

サバゲーよりもハードな使い方がされるであろう訓練を想定し、電動ガンとしては高レベルの剛性を持たせたのでしょう。

 

電動ガン89式5.56㎜小銃の特徴③日本人の体型に合わせた扱いやすいサイズ

 

東京マルイスタンダード電動ガン89式小銃は、自衛隊制式採用の89式5.56㎜小銃がモデルです。

 

この89式5.56㎜小銃モデルは64式小銃に引き続き純国産小銃の2作目です。

 

そのため徹頭徹尾、日本人の体型に合わせてデザインされています。

 

日本人が握りやすいサイズのハンドガードと、構えた時に丁度いいサイズのストックの長さ、頬付けした際自然にサイトラインが見えるように考えられた左右非対称デザインのストックなどです。

 

また自衛隊の制式採用小銃は伝統的にバイポットが付いていますが、これは「専守防衛」という自衛隊の戦い方に基づくものです。

 

守りに徹した戦い方の場合、バイポッドを使用した依託射撃体勢での迎撃が、隊員の負担を軽減します。

 

東京マルイはバイポッド一つで、89式小銃を使った戦術や自衛隊の理念を忠実に再現しているのです。

 

電動ガン89式5.56㎜小銃の特徴④自衛隊ファンにとってはお値段以上の89式小銃

 

サバゲーマーなら誰しも自国産の小銃で遊んでみたいと思うものです。

 

しかし、その願いが叶わなかったのは、サバゲーの実用に耐えうる自衛隊採用小銃の電動ガンがなかったからです。

 

過去にも64式小銃電動ガンや89式小銃変身キットなどはありましたが、どれも高価で簡単に手が出るものではありませんでした。

 

そんな中で東京マルイの89式小銃の登場は天が与えた僥倖とも言えるものでした。

 

このクオリティーと信頼性の高い東京マルイの動作性能、しかも3バーストショットも再現されてこの価格。

 

89式小銃電動ガンを待ち望んでいた人にとってはバーゲン価格に見えたことでしょう。

 

東京マルイの89式小銃電動ガンはお値段以上の電動ガンです。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の実射性能

 

ここまで東京マルイの89式5.56㎜スタンダード電動ガンの特徴をご説明しましたが、多くの方にとって気になるのは89式5.56㎜小銃の初速の高さと安定性、集弾性と3バーストショット時の弾道のまとまり方についてでしょう。

 

そのあたりの実射性能をご報告します。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の初速

 

東京マルイの89式5.56㎜スタンダード電動ガンの初速は85~90m/sの間にまとまっています。

 

こう書くと「初速がばらついているじゃないか!」とお思いでしょう。

 

これはあくまでも数丁の89式5.56㎜スタンダード電動ガンのデータを書いたものです。

 

89式小銃電動ガンの初速のばらつきを個体ごとに見てみると1〜2m/sの範囲で納まっています。

 

つまり85m/sの個体なら85〜86の間、89m/sの個体なら88~90の間に納まっていると言うことです。

 

89式小銃の初速のボリュームゾーンですが、概ね89m/s±1m/sの安定した初速だと思ってください。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の集弾性

電動ガンの集弾性は高い剛性フレームと初速の安定度が決め手と言えるでしょう。

 

フレーム剛性が高いほどインナーバレルに応力の影響が及びませんし、初速が安定すると着弾点の上下の乱れが現れにくくなります。

 

さらに望めば、高い初速があればなお良いです。

 

初速が高いほどターゲットまでの到達時間が短くなり横風の影響も受けにくくなります。

 

今回の89式5.56㎜スタンダード電動ガンはこの高剛性フレーム、安定した初速、高初速という条件をいずれもクリアーしており、東京マルイから発売された全電動ガンのなかでも命中精度においては1、2、を争う性能です。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の性能を動画で確認

 

では実際に東京マルイの89式5.56㎜スタンダード電動ガンの実射性能を動画でご覧いただきましょう。

 

この動画では主に89式小銃電動ガンの近距離での集弾性を紹介。

 

まず操作に関しては、ハンドガードが握りやすいことを伝えています。

 

また、初めて手にする人は自衛隊制式小銃独特のセレクターレバーの扱いに戸惑うかもしれないと言っています。

 

10mまでの射撃性能はさすがマルイ!と言うべきもので、10m先にある5㎝大のターゲットに苦も無く当てていますね。

 

また3バーストでのグルーピングが良好で、3発がほぼ同じところに着弾しているのには驚かされます。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の口コミ・レビュー

 

筆者のサバゲー仲間には自衛隊フリークがいて、東京マルイの89式小銃電動ガン発売時にはサバゲー用、コレクション用として89式5.56㎜小銃、89式5.56㎜小銃曲銃床をそれぞれ2丁ずつ買った猛者がおりました。

 

当然のように筆者もサバゲーで89式5.56㎜小銃を使わせてもらったのですが、その第一印象は「とにかく重い」の一言でした。

 

東京マルイスタンダード電動ガンとして最初で最後の金属フレーム採用の89式小銃は、M14よりも重たく感じたのです。

 

カタログスペックとしてはM14の方が重いはずですが、重量バランスが違うのかもしれません。

 

ただその重たさに耐えて撃ってみると40m先までスーッとフラットな弾道で伸びていき、ターゲットの手前で少し浮き上がってから、落ち際にターゲットを捉えていました。

 

ただ、40mほどのロングレンジになると軽い弾では横風の影響を大きく受けます。

 

フィールドのレギュレーションにもよりますが、ロングレンジ狙いなら0.25gのBB弾がおすすめです。

 

89式5.56㎜小銃電動ガンの注意点

 

89式小銃電動ガンをサバゲーで使う時の注意点は、フルオートを多用しないことです。

 

89式小銃でフルオートを多用するとピストン下部のギア歯がすぐに欠けて作動しなくなります。

 

これは東京マルイがセクターギアを守るために作った安全策です。

 

セクターギアに負荷がかかる前にわざとピストンのギア歯を脆く作って大きなダメージが他に及ぶのを防ぐ役割をしています。

 

この89式小銃電動ガンのセクターギアは純正の専用パーツなので、いざ摩耗しても替えパーツの入手は困難です。

 

東京マルイの89式小銃で遊ぶ時にはセミや3バーストがメインの戦い方がおすすめです。

 

スタンダード電動ガン 89式 5.56mm小銃の買取はガンコレクトへ

今回は自衛隊制式装備の89式小銃電動ガンについてのレポートでした。

 

89式小銃は最強レベルの高剛性と命中精度もさることながら、3バーストの出来が秀逸です。

 

ラチェット式のこのバースト機能は、3バーストの途中で止めても、次は必ず1発目からカウントするとても使い勝手の良いつくりです。

 

また、89式小銃には電動ガンの他にガスブローバックモデルもあります。

 

ガスブロのリコイルを楽しむために電動89式小銃の売却をお考えなら、ぜひガンコレクトの買取をご利用ください。

 

東京マルイ スタンダード電動ガン

89式 5.56mm小銃の参考買取価格

¥8,000