引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|ハイキャパ5.1 ガバメントモデル – ガスブローバック
東京マルイのガスブローバックハンドガンハイキャパ5.1は大人気のブローバックガスガンです。
このハイキャパ5.1が大ヒットした理由は、シューティング用として企画されたにもかかわらず、サバゲーユーザーたちから絶大な人気を得たからです。
今回はハイキャパ5.1の魅力をお伝えします。
全長 | 222mm |
インナーバレル長 | 112mm |
重量 | 894g |
装弾数 | 30+1発 (ノーマルマガジン)
50発 (ロングマガジン) |
メーカー希望小売価格 | 14,800円(税別) |
東京マルイのハイキャパ5.1はガバメントをベースにしたガスブローバックガンです。
ハイキャパとは「ハイキャパシティ」の略で大容量を意味し、多弾数化したモデルという意味です。
東京マルイのハイキャパシリーズはオリジナルの5.1以外にもバリエーションを増やし、
よりサバゲーに特化させた4.3,シューティングマッチに特化させたゴールドマッチ、
フルオートオンリーのエクストリーム、
リアサイト部にマイクロドットサイトが搭載できるDORといった多彩なバリエーションがあります。
東京マルイのハイキャパ5.1にはモデルとなった実銃はありません。
パラオーディナンスやSTIのフォルムやデザインを組み合わせた東京マルイのオリジナルモデルです。
実銃の.45ACPのハイキャパモデルの嚆矢は、カナダの銃器メーカー「パラオーディナンス社」が製造したダブルカラムマガジン仕様のM1911クローンです。
1980年代から起きた9㎜オートの多弾数モデル化は、アメリカ軍のM9採用によって一般的になりました。
それに対抗する形で.45ACPをダブルカラムマガジンによる14発装弾という形で多弾数化することに成功したのがパラオーディナンスP14です。
それと同時期に開発されたのがSITインターナショナル社の2011シリーズです。
STIの特徴はスチールシャーシにポリマー性のグリップやトリガーガードを組み合わせられるモジュラー形式で、
この方式は東京マルイ製のハイキャパ5.1にも取り入れられています。
人気の高いハイキャパシリーズですが、原点となったハイキャパ5.1の特徴をご紹介します。
当初シューティングマッチ用にデザインされたハイキャパ5.1がなぜサバゲーマーの人気を集めたのか見ていきましょう。
東京マルイのハイキャパ5.1の特徴の1番目は、競技に特化したモデルなのにサバゲーでも使いやすいところです。
ハイキャパ5.1がシューティング前提のデザインであるのは、
反射防止のスライド上部のセレーション、競技用として人気の高いボーマサイト搭載であることからも推察されます。
ただそれと同じくらいサバゲーでの使い勝手が良いです。
ハイキャパ5.1がサバゲーに向いていた一番の理由は装弾数31発のダブルカラムマガジンです。
この気化スペースの大きなマガジンだと、従来のガバメントよりもマガジンの冷えに強く、連射性でも勝ります。
またエッジの立ったフロントサイトとボーマサイトの組み合わせはサイトピクチャーを認識しやすく、素早い照準も可能です。
東京マルイのハイキャパ5.1の特徴の2番目は、使いやすさを優先したオリジナルデザインであることがあげられます。
オリジナルのハイキャパモデルの先駆者は、カナダのパラオーディナンスのP14やSTIの2011モデルです。
東京マルイのハイキャパ5.1はスライドとグリップはパラオーディナンス、シャーシとハンマーはSTIのデザインとそれぞれ良いとこどりの影響を受けています。
その結果、構えやすいスクエアトリガーガード、引きやすい肉抜きされたトリガー、
突出量が大きく押しやすいマガジンキャッチボタン、挿入しやすいように広げられたマガジンウェルといったデザインになりました。
2つの良さを兼ね備えたデザインがサバゲーマーにも受けた理由でしょう。
東京マルイのハイキャパ5.1の特徴の3番目は、社外パーツの多さです。
東京マルイのハイキャパ5.1には元から、
ビーバテイルグリップセフティ、軽量化されたトリガー、競技用のボーマサイト、左右対応のアンビセフティが付いていますが、
社外パーツを組み込むことで豊富なカスタマイズが可能です。
メジャーなところではバリエーションに富んだカスタムスライド、交換可能はローアフレームとグリップ、
エクステンデッドスライドストップ、カスタムマガジンキャッチボタンなど多種多様にわたっています。
ハイキャパ5.1はオーナーのセンス一つでレースガンにも、コンバットガンにもなれる振り幅のひろいカスタム性を持っています。
東京マルイのハイキャパ5.1の特徴の4番目は、コストパフォーマンスの高さです。
現在も国内や海外を問わず多くのメーカーからハイキャパタイプのガスブローバックガンは出ていますが、
これらの中では東京マルイのハイキャパ5.1が一番リーズナブルな価格設定になっています。
もちろん価格が安ければ一番ということではありません。
実射性のカスタマイズ性以外にも質感や表面仕上げのクオリティ、
実銃メーカーとライセンス契約を結んだオリジナル同様の刻印といったものも評価の対象になります。
東京マルイのハイキャパ5.1はお世辞にも質感が高いとは申せません。
どちらかというとプラスチックの質感が強めでチープな印象を受けます。それでもこのコストパフォーマンスの高さは人気の理由です。
東京マルイのハイキャパシリーズの特徴の5番目は豊富なバリエーションです。
オリジナルのハイキャパ5.1,コンバットガンに全振りしたタクティカル4.3,
18歳以下のユーザーを対象にしたハイキャパR、シューティングに全振りしたゴールドマッチ、
スライドとフレームの素材感を変えたデュアルステンレスモデル、50発マガジンを装備したフルオート仕様のエクストリーム、
リアサイトがマイクロドットサイトと交換可能なD.O.Rモデル、
そして外観はガスブローバックモデルのままで、内部を電動ガン化したハイキャパeなど。
ザッと思い浮かべるだけでこれだけのバリエーションが挙げられます。
エクストリームでは50発マガジンが2秒で空になる猛烈な連射力が体験できます。
ハイキャパeならバッテリーでの駆動なので寒い時期でも安定した弾道で射撃ができます。
これだけバリエーションが豊富なのは、それだけシリーズ全体の人気が高いことを示します。
東京マルイのハイキャパ5.1の特徴を一通りご説明しましたので、ここからはより具体的に実射性能について説明します。
ガスブローバックガンの実用性で気になるのは銃口初速と集弾性でしょうから、そのあたりを解説します。
東京マルイのハイキャパ5.1の初速データーは最高79.63m/s 最低75.43m/s 平均76.65m/sといういささか振れ幅の大きな数値が出ています。
もっともこれは7月末という夏場真っ盛りの屋外での数値ですので、インドアなどでの初速ではもう少し押さえた初速になりでしょう。
この初速で満足できない方は、タイトバレル&カスタムチェンバー&マガジン放出バルブの交換、シールテープにより気密アップ加工により若干の初速アップが望めます。
東京マルイのハイキャパ5.1の集弾性は8m先のターゲットに10発撃った時に、約85㎜というグルーピングデーターが出ています。
ハンドガンでの戦いのほとんどが7m付近の距離で起こることを考えると、十分な集弾性能だと言えます。
東京マルイのハイキャパ5.1は樹脂製の軽いスライドであるため、ブローバックスピードが速く、
ハイキャパシティという特性を生かした、短時間に多弾数を叩きこむと言った戦い方が似合うでしょう。
東京マルイのハイキャパ5.1の実射性能は文面だけでは伝わりにくいでしょう。
ここではリアルな実射の様子はどうなのか、動画を見て確認されてください。
この動画が撮影されたのは12月末というガスブローバックガンにとっては厳しい時期でした。
ただ驚くべきことに室温15℃という状況でありながらも銃口初速は70m/sをキープしており、
フルロードのマガジンを全弾発射後も、シッカリとホールドオープンしていたことです。
ガスの気化エリアの大きさは伊達でないことの証ですね。
筆者は現役サバゲーマーの最後の5年間を、東京マルイのハイキャパ4.3とMEUピストルをセカンダリーウェポンとして選びました。
この2丁のガスブローバックガンを選んだ理由は、他のサバゲーマーが使っているのを見て、使いやすくて集弾性がよく、アクセサリー類が豊富で安く手に入ったからです。
東京マルイのガスブローバックガンが多くの人に愛用される理由にスペアマガジンの安さにあります。
例えゲーム中に使わなくても、たくさんの予備マガジンをポーチに入れて装備すると、それだけで雰囲気も上がります。
コスパ、性能、ランニングコストの安いハイキャパは、初心者から上級者までおすすめできるハンドガンです。
東京マルイのハイキャパ5.1は撃って楽しい、弄って楽しい、使い続けるほど愛着の湧くガスブローバックガンです。
素のままの状態でも十分な実射性能を持っていますが、
カスタムパーツの組み合わせ次第で、スピードシューティングに特化したレースガン仕様や、
肉抜きしたスライドを載せて、よりレスポンスの高いコンバットガンにも仕上げられます。
このようにカスタムベースとしてもハイキャパ5.1は未だに高い需要を抱えており、売却額も高査定で取引されています。
ハイキャパ5.1の売却をお考えなら、ぜひガンコレクトをご利用ください。
東京マルイ ガスブローバックガン
の参考買取価格 |
¥5,000 |