引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『ハイキャパ エクストリーム – ガスブローバック・フルオート』
ハイキャパエクストリームは、ハイキャパシリーズとして発売された東京マルイのガスブローバックガンです。
ハイキャパシリーズはこれまでに、ハイキャパ4.3、ハイキャパ5.1と発売されており、カラーバリエーションを含めると、非常に幅広いラインナップをしている東京マルイのドル箱的なエアガンです。
今回は、フルオート射撃に特化したハイキャパシリーズである、ハイキャパエクストリームについて詳しく紹介します。
全長 | 200 mm |
インナーバレル長 | 95mm |
重量 | 825g(空マガジン、バッテリー含む) |
装弾数 | 31+1発 (ノーマルマガジン)
50+1発 (ロングマガジン) |
メーカー希望小売価格 | 16,800円(税別) |
ハイキャパエクストリームは、「ハイキャパシリーズ」として東京マルイから販売されているガスブローバックガンです。
ベースとなる銃器は同社のハイキャパ4.3タクティカルカスタムで、デザインも東京マルイのオリジナルとなっているため、いわゆる架空銃に近いポジションの銃といえます。
しかし、多弾倉化(ハイキャパシティ化)したガバメントは、実銃でも多く存在し、独自のカテゴリーとして、エアガンファンやサバゲーマーからも人気です。
そんな中で登場した、フルオート射撃に特化したハイキャパエクストリームは、東京マルイの遊び心が詰まったモデルと言えるでしょう。
東京マルイのハイキャパエクストリームは、ベースがハイキャパシリーズということもあり、非常に安定した性能と作動性を持ったエアガンです。
ここではハイキャパエクストリームの主な特徴を5つ紹介します。
フルオート射撃以外の特徴も紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
ハイキャパエクストリームは、同じフルオート射撃が可能なグロック18Cと比べて、セミとフルの切り替えができない代わりに、よりフルオートに特化したモデルとなっています。
たとえば、専用のブローバックエンジンを搭載し、スライドもショートストロークにすることで、秒間25発とグロック18Cの秒間20発よりも、高い発射サイクルを実現。
これはハイキャパエクストリームノーマルのマガジンが31発となっていることから、フルリロード状態からわずか1秒ちょっとで玉切れになるほどの早さです。
さらにノーマルの電動ガンのサイクルが大体秒間15発前後ということを考えても、ハイキャパエクストリームのサイクルの高さが伺えるでしょう。
ハイキャパエクストリームのスライドは、4.3インチと5.1インチモデルと比べてコンパクトです。
デザインはこのモデルオリジナルのものとなっており、側面のシルバーに黒地で入ったXTREAM4.3のフォントがアクセントになっています。
スライド後部に刻まれたセレーションについても、直線なハイキャパ4.3とは異なり、ハイキャパエクストリームでは曲線を組み合わせたデザインを採用。より滑り止め効果も高く、スタイリッシュな雰囲気に仕上がっています。
全体的なカラーはブラックとシルバーを基調としており、アウターバレルやチャンバーカバー、スプリングプラグは、シルバーメッキ仕様で見た目の品質も高いことが特徴です。
ベースがハイキャパシリーズということもあり、ハイキャパエクストリームは、非常にシンプルなデザインです。
また、角ばったデザインでありながら 角は丸みを帯びていて、突起も少ないため、服や装備にも引っかかりにくく、実用的な形状になっています。
特にダブルホール仕様のハンマーや片側だけのセーフティレバー、グリップセーフティーにはショートタイプを採用することで、シンプルで機能美にあふれたデザインに仕上がっています。
このように余分な装飾を省いたハイキャパエクストリームは、いわゆるプロのツールとしての雰囲気が漂い、コレクターだけでなく、実用的なサイドアームを求めるサバゲーマーからも人気があります。
ハイキャパシリーズの人気の理由として、ボディ剛性の高さがあげられます。例えばダストカバーを兼ねたアンダーレールは、亜鉛合金製となっているため、重量のあるライトやオプション装備を装着しても問題なく取り付け可能です。
またこのレールは、本体のシャーシと一体となっているので、全体の強度にも貢献していて、リアルな重量も楽しめます。
特にフルオート射撃を連続して行いやすいハイキャパエクストリームは、通常のガスブローバックガンよりも一回あたりの作動回数が多くなるため、パーツが消耗しやすくなります。
これはリアサイトをはじめとした作動に直接関係のないパーツも同様で、作動を繰り返しているうちにゆるみやすくなり、いつの間にか外れてしまったということも考えられるかもしれません。
しかし、ハイキャパエクストリームのパーツは、フルオート射撃を前提に取り付けられているため、発射時の衝撃でも外れにくく、動きの激しいゲームでも十分に使用が可能です。
東京マルイのハイキャパエクストリームは、ハイキャパシリーズ共通のダブルカラムで厚みのあるマガジンを採用しています。
このマガジンは、いわゆるガバメントのような細身なマガジンよりもガスやBB弾の容量が多く、フルオートでも安定した作動が可能です。
また、ハイキャパエクストリームは、ハイキャパ4.3や5.1のマガジンに対応しているため、既にいくつかハイキャパシリーズを持っている方は、追加でマガジンを用意する必要もないでしょう。
高い発射サイクルでノーマルのマガジンに容量不足を感じている人は、オプションのロングマガジンがおすすめです。ロングマガジンであれば、装弾数が31⇒50発まで増え、ガスの容量も増加します。
ここではハイキャパエクストリームの初速や集弾性を紹介します。フルオート専用機ということもあり、実際の射撃性能はどのようなものなのか、それぞれ見ていきましょう。
初速はモデルによって個体差があるのか、60~70m/sと幅がある結果となっていました。しかし、ガスブローバックハンドガンの中だと割と平均値に収まっているため、実用性は十分でしょう。
初速で気になったのは、連射を続けるたびに初速が下がってしまうことです。これはフルオートによるガス圧の低下が考えられるため、気になる人はロングマガジンを導入すると、ある程度初速の低下が改善できそうです。
ハイキャパエクストリームは、ベースがハイキャパ4.3ということもあり、安定した集弾性を誇っています。ここで気をつけたいのがフルオート時のマズルコントロールで、ブローバックの衝撃が大きい分、いかに反動を抑制できるかが上手に当てるコツとなります。
しかしこのクラスのフルオートブローバックガンは、M11やスコーピオンなど、集弾性よりも弾幕を張ることを優先したモデルが多いことを考えると、ハイキャパエクストリームの集弾は、とても優れているといえるでしょう。
スライドのストロークが短く設定されている分、動画では非常に小気味良く作動している様子が確認できました。また、サイクルが早いこともあって、すぐに弾を撃ち尽くすことができますが、後半はマガジンが冷えてきたのか、少しサイクルの低下が見られています。
もしゲームで使うのであれば、フルオートで弾幕を張るという使い方以外にも、指きりでバースト射撃を行うと、弾やガスが温存しやすく、メインウェポンでも十分に使用できるでしょう。
ハイキャパエクストリームは、ハイキャパ4.3をベースとしているため、外見は似ていますが、随所にシルバーを取り入れることで異なる雰囲気となっています。
また、スライドレバーやハンマーといったパーツには金属を使っていることから、質感も高く、観賞用としても十分に耐えられる仕上がりです。
標準のマガジンはハイキャパ4.3用のショートタイプではなく、5.1用の31発タイプを採用。全体のバランスを崩さずに、なるべく容量が確保されている事も特徴です。
なおスライドストップが無いため、弾切れになった場合もホールドオープンはせずに、そのまま空撃ちを続けます。そのためリアリティには欠けるかもしれませんが、その分ショートストロークを最大限に活かしたモデルと言えるでしょう。
ハイキャパエクストリームは、フルオートガスブローバックガンの第一弾として、発売当時大きな話題を呼びました。
セレクターが無く、フルオートのみに絞った作動機構やホールドオープンの省略など、ややクセのあるモデルですが、高い発射サイクルで安定した射撃ができる点については、今でも高い評価をされています。
最近では、M4シリーズやAKシリーズをはじめとした数多くのガスガンが話題となっています。もし他のガスガンに乗り換えようと考えていて、ハイキャパエクストリームを手放したいのであれば、ガンコレクトへの売却がおすすめです。
エアガンの知識を持ったスタッフが適性に査定しますので、気になる人はぜひお問い合わせください。
東京マルイ ガスブローバックガン ハイキャパ エクストリームの参考買取価格 | ¥4,000円 |