引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『XDM-40 – ガスブローバック』
XDM-40は東京マルイから販売されているガスブローバックガンです。
全体的なデザインはグロック17を踏襲しながらも、コッキングインジゲーターやバックストラップなど独自の特徴も備えています。
また元の実銃が樹脂でできたポリマーフレームを採用していることから、プラスチック製のエアガンでも再限度が高く、コレクターからサバゲーマーまで満足のいくクオリティとなっています。
今回はXDM-40の特徴や実射性能について紹介します。
全長 | 203mm |
インナーバレル長 | 99mm |
重量 | 745g |
装弾数 | 26+1発 (ノーマルマガジン) |
メーカー希望小売価格 | 16,800円(税別) |
実銃のXDM-40はスプリングフィールド・アーモリーから販売されているポリマーオートの拳銃です。
オリジナルのモデルはクロアチアにあるI.M.Metal社の「HS2000」というモデルで、それをスプリングフィールド・アーモリーが「XD」という名称で販売しています。
東京マルイでモデルアップした「XDM」は、「XD」の改良型で「40」の名称は40S&W弾モデルという意味です。
またXDM-40は比較的新しいモデルで知名度は高くありませんでしたが、バイオハザードRE:4の「ブラックテイル」などゲームやアニメにも登場しており、日本での人気も高まっています。
XDM-40は2000年代以降の比較的新しいモデルとなるため、歴史的なモデルと比べると多くの機能が盛り込まれています。
東京マルイのXDM-40もエアガンでありながら多くの機能を再現しています。
具体的にどのような特徴なのかそれぞれ見ていきましょう。
コッキングインジケーターとは、弾が発射可能な状態かどうか判断する装置です。
ちなみにガバメントのようにハンマーがスライドから出ている機種であれば、ハンマーが起きているかどうかで確認できますが、
グロックやXDM-40のようにいわゆるハンマーレスのモデルは外見から判断できるようにこのような機能が搭載されています。
なおXDM-40のコッキングインジケーターは、グロックのようにトリガーの角度で判別するタイプではなく、ワルサーP99のように銃の後端にピンが突き出るタイプです。
このタイプはホルスターに入れてる状態でも判別しやすく、直接見なくても親指で触って確認できるため、実用性の高い機能と言えます。
XDM-40はトリガーセイフティだけでなく、グリップセイフティも搭載した安全性の高いモデルです。
万が一トリガーにものが引っかかったとしても、グリップセイフティが解除されていないと発射されないため、他のモデルと比べて誤射が起きるリスクが低くなっています。
加えてトリガーセーフティはグロック、グリップセイフティはガバメントと同じ位置にあるため、取り扱う上で違和感が少ないこともポイントです。
また全体的なデザインはグロックを踏襲していながらも、マグリリースボタンにはアンビタイプを採用しているなど、利き手を選ばない仕様となっていることも特徴です。
手に合わせて変更できるバックストラップ
XDM-40のグリップはバックストラップの取り外しが可能で、射手に合わせてグリップの太さを変更することができます。
これにより手の大きさに関係なく快適に操作することが可能となりました。
またバックストラップのサイズはS,M,Lと3種類あるため、それぞれを試してみて握りやすい大きさを選べます。
着脱にはピンを抜く必要があるものの、その分しっかりと固定できるため、ゲーム中にバックストラップが外れる心配もありません。
内部機構の特徴として大型シリンダーの採用によるブローバックの迫力があげられます。
シリンダーを大型にすることでブローバックに使用するガスの容量を確保できるため、その分強力なリコイルを楽しむことができます。
またスライド自体も一般的なハンドガンと同じくらいのサイズ、重量となるため、ブローバックのスピードも速く、連射しても作動性が低下しにくくなっています。
XDM-40のフレームには20mmのピカティニーレールが搭載されています。
レールを搭載したハンドガンは決して珍しくはありませんが、XDM-40はレールの溝が3つほどあります。
そのため溝が1つしかないグロック17の第三世代と比べると、アクセサリーの位置が調整しやすく、対応できるアクセサリーの幅も広いです。
なおレールの奥にあるシリアルナンバープレートは、スライドさせるとセーフティとして機能します。
これは東京マルイのグロックシリーズにも搭載されている独自の機構で、実銃の雰囲気を損ねることなく、安全性にも配慮されています
ここではXDM-40の実射性能を紹介します。
ゲームバイオハザードRE:4の「ブラックテイル」は、高性能なハンドガンとして登場していますが、エアガンも同様に高い性能なのでしょうか?
初速と集団性について、動画と共にそれぞれ確認していきましょう。
XDM-40の初速は気温によって変動するものの、おおむね70m/s以上となっています。
これは東京マルイの製品の中だと通常かやや高めぐらいで、サイドアームとしてだけでなく、インドアのメインウェポンとしても耐えうるだけのスペックです。
また作動性も高いことから、連射をしても初速が低下しにくく、多少気温が低くても問題なく発射することができます。
マガジンも一般的なダブルカラムタイプとなっているため、ガスの容量も十分で冷えにもある程度強いでしょう。
集弾性についてもマルイらしく安定した性能となっています。
いわゆるノバックタイプのサイトはホワイトドットが入っていて視認性が良く、性能以上にこの銃が当てやすいことを実感できるでしょう。
また人によっては低めに感じる場合もあるため、HOPの調整と共に少し上めを狙うと良いかもしれません。
1点リコイルが強い分、連射時に暴れやすくなるため、反動の取り扱いには注意しましょう。
冒頭で快調に動く様子をみると、新型の内部機構によって効率的にガスを使用できている印象です。
加えて後半の連射しても勢いを落とさずに最後まで打ち切れる場面は、このモデルの強みを象徴するようなシーンと言えます。
また、リロード時も良く操作しやすいように感じました。
集弾性についてもガスブローバックガンとは思えないまとまったグルーピングを遺す結果となっています。
このようにXDM-40はポテンシャルの高いモデルであると言えるでしょう。
XDM-40は実銃がポリマーフレームであることから、樹脂製のエアガンでも雰囲気を損ないにくくなっています。
全体的に黒を基調としていますが、スライドやフレームに記載された「XD」の文字やグリップのすべり止め、セレーションなど工夫されたデザインが目を引きます。
一見ごつく見えるグリップも人間工学を基調としているため、握りやすく、バックストラップで調整も可能です。
またアンビタイプのマグキャッチボタンやコッキングインジゲーターなど、実際に使用する上で便利な機能も多数搭載されているため、他のモデルに慣れた人でも快適に操作できるでしょう。
XDM-40は利き手を選ばないデザインや交換可能なバックストラップなど、見た目以上に扱いやすいモデルに仕上がっています。
そのため初心者の方や初めての一丁としてもおすすめのエアガンです。
またXDM-40で好みのグリップの太さを知ったうえで次のモデルを選ぶと失敗もしにくいでしょう。
もしXDM-40をお持ちで次のモデルを考えているのであれば、ぜひガンコレクトへの査定をおすすめします。
ガンコレクトではエアガンの扱いに長けたスタッフが丁寧に査定します。
気になる人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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