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東京マルイ エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンを徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説

引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイトVSR-10 プロスナイパーバージョン – ボルトアクションエアーライフル

 

東京マルイのVSR10は2003年末に発売されたエアーコッキング式のボルトアクションライフルです。

 

当初はリアルショックバージョンとプロスナイパーモデルという2つのバリエーションでしたが、よりサバゲーに向いた仕様として4ヶ月後の4月に「プロスナイパーGスペック」がシリーズに追加されます。

 

この3種類のVSR-10の中から、ユーザーにサバゲー用のスナイパーライフルとして高い評価を得たVSR-10プロスナイパーバージョンをご紹介します。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンとは?

東京マルイのVSR-10 プロスナイパーバージョンの登場は、スナイパーに憧れるサバゲー初心者たちが大いに盛り上がりました。

 

それまでサバゲーで使えるスナイパーライフルと言えば、マルコシのスーパー9やタカトクSS9000などユーザー自身でチューンするのがデフォルトな製品や、元々がノンホップで10m先のグルーピングを競うAPSカップ用のマルゼンAPS2にホップを搭載したセルフカスタムが主流でした。

 

そのためサバゲーでスナイパーを目指す初心者の手に負えるものではなかったのです。

 

スナイパーの裾野を拡げたのはVSR-10だった

こういったサバゲースナイパー=職人の世界という流れを変えたのは、ホップを搭載した初のファクトリーメイドのマルゼンAPS2-SVとAPS-TYPE96の登場です。

 

APS2SVは固定ホップであったため、スナイパー初心者が扱うには若干敷居の高さは残っていたのですが、可変ホップを搭載したTYPE96の登場で、誰でもスナイパーを楽しめる環境になりました。

 

そしてこのTYPE96と同じ時期に登場したのが東京マルイ初の可変ホップ式ボルトアクションライフルVSR-10だったのです。

 

VSR-10がユーザーを惹きつけた理由はマルイのホップシステムだった

VSR-10プロスナイパーバージョンにユーザーが惹きつけられた理由は、マルイ製エアガンの命中精度の高さによるものです。

 

多くのサバゲーマーが、マルイのホップシステムが他のエアガンメーカーのものよりも頭一つ抜きん出ていると認識していました。

 

高い命中精度を出す電動ガンを造るマルイが出すスナイパーライフル、これだけで多くのユーザーがVSR-10の発売前から多くの期待を寄せたのです。

 

そして見事にその期待に応えてくれました。

 

販売価格の安さ、扱いやすい本体重量などが功を奏して、VSR-10プロスナイパーバージョンはサバゲーのスナイパーライフル市場で一人勝ちを収めたのです。

 

なお、VSR-10にはモチーフとなる実銃はありません。

 

強いて言うのであればレミントンM700、ウィンチェスターM70、ステアーSSG69といったボルトアクションライフルの名機の良いところをコピーしてデザインされた東京マルイオリジナルモデルです。

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの特徴

東京マルイのVSR-10プロスナイパーバージョンは登場と同時に、サバゲーフィールドから他のメーカーのスナイパーライフルをほぼ駆逐してしまいました。

 

その理由はVSR-10プロスナイパーバージョンに多くの優れた特徴が見られたからです。

 

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴①高い命中精度

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴の一つ目は、それまでのスナイパーライフルに比べると1ステージ上の命中精度を実現したことです。

 

その理由は東京マルイのホップシステムにあります。

 

東京マルイのホップ構造は「ノズル支持型」と呼ばれるものです。

 

このホップの最大の特徴は、BB弾をホップパッキンとシリンダーノズルとで挟むように保持することです。

 

これによりBB弾のホップ回転が安定して、高い集弾性能を実現しています。

 

多くのユーザーがVSR-10に期待したのは、この東京マルイのホップシステムをスナイパーライフルに搭載することで、他の突き上げ型やつまずき型と呼ばれるホップシステムよりも安定した弾道であろうことが予想できたからでしょう。

 

ちなみにホップシステムについてより詳しく知りたい方は「チャンバーパッキンの役目とは?知ると得するチャンバーパッキン調整法」をご参考ください。

 

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴②初心者でもメンテが楽勝なシンプルな構造

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴の2番目は初心者でもメンテナンスが楽勝にできるほど構造がシンプルなことです。

 

VSR-10シリーズはストックとレシーバー&アウターバレルが、ボルト2本を緩めるだけで簡単に分離できるシンプルな構造です。

 

その後もレシーバーとアウターバレルの分離、インナーバレルからのチャンバーの取り出し、レシーバーからのシリンダーの抜き取りなども簡単にできるので、初心者でも非常にメンテナンスがしやすくなっています。

 

しかし、すべての東京マルイのボルトアクションライフルも同じかと言えばそのようなことはありません。

 

東京マルイのボルトアクションリライフル第二弾のL96では、チャンバー&インナーバレルを取り出すのにローディングエスカレーター機構を全部外してからでないとアクセスできません。

 

さらにシリンダーを抜く際もノズルに付けられたローディングプレートを外さないと取り出せないのです。

 

それに比べればVSR-10がいかに初心者向けのデザインであるのかをご理解いただけると思います。

 

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴③カスタマイズのハードルの低さ

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴の3番目は、初心者でも簡単にカスタマイズしやすいことです。

 

先ほど、VSR-10のメンテナンスに触れましたが、フィールドストリッピング(通常分解)が簡単ということは、純正パーツからサードパーティー製のカスタムパーツへの交換も簡単であるということです。

 

発売当初、VSR-10プロスナイパーバージョンのカスタムパーツはそれほど多くありませんでした。

 

しかし、Gスペックの登場で事態は一変します。

 

Gスペックはよりサバゲーに特化したモデルであるためカスタムパーツも豊富に出揃ったのです。

 

そしてその多くはプロスナイパーバージョンにも流用できます。

 

VSR-10シリーズのカスタムパーツはチャンバー内の気密取り以外ならほぼポン付けで交換できます。

 

プロスナイパーバージョンとGスペックの違いはアウターバレルのサイズと形状、シリンダーだけなので初心者でも容易にカスタマイズが可能なのです。

 

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴⑤サバゲーの使いやすさを最優先したデザイン

VSR-10プロスナイパーバージョンの特徴の4番目は、サバゲーでの使いやすさを最優先に考えられたデザインです。

 

ピストンにエアブレーキを採用してサプレッサーなしでも発射音を抑える構造、段付きで密着度を上げる&ノズル長がジャストサイズのシリンダーノズル、レシーバー形状&ボルトハンドルも今一番支持されているレミントンM700タイプを採用しているところなどです。

 

またこれは賛否両論なのですが、スコープがなくても狙撃を楽しめるように前後サイトが標準装備なのも初心者向けの配慮といえるでしょう。

 

東京マルイにはサバゲーに特化したボルトアクションライフルとしてGスペックがありますが、ベースになったのはこのスナイパーバージョンです。

 

初心者で予算に限りがある人はGスペックよりも購入しやすいプロスナイパーバージョンをおすすめします。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの実射性能

VSR-10プロスナイパーバージョンの実射性能を知るには2006年以前のデータとそれ以後のデータでは若干の違いがあります。

 

要するに2006年の改正銃刀法を境に、エアガン全般の初速が控えめになったのです。それを加味して実射性能をご報告します。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの集弾性

スナイパーライフルの集弾性を見る際に多くのメディアでは8〜10m先のグルーピングを基に評価を下しますが、スナイパーライフルの本来の仕事は20~40m先の標的をどれだけ捉えられるかにかかっています。

 

そしてさらに重要なのはマズルからターゲットまでの弾道特性がどれだけ低伸性に優れているかということです。

 

プロスナイパーバージョンやGスペックの適正ホップ時の弾道は、発射直前から低く伸びていき、初速が下がり始めるところからホップにより若干浮き気味になってターゲットに届く弾道です。

 

森林フィールドなどではブッシュに隠れた相手の頭半分、顔半分を狙っていく世界になります。

 

直進弾道に近いプロスナイパーバージョンやGスペックの弾道特性と集弾性はスナイパーの頼もしい味方になってくれます。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの初速

プロスナイパーバージョンの銃口初速は2006年の銃口初速規制の前後で若干の違いがあります。

 

2006年以前の銃口初速野放し状態の頃には、プロスナイパーバージョンの初速も0.2g使用、ノンホップ状態で93~94m/sという高初速だったのですが、初速規制導入以後は同一条件で89~91m/sというのが実情です。

 

しかし、初速が低くなったからと言って嘆くことはありません。

 

もしBB弾が相手に届かなければその分だけ自分が前に出れば済む話です。

 

サバゲーの楽しみ、特にスナイパーの楽しみはそういったスキルを高めるところにあるのですから。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの性能を動画で確認

動画ではプロスナイパーバージョンの素性の良さが客観的にレビューされています。

 

ボルト2本を外すだけでアクションとストックを分離できること、トリガープルの調整も簡単であり、スコープなしでも高い命中性能を発揮することが伝わってきます。

 

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの口コミ・レビュー

VSR-10プロスナイパーバージョンはボルトアクションのエントリーモデルとして最適です。

 

本体が軽い、コスパ抜群、スコープがなくても十分に当てられると言うことなしのライフルです。

 

最初はまずブリンキングなどでプロスナイパーバージョンそのままの性能の高さを十分に味わい尽くしてから、スコープを載せるなり、インナーバレルを真鍮製に変えるなりしながら簡単なカスタマイズに挑むのも楽しいでしょう。

 

エアコッキングガン VSR-10 プロスナイパーバージョンの買取はガンコレクトへ

VSR-10プロスナイパーバージョンにはよりサバゲーに特化したGスペック、さらにCQBフィールドなどの使い勝手に意匠を変えたVSR-ONEというバリエーションが用意されています。

 

箱出しのプロスナイパーバージョンを遊びつくしたならGスペックやVSR-ONEに変えるのも良いでしょう。

 

その際はガンコレクトに買取を依頼してみませんか。

 

ガンコレクトではプロスナイパーバージョンを高価で買い取り中です。

 

東京マルイ エアコッキングガン

VSR-10 プロスナイパーバージョンの参考買取価格

¥8,000