FALはG3やM14と並ぶバトルライフルとして、ミリタリーマニアを中心に人気のある銃です。
しかし、エアガンとしてあまりモデルアップされておらず、これまでエアガン化が待ち望まれていました。
VFCではFAL(LAR)をガスブローバックガンとしてラインアップ。
全体的に金属パーツを多用し、リアルなエアガンへと仕上げられています。
この記事ではVFCのFAL(LAR)の特徴や性能、レビューについて紹介します。
FALはベルギーのFN社が開発した優れたバトルライフルです。
FALとはフランス語で「軽量自動小銃」を意味した略称で、製品名であるLARは、輸出向けモデルに付けられた英語表記の名称です。
FALは、開発元のFN社があるベルギーだけでなく、イギリスやオランダなど、ヨーロッパを中心に多くの国の機関や軍で採用されました。
また、その信頼性と実用性から、誕生して半世紀以上が経過した現在でも高い人気を誇っています。
VFCのFAL(LAR)はこの傑作ライフルをガスブローバックガンとして再現しています。
VFCのFAL(LAR)は、金属パーツの多用によって重量感のあるリアルなエアガンとなっています。
また、実銃のような内部機構も再現しており、通常分解も実銃と同じ手順で行えます。
ここではFAL(LAR)の主な特徴について詳しく見ていきましょう。
VFCのFAL(LAR)は、エアガン全体でストックやグリップ、ハンドガード以外ほとんどが金属パーツで構成されています。
そのため、実銃と同じような金属の質感を楽しむことが可能です。
また、本体の重量も約4kgとなっており、エアガンを構えた際に実銃のような重さを感じられることも特徴です。
さらに、樹脂パーツであるストックやハンドガードもブラックカラーで統一されており、いずれも当時の雰囲気を忠実に再現。
観賞用としても十分なクオリティを持つエアガンとなっています。
VFCのFAL(LAR)は、リアルな銃器体験を追求し、実銃の内部機構を忠実に再現しています。
ストックの内部には実銃同様にリコイルスプリングが配置され、射撃時の反動もリアルに楽しむことが可能です。
また、実銃の機能性を再現するため、マガジンキャッチやボルトストップなども実銃同様に動作します。
リアサイトも実銃のように調整できるため、実用性も兼ね備えています。
さらに、削り出しで再現されたガスレギュレーターダイヤルはダミーであるにもかかわらず可動させることが可能です。
このパーツはエアガンの動作には直接関係ありませんが、細かな箇所までこだわったクオリティの高いエアガンとなっています。
VFCのFAL(LAR)は、最新のブローバックエンジンを搭載し、射撃時には力強いリコイルショックを楽しむことができます。
また、ダミーボルトはCNC削り出しのスチール製を採用し、射撃のたびに金属音の混じった音や本物の銃器のような迫力ある動きが再現されています。
さらに、マガジンには空撃ちモードが搭載されており、BB弾を発射せずにエアガンの動きだけを楽しむことも可能です。
VFCのFAL(LAR)は、STD(スタンダード)とDX(デラックス)の2つの仕様が用意されています。
いずれも金属製で基本的な性能に大きな差はありませんが、DXバージョンは一部オプションが追加されています。
たとえばDX仕様では、レシーバーやコッキングハンドル、ガスブロックがCNC削り出しとなっており、木製ケースなども標準装備されています。
また、DXはアルミ製からスチール製へのアップグレードが施されており、特にレシーバーなどの主要なパーツがスチール製になることで、より本物の実銃に近い雰囲気を楽しむことができます。
一方でSTD仕様も金属パーツが多く使用され、DXと比較して手ごろな価格となっています。
そのため、質感や価格など、ユーザーが重視したい要素からグレードを選びやすいでしょう。
VFCのFAL(LAR)は、実銃と同様の手順で通常分解が可能です。
まず、レシーバー後部に配置されたロッキングピンを下げることで、実銃と同じようにレシーバーをテイクダウンできます。
この機構はメンテナンスが安易なだけでなく、モデルガンのように実銃のようなメカニズムを楽しみたい人にも魅力的な特徴です。
また、付属のアジャストツールを使用することで、ハンドガードも簡単に取り外せます。
ハンドガード内のアウターバレルはアルミ製となっており、質感と重量バランスの良いデザインです。
このようにVFCのFAL(LAR)は、実銃の分解手順を忠実に再現しつつ、内部構造に触れることができます。
VFCのFAL(LAR)はリアルさだけでなく、実射性能も十分に優れています。
特にサバイバルゲームで使用するのであれば、どの程度の性能なのか気になる人も多いかもしれません。
ここでは初速と集弾性に分けてそれぞれ解説します。
VFCのFAL(LAR)は力強いブローバックが楽しめますが、初速は約62m/s前後と控えめな数値となっています。
また、アルミ素材のマガジンは冷えやすく、射撃を続けると初速が落ちやすいでしょう。
しかし、このマガジンは冷えやすい特性を逆手にとり、直接マガジンを温めやすい構造です。
安定した射撃をするのであれば、過度な連射は避け、マガジンが冷えないように使用することで、本来の性能が発揮できます。
VFCのFAL(LAR)は、初速が控えめながらも、弾道が素直であるため、20m程度の距離であれば人型のターゲットに十分に命中させることができます。
また、HOPを調整することで、30m先まで狙いを定めることも可能です。そのため、サバイバルゲームでも使用できる性能は持ち合わせているでしょう。
フルオート射撃は強い反動とリコイルショックを楽しむことができますが、同時に銃がぶれやすく、弾もばらけやすい傾向があります。
しっかりと狙いを定めて射撃を行いたい場合は、セミオート射撃で1発ずつ撃つことで、狙ったターゲットに命中させやすくなるでしょう。
VFCのFAL(LAR)は全体的に金属パーツを多用し、非常に質感の高いモデルとして高評価を得ています。
特にDXバージョンは、各部のパーツがアルミ製から金属製に変わり、実銃のような質感や重量が楽しめるモデルです。
さらに、マガジンキャッチレバーやボルトリリースレバーなどの操作部も金属製で、堅牢でかっちりとした操作が楽しめます。
またブローバックも力強く、射撃の反動も楽しめるため、サバゲーマーだけでなく、実銃の雰囲気を楽しみたいコレクターにとってもおすすめのモデルといえるでしょう。
FALはこれまであまりエアガン化しなかったモデルということもあって、発表前から非常に注目されたエアガンでした。
実際に発売されたVFCのFAL(LAR)は、実射性能もさることながら、金属パーツの多用によってモデルガン派も納得のいくクオリティのエアガンに仕上がっています。
特にDXモデルはSTDではアルミ素材だったパーツもスチールに変更されており、よりリアルなエアガンとなっています。
そのため、VFCのFAL(LAR)中古市場でも人気です。
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