89式5.56mm小銃は、旧式の64式小銃に代わる国産アサルトライフルとして開発されました。
その中でも折曲銃床型は、パラシュート部隊や車両搭乗員向けに導入され、携行性に優れたモデルとして現在でも高く評価されています。
そんな89式5.56mm小銃 折曲銃床型を、東京マルイはガスブローバックガンとして精巧に再現。
後期型をベースに設計された本モデルは、外装に亜鉛ダイキャストやアルミ素材を採用し、リアルな外観と高い剛性を両立しています。
さらに、独自の「Z-システム 89式Ver.」を搭載し、実銃同様の3点バースト機構も再現。操作性・実射性能ともに高い完成度を誇る一本です。
この記事では、そんな東京マルイ製89式GBBの魅力を徹底的に解説します。
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引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉 – ガスブローバック マシンガン』
| 全長 | 670mm / 916mm(ストック伸長時) |
| インナーバレル長 | 250mm |
| 重量 | 3,900g(マガジン、バイポッド含) |
| 装弾数 | 20+1発 |
| メーカー希望小売価格 | 84,800円(税別) |
※2025年10月現在
東京マルイの89式5.56mm小銃 折曲銃床型には主に6つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉ガスブローバックガンは、電動ガンとは一線を画すリアルなブローバックが魅力です。ガスハンドガンよりも大型のブローバックエンジンを搭載しており、トリガーを引くたびに強いリコイルを体感できます。
また、弾切れになると実銃のようにボルトが後退位置でホールドされるのも魅力です。マガジンを交換してボルトリリースボタンを押すと、重みのあるボルトが勢いよく前進し、再びチャンバーにBB弾が装填されます。
この瞬間の金属音や手ごたえはとてもリアルで、まるで実銃を扱っているかのような没入感を楽しめるのもガスガンならではの特徴です。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉には、電気制御ではなくメカニカル方式による3点バースト機能が搭載されています。
近年の電動ガンでは、電子トリガーとFCU(Fire Control Unit)によるバースト制御が主流ですが、ガスガンでは電子制御が難しいため、機械的な構造で3連射を搭載する形で実現しました。
その仕組みは非常に巧妙で、セレクターを「3」に設定すると、バーストユニット内の歯車状のパーツが作動。トリガーを1回引くだけで、正確に3発のBB弾を連続発射し、その後ハンマーを停止させることで動作を完了させます。
この機構は、KSC製M93Rの3バースト構造を応用したような設計となっており、ハンマーの後方に専用ユニットが組み込まれています。
さらに特筆すべきは、途中でトリガーを離しても次回は必ず3発発射される点です。これは実銃の89式と同じ仕様であり、驚くほど高い再現度を誇ります。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉には、長期間の使用にも耐える高い耐久性を実現するため、「Z-システム 89式ver.」を搭載しています。
これは、M4A1 MWSで採用されたZシステムをベースに、89式用に最適化された機構です。
もともと、東京マルイのガスブローバックシリーズ第一弾であるMP7A1では、ブリーチボルトが小型で軽量だったため、連射時のリコイルによる本体へのダメージは限定的でした。
しかし、M4A1 MWSではボルトが重く、その反動が内部パーツへ与える影響が大きくなったことから、耐久性強化が求められたのです。
この課題を解決するために開発されたのが「Zシステム」で、ボルトキャッチ部分の破損防止に優れた効果を発揮します。
89式にはこのZシステムをベースにした専用機構を搭載し、激しいブローバックに耐えうる設計となっています。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉GBBは、実銃に極めて近い外観と質感を追求したモデルです。
かつて電動ガンとして登場した89式では再現しきれなかった細部を見直し、よりリアルな後期型として新たに設計・開発されています。
また、バイポッド以外はほぼすべて新規パーツで、各パーツの素材を見直されているのも特徴です。
たとえば、アッパーおよびロワーフレームには亜鉛ダイキャスト。ストックやアウターバレルにはアルミニウム、ハンドガードにはスチールプレスと樹脂の複合素材が用いられています。
これにより、見た目だけでなく質感・重量感もよりリアルに再現されました。本体重量は約4kgと、実銃に実弾を装填した状態とほぼ同じ重さです。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉は、操作性においても実銃さながらの高い再現度を誇ります。
たとえば通常分解の手順は、実銃同様に工具なしでスムーズに行えます。テイクダウンラッチを押してアッパーレシーバーを持ち上げる一連の動作は、リアルさを求めるユーザーにとってたまらない体験です。
ほかにもリアサイトやフロントサイトの調整、バイポッドの取り外し、折曲式ストックの展開・収納といった操作も、細部まで忠実に再現されています。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉GBBは、その名の通り折り畳み式のストックを採用しており、使い勝手の良さが大きな魅力です。
固定ストック仕様と比べて、ストックを折りたたむことで全長を短くできるため、インドアフィールドや狭い場所での戦闘に役立ちます。
また、折りたためることでガンケースの選択肢が広がり、持ち運びが楽になるという利点もあります。ストックの付け根はセレクターと干渉しないよう内側がえぐれた設計で、最後まで折りたたむことも可能です。
東京マルイ 89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉の性能を初速と集弾性に分けて紹介します。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉の初速は、0.2gのBB弾でおおよそ85m/s前後です。
ガスガンなので、気温によって初速が変わりますが、真冬のシーズンでない限り、マガジン内のガスを最後までしっかり使い切れるでしょう。
また、折曲銃床型はショートマガジンですが、よりガスの容量が多いフルサイズのマガジンを使うと、初速が安定して数値も高くなります。
サバゲーで安定して運用したいのなら、マガジンを交換するのもおすすめです。
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉GBBは、ガスブローバックガンでありながら電動ガン並みの高い集弾性を誇ります。
しっかりとホップアップを調整すれば、30mの距離でも十分な命中精度を発揮します。
特に0.25gのBB弾の使用時は弾道のまとまりが良く、グルーピングが向上する傾向があります。0.2g弾は伸びやかに飛びますが風に流されやすいため、屋外で風がある日には0.25g弾がおすすめです。
引用:89式5.56mm小銃〈折曲銃床式〉 – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
| 種類 | ガスガン | 電動ガン |
| 全長 | 670mm / 916mm(ストック伸長時) | 670mm / 916mm(ストック伸長時) |
| インナーバレル長 | 250mm | 433mm |
| 重量 | 3,900g(マガジン、バイポッド含) | 3,700g(バッテリー、マガジン、バイポッド含) |
| 装弾数 | 20+1発 | 70発 |
| メーカー希望小売価格 | 84,800円(税別) | 84,800円(税別) |
東京マルイの89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉には、ガスブローバック(GBB)とスタンダード電動ガン(AEG)の2タイプが存在し、それぞれに異なる魅力があります。
ガスガンは射撃時にリアルなリコイルショックと作動音を体感できるのが大きな特徴です。マガジンの重さや操作方法が実銃に近く、ボルトの動作やボルトリリースなども忠実に再現されています。
ただし、気温の影響を受けやすく、装弾数も電動ガンと比べて少なめです。
一方、電動ガンはバッテリーで動作するため、気温の影響を受けにくく、安定した初速と連射性能が特徴です。季節やフィールドを問わず使いやすく、初心者にもおすすめです。
またそれぞれ外観にも差があり、ガスガンは後期型のレシーバー刻印を再現していて、最初からアンビセレクターを装備しています。
リアルさを求めるならガスガン、安定した実用性を求めるなら電動ガンがおすすめです。目的や好みに応じて選ぶと失敗しにくいでしょう。
実際に89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉を持っているユーザーの口コミやレビューを紹介します。
この夏一番感動した長物はガスブロ89式小銃。近距離での命中精度が鬼高かった!! pic.twitter.com/TI43I3lPr3
— おのまとぺ(゜∀。) (@onomatopee55) September 12, 2021
もっとも感動したエアガンとして、ガスブローバック89式小銃を紹介していました。特に近距離での命中精度の高さが際立っており、実戦での信頼性も抜群だったとのことです。
ガス89式直ったから早速実戦で使ってきた〜
やっぱ当たるわこれ💯 pic.twitter.com/aJkWx37Sqa— つる/takayama@P-07 (@turu1221) September 4, 2021
修理を終えた89式を実戦投入したユーザーからは、「やっぱり当たる!」という声がありました。メンテナンス後の初陣でその実力を再び実感できるのは、この銃ならではの魅力といえるでしょう。
極東アジア日韓台の主力小銃電動ガン(ガス)一番重いのは89式 pic.twitter.com/vwbvpuXhRy
— 8 (@oDBhZYoke7V5Ch2) March 9, 2022
所持している電動ガンやガスガンの中でも、特に重量があるという声もありました。扱いやすさよりもリアリティを重視した設計は、人によって重く感じられることもあります。
ZEROBASEさんへお邪魔するのですが、最近89式ガスが愛おしく、使ってます。
巷では使いにくいとされているセレクター、長くて室内に向かないとか…?
本職で使われている人の感想は知りませんが、
私はこのフォルム、国産、なんか好きです。 pic.twitter.com/6NxIgLAdFJ— つかさ (@tsukasa1192296) July 2, 2024
89式は右側面のセレクターや全長の長さから「扱いにくい」とされることもありますが、国産モデルならではのフォルムや雰囲気に魅力を感じているとのことです。実用性以上に「愛着」で選ばれる一丁としてもファンの間で根強い人気があります。
89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉は、完成度の高いガスガンということもあり、多くのユーザーから人気があります。
特に東京マルイの長物ガスガンは、価格改定が続き中古市場での相場も上がっている状態です。エアガンを高く売りたいのなら、ぜひガンコレクトにご相談ください。
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