PageTopへ

ガスガンの保管方法とは?保管する際の注意点についても解説します

ガスガンは正しい方法で保管しないと、性能が劣化したり、思わぬ事故につながったりする可能性があります。

ガスガンを保管する際は、安全性を考慮してBB弾が発射できない状態で保管しましょう。

 

この記事ではガスガンの正しい保管方法を紹介します。

保管時の注意点も紹介しますので、ガスガンの初心者ユーザーも参考にしてみてください。

 

ガスガンの保管方法

ガスガンの保管方法は大きく分けて「ガスガン本体」「マガジン」「ガスボンベ」の3つに分けられます。

それぞれの保管方法について詳しく見ていきましょう。

 

ガスガン本体の保管方法

ここではガスガン本体の保管方法を紹介します。

ガスガンは、万が一の事故につながらないように、BB弾が発射できない状態で保管しましょう。

 

マガジンやチャンバーのBB弾を抜く

エアガンを保管する際、安全を最優先に考えることが大切です。

 

マガジンを装填したままでは、事故や誤発射の危険性があるため、ガスガンのマガジンを抜いた状態で保管することが望ましいでしょう。

また、ガスガンの構造上、チャンバーにBB弾が残っていると、マガジンを挿入した瞬間にすぐに発射できる状態になり危険です。

 

チャンバーパッキンの変形にもつながるため、エアガンを保管する際には、チャンバーに残ったBB弾も抜いておきましょう。

 

HOPを弱める

ガスガンのホップアップをかけたまま保管すると、パッキンに負荷がかかった状態が続き、変形の原因となります。

 

特に長期間保管する場合は、HOPを弱めた状態にしておくことが大切です。

これにより、パッキンの変形を防ぎ、エアガンの性能を維持しやすくなります。

 

ハンマーを倒す

ガスガンの内部にあるハンマーが起きている状態では、いつでも弾が発射できる状態につながります。

 

また、ハンマーが起きたままの状態で長期保管すると、ハンマースプリングに負荷がかかり、スプリングの劣化が進む可能性もあります。

エアガンを保管する際は、ハンマーを倒しておきましょう。

 

可動部やインナーバレルにシリコンスプレーを吹く

スライドやフレームなどの可動部にシリコンスプレーを適切に吹くことで、次に使う際にもスムーズに動きやすくなります。

また、インナーバレルやパッキンの清掃を行うことで汚れや異物が固着せず、エアガンの性能を維持したまま保管できます。

 

ただし、過剰なシリコンの塗布は、BB弾にシリコンが付着して弾道が乱れる原因となるため、余分なシリコンは適度に拭き取りましょう。

 

保護キャップを付ける

保護キャップをエアガンに装着することで、弾の誤発射を防ぎ、より安全に保管できます。

さらに、保護キャップはエアガンのバレル内に埃や異物の侵入を防ぐ役割も果たします。

 

多くのエアガンでは購入時に保護キャップが付属しています。

見た目でも安全だと分かるので、万が一の事故に備えてエアガンを保管する際には、必ず保護キャップも使用しましょう。

 

箱や専用のケースに入れる

商品購入時に付属していた箱は、埃や外部の衝撃からエアガンを保護する時に役立ちます。

 

さらに、エアガン専用のケースを使用することも方法です。

専用のケースはクッション性が高く、エアガンをより安全に保管できます。

 

マガジンの保管方法

ここではガスガンの保管方法を紹介します。

ガスガンのマガジンを保管する際は、BB弾を抜いて、ガスもなるべく入れない状態にすることが望ましいでしょう。

 

BB弾を抜く

ガスガンのマガジンにBB弾を入れっぱなしにすると、内部のスプリングに負担がかかり、スプリングが弱くなる原因となります。

スプリングが弱くなると、給弾不良などエアガンに悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

 

また、BB弾がマガジンに入っていると、すぐに弾が発射しやすい状態になることも考慮すべきです。

誤発射や事故の原因となるため、長期間保管する際は、マガジンからBB弾を抜いておきましょう。

 

動作部分にシリコンスプレーを吹く

長期保管の際は、ガスガンのスプリングやバルブなどの可動部にシリコンを吹くことで、次に使用する際もスムーズな給弾がしやすくなります。

 

また、マガジン本体にもシリコンスプレーを適度に吹くことで、錆の予防につながります。

特にガスガンのマガジンには金属パーツが多用されているため、錆びると抜き差ししにくくなり、性能の低下にもつながります。

 

マガジンにシリコンスプレーを吹く場合は、なるべく薄く塗布し、余分なシリコンを拭き取りましょう。

 

ガスを抜くまたは適度に入れる

ガスガンを保管する際に、マガジン内部のガスを抜いておくことで、気温の上昇によってガス圧が上昇するリスクを回避できます。

 

一方、マガジンのガスを抜くために放出バルブを押すと、放出されたガスによってパッキンが冷却され、パッキンに損傷が生じる可能性があります。

 

そのため、メーカーによっては、マガジンにガスを入れっぱなしにすることを推奨している場合もあります。

 

ガスを入れたまま保管する場合は、過度にガスを入れ過ぎると、気温が上昇した際にガス圧が上がり、ガス漏れの原因となります。

保管を目的にガスを充填する場合は、適正な圧力を保つように心掛けましょう。

 

ガスボンベの保管方法

ガスガンのガスボンベ自体には特別なメンテナンスが必要ありません。

ただし、適切な保管が大切です。

 

ガスボンベのガスは低温で、吸引や皮膚に接触した場合に事故につながる可能性があるため、必ずガスボンベに付属のキャップをしっかりと取り付けて保管しましょう。

 

また、高温の場所に保管すると、ガスの圧力が上昇し、ガス漏れや事故のリスクが高まります。

ガスボンベを保管する際は直射日光を避け、凉しい場所に保管してください。

 

ガスガン保管方法の注意点

ガスガンを長期保管する場合は、高温多湿など極端な環境では避けましょう。

ここではガスガンを保管する際の注意点を紹介します。

 

40℃以上の高温になるような場所に保管しない

ガスガンを40℃以上の高温の場所に保管すると、部品の変形や破損の可能性が高まります。

特にガスガンは高圧ガスを使用しており、マガジン内のガスやガスボンベが高温で破裂や破損するリスクが高まります。

 

たとえば、車のトランク内やダッシュボードの中など、高温になりやすい場所でガスガンを保管しないように気を付けましょう。

 

湿度の高い場所は避ける

湿度が高い場所では、ガスガンの金属パーツに錆が発生しやすくなります。

ガスガンの内部には多くの金属部品が使用されており、錆が発生すると作動性に悪影響を及ぼします。

 

また、湿度が高いと、エアガンを保管する箱やケース内にカビが発生しやすくなるため注意しましょう。

 

カビはエアガンの機能に悪影響を及ぼすだけでなく、健康にも害を及ぼす可能性があります。

エアガンを保管する際は、湿度を抑えるために風通しの良い場所に保管しましょう。

 

箱やガンケース内に乾燥材(シリカゲルなど)を入れると、湿度が安定しやすくなります。

 

まとめ

ガスガンの長期保管する方法を紹介しました。

ガスガンを長期保管する際は、マガジンを外し、BB弾を抜いた状態にしておくと、ご発射のリスクを避けられます。

 

また、エアガン購入時に付属する保護キャップや箱もエアガンの保管に役立つでしょう。

ただし、今回紹介した内容はガスガンの管理や動作を保証するものではありません。

 

正しいガスガンの保管方法は、各メーカーの取り扱い説明書に記載されているため、気になる人は、取り扱い説明書も確認しておきましょう。