引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『ステアーHC ブラック / タンカラーモデル – 電動ガン ハイサイクルカスタム
東京マルイのハイサイクルカスタム電動ガンステアーHCは、ハイサイサイクル電動ガンシリーズの第5弾のモデルです。
スタンダード電動ガンであるステアーAUGとの違いは連射性能の高さ意外にも、
ワンタッチでバレルが取り出せる機能はそのままにバレルをショート化し、
アッパーフレームに325㎜のフラットトップレールを装備させて、よりCQBやインドア向けとなっています。
今回はこのステアーHCをご紹介します。
全長 | 610mm |
インナーバレル長 | 260mm |
重量 | 2,680(空マガジン) |
装弾数 | 330発 (多弾マガジン) |
メーカー希望小売価格 | 34,800円(税別) |
ステアーAUG は、オーストリアの老舗銃器メーカー、シュタイヤー・マンリヒャー 社がオーストリア軍向けに開発したアサルトライフルで、
1977年にオーストラリア軍に制式採用されています。
ステアーAUGの特徴は、
ブルパップ式アサルトライフルであること、
アッパーフレーム上にスコープ内蔵のキャリングハンドルが設けられていること、
ストックと一体となったグリップだけでなく、機関内部のシアーやハンマーまで素材に強化プラスティックを採用して軽量化に努めています。
オーストリアの銃器メーカーと言えばグロックも有名ですが、グロックもポリマーフレームで成功したハンドガンであり、
樹脂素材で最新の銃器造りが得意なのはオーストリアのお国柄かもしれません。
東京マルイのステアーHCは、このステアーAUGの最新バリエーションであるステアーAUG A3 9mm XSというモデルを参考にしてデザインしています。
東京マルイのハイサイクル電動ガン、ステアーHCにはブルパップ方式ならではの特徴や、
スタンダード電動ガンに比べて拡張性が格段に改良されているところ、
ハイサイクルカスタムながら高い初速を維持しているなど、いくつもの特徴があります。
ステアーHCの第一の特徴は「プルパップ」形式のHCカスタムモデルであることです。
実銃のブルパップ形式とは、これまでトリガーの前方に配置していた機関部をストップ内に移し、バレルの長さを維持しながら銃本体の全長を短くできる形式です。
ブルパップ形式では機関部がストック内にあるため、トリガーやグリップが機関部よりも前に位置し、マガジン挿入部もトリガーの後方になります。
東京マルイもこのブルパップの実銃が持つ特徴を、そのまま電動ガンで再現しています。
このステアーHCも全長が610㎜と、同じHCカスタムのP90HCよりも短いにも関わらず、インナーバレル長はP90HCよりも僅かながら長くなっています。
そのため、ステアーHCは東京マルイのHCシリーズ中で最高初速を出すモデルになっています。
東京マルイのステアーHCの2番目の特徴は、左利きの人でも使いやすい実用性の高いモデルであることです。
ちなみに左右のどちらからでも操作できるパーツとして、セフティーレバーとマガジンキャッチレバーです。
マガジンキャッチレバーは銃本体の下側にあるので、どちらからもアクセスが可能です。
また一見地味ですがストック後端のスイベルが左右付け替えも可能です。
普通の電動ガンは右利きを優先してスリングを付けるスイベルが右利き対応になっているのが多いため、
左利きの人間は、右利き仕様に合わせるか、使いたいモデルでも右利き仕様なら諦めるしかありません。
しかし取り付け位置が左右のどちらでも選べるスイベルが付いステアーHCは、左利きの人にもおすすめのモデルです。
ステアーHCの3番目の特徴はスタンダード電動ガンのステアーAUGよりも高い拡張性を持たせたことです。
それを可能にしたのが、レシーバートップの全長325㎜フラットトップレールとレシーバー右サイドのショートレール、それにフロント下部にアンダーマウントレールです。
これは東京マルイがステアーAUGの最新バリエーションであるステアーAUG A3 9mm XSというモデルを電動ガン化したため、
スタンダード電動ガンのステアーAUGよりも近代的なデザインになっています。
このステアーの拡張性向上のメリットは、ドットサイトを付けやすくなったことです。
なおステアーHCにはオープンサイトが付属していますが、あくまでも光学機器の搭載を前提としているため、かなり低めの設定となっています。
そのためあくまでもバックアップ用と割り切っておくと良いかもしれません。
ステアーHCの「HC」とはハイサイクルカスタムと言う意味です。
そして東京マルイのHCシリーズが、ショップカスタムや自分でカスタマイズをするセルフカスタムと違う点は、
メーカー自らが工場で組み上げた「ファクトリーメイド」のカスタムであることです。
ファクトリーカスタムがショップカスタムに対して持つアドバンテージは、
ハイサイクル専用のギア、専用の軸受け、ハイサイクル専用モーターを、メーカーレベルのクオリティーで組み上げているところです。
このメーカーの強みを生かしたカスタマイズのおかげで、スタンダード電動ガンと共用のミニSバッテリー駆動で、秒間23発の連射性能を叩き出しています。
このステアーHCの公称データではサイクル数が秒間25発となっていますが、実測値では23発前後のようです。
その代わりと言っては何ですが、このステアーHCは東京マルイのHCシリーズ中でもトップクラスの初速を叩き出してくれます。
ステアーHCはコンパクトで取り回しやすいモデルです。
これは単に全長が短いから使いやすいと言うことではありません。
短いだけならMP5A5やP90などのコンパクトサイズなモデルは他にあります。
ステアーHCが取り回しがしやすい理由は、3㎏という本体重量とブルパップによる本体の重量配分です。
ブルパップ仕様のステアーHCはストック内に一番重たいメカボックスが納められています。
そのため重心が身体側に重心が寄り、片手でも十分に電動ガン本体を振り回しやすくなります。
ただし、またフルオート射撃中は、耳元で発射音やメカボックスの作動音が鳴り響くために相手のヒットコールが聞こえにくくなり、
オーバーキルにもなりやすいので注意しましょう。
東京マルイのハイサイクル電動ガン、ステアーHCの初速、集弾性、実射して感じた感想などを、各種データや実射動画などからお伝えします。
特にハイサイクル電動ガン特有の発射サイクルの速さと初速の安定度などを確認していただきたいです。
東京マルイのステアーHCの初速は平均で85m/s前後が目安のようです。
この初速は東京マルイのHCシリーズの中ではトップクラスの初速となっており、
他のHCシリーズよりもインナーバレルが長いことも理由として考えられます。
ちなみにスタンダードタイプのステアーAUGはインナーバレル長510㎜、初速90m/s前後という数値で、
この両者のデータを比べるとステアーHCが効率良く初速を叩き出していることが分かります。
東京マルイのHCシリーズはスタンダード電動ガンに比べると、ピストンの後退量を少なくして、初速と射程距離を抑える代わりに連射性能を上げています。
そのため、スタンダード電動ガンよりは遠距離で弾がバラつくようです。
しかし、弾道自体はフラットで素直なもので、30mまでなら十分な集弾性を見せてくれます。
初弾が外れてもレーザービームのようなBB弾の軌跡を見ながら修正すれば、ミドルレンジぐらいまでなら十分に戦える電動ガンです。
ステアーHCの使い勝手の良さとして、チャージングハンドルと連動したエジクションポートカバーが固定されていることがあげられます。
しかし、ポートが小さいので中のホップダイアルを回すのは慣れが必要でしょう。
左右のどちらからでも操作できるセレクターが付いていますが、
フルオートに設定した時でもトリガーの引き代でセミ/フルの切り替えができるので、
慣れれば柔軟に使い分けができそうです。
またサイクルが早い分、スタンダード電動と比べるとトリガーのキレも良く感じます。
実射性能を紹介するという流れで以下の動画へつなげるリード文を作成してください
東京マルイのHCシリーズはじっくりと狙って当てるというよりも、強襲と離脱を繰り返して前線をかく乱するアタッカータイプの人におすすめな電動ガンといえます。
短い全長、ブルパップによる振り回しやすい重量配分、
セミ/フルの切り替えをトリガーのストローク量で選べる使いやすさ、
いざと言う時にレーザービームのようにBB弾が繋がって見えるほどの連射性など、
腕のいい人が使えばフルオートショットガンのような火力の高さを見せてくれるでしょう。
ステアーAUGは最も成功したブルパップライフルと言われています。
そのステアーAUGをベースに近接戦闘に特化したフォルムと火力を持たせえたステアーHCは、発売後11年を経た今でも人気の高いモデルです。
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東京マルイ ハイサイクル電動ガン ステアーHCの参考買取価格 | ¥10,000円(TAN)
¥8,000円(BK) |