東京マルイのSG553 は、SIG社が開発したアサルトライフルSG550のコンパクト版SG553をモデルにした電動ガンです。
実銃は堅牢さと精密性が特徴で、短いバレルながら優れた命中精度を発揮します。
東京マルイはその特徴を生かし、電動ガンプラスとして再現。軽快な操作性と安定した弾道を両立しています。
さらにマウントを備えたハンドガードを採用し、CQB フィールドを中心にサバゲーでも扱いやすいモデルとしても人気です。
今回はそんなSG553の特徴や性能、実際の使用者のレビューを紹介します。
引用:SG553プラス【電動ガンプラス】 – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
| 全長 | 516 mm / 714 mm(ストック展開時) |
| インナーバレル長 | 247 mm |
| 重量 | 2,395 g(空マガジン、バッテリー含む) |
| 装弾数 | 43発 (ノーマルマガジン) 220発 (多弾マガジン) |
| メーカー希望小売価格 | 49,800円(税別) |
※2025年12月現在
東京マルイのSG553の主な特徴は次のとおりです。
SG553には、FET(電界効果トランジスタ)を活用した電子スイッチが搭載されています。
このFETによってスイッチの電流ロスを低減できるため、トリガーを引いてから弾が発射されるまでのレスポンスも向上。通電時の摩耗が少なく、スイッチ部の耐久性も上がっています。
また、このFET回路は、後述する「PLUSシステム」の一部としても機能し、安全性や性能アップにつながっているのも特徴です。
SG553には、東京マルイ独自の「PLUSシステム」が搭載されています。このシステムは、FETを利用した電子スイッチに加え、マイクロコントローラーによる監視・制御機能を組み合わせた総合電子制御回路です。
バッテリーの電圧やモーターの通電状態、過電流や低電圧、ヒューズの断線といった異常を検知すると、自動的に作動を停止する安全機構が備わっており、使用中のトラブルを未然に防ぎます。
また、MS・Li-Poバッテリーの使用にも対応しており安定した動作を実現。リポバッテリーの取り扱いが不慣れな初心者でも安心して使える設計です。
SG553は、アッパー/ロアレシーバーおよびハンドガードに従来の樹脂製パーツよりも高い剛性と耐久性を持つ「強化樹脂」を採用しています。
がたつきや軋みを抑え、フォアグリップの取り付けやハンドガード部のレール活用時にも安定感を得られます。
さらに、金属に近いマットな質感と光沢を抑えた塗装によって、よりリアルで重厚な仕上がりを実現。スタンダード電動ガンよりも高い質感を誇るのも魅力です。
引用:SG553プラス【電動ガンプラス】 – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
SG553には、従来のマガジン構造をベースに改良を加えた、新型マガジンが採用されています。このマガジンの最大の特徴は、「フォロワー」と呼ばれる給弾部品です。
もともとマガジン内部でスプリングの力を利用してBB弾を押し上げる重要なパーツですが、新型ではその先端に専用のレバー(突起)を追加。
これにより、弾数が少なくなっても最後の1発まで確実にBB弾を押し上げ、給弾不良を防ぎます。
マガジン外装はシースルー仕様で、内部のダミーカート越しに残弾を視認できるリアルな設計です。
引用:SG553プラス【電動ガンプラス】 – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
SG553の上部には、新設計の「フリップアップ式」アイアンサイトが搭載されています。光学機器(ドットサイトやスコープなど)を装着する際は、それぞれ倒すことで視界の妨げになりません。
一方で、アイアンサイトのみで運用する場合も、構えやすく実用性の高い位置に設置されているため、自然な姿勢で素早く照準を合わせられます。
東京マルイ SG553 プラスの性能を初速と集弾性に分けてそれぞれ紹介します。
SG553 プラスの初速は、平均94m/sと非常に高く、次世代電動ガンに匹敵する性能です。一般的なスタンダード電動ガンの初速が85m/s程度であることを考えると、非常に高い水準といえます。
屋外フィールドでも射程不足に悩まされることはほとんど無いでしょう。
これ以上初速を上げようとすると初速オーバーのリスクが高くなるため、初期状態から高性能を求める方にもおすすめです。
SG553 プラスは、東京マルイの電動ガンらしい安定した集弾性を備えています。具体的には、20m前後の距離であれば、人型ターゲットに難なく命中させられます。
さらに、次世代電動ガンのようなリコイル(反動)も搭載されていないため、射撃時に銃口がぶれることがなく、フルオートでも弾がばらつきにくいのもメリットです。
標準装備されたトップレールにドットサイトなどの光学機器を載せれば、さらに正確な照準ができ、集弾性を活かした射撃ができます。
実際に東京マルイのSG553のユーザーによる口コミやレビューを紹介します。
新銃のSG553+
びっくりするほど軽かった…食べさせて太らせなきゃ pic.twitter.com/RpZhdOaIoz— 帽神 (@BousinnSVD) March 2, 2025
SG553 プラスの軽量さに驚いたユーザーの感想です。コンパクトなサイズに加えて樹脂フレームを採用していることから、非力な方や初心者でも扱いやすいエアガンに仕上がっています。
腹いせにガンショップで新製品のマルイsig sg553+を触る
従来型の強度が弱かったり使い勝手の悪かった部分が全部改善されてる。
電子トリガーに加えてチャンバーも改良されてて、40m狙えるとか。
とても欲しい。 pic.twitter.com/imheSimgVN— モロキー@11/23スチ/リバ12/6-7堺 (@morokey) February 22, 2025
従来の欠点が改善されているという口コミもありました。本体の剛性や40m以上狙える性能も評価されています。
昨日は寄り道帰り道でクタクタだったので、本日開封!
どっしりとした重厚感にテンション上がる⤴️⤴️⤴️
軽くて小回りの利くSG553+とワクワクの詰まった89式でサバゲーの楽しみが増えそう! pic.twitter.com/MLgG00uSL0— 魚占(あゆ)🎴 (@1HCfOZmxdDkQQhj) October 6, 2025
SG553 プラスの軽さと取り回しの良さに感動する声もあります。軽くて小回りの利くため、サバゲーでも扱いやすい一丁です。
SG553+届いた!
すごい!!全くギシギシしない!!レイルハンドガードも握りやすいし最高 pic.twitter.com/vV8cH9YaBq— KaWaTya (@takuna2san) September 5, 2025
剛性の高さやレールハンドガードの握りやすさなど、実用性について好意的なレビューも多くあります。SG553の完成度の高さがうかがえる投稿です。
東京マルイ SG553に関する質問とその回答を紹介します。
SG553 プラスは、従来の東京マルイ製SIGシリーズ用マガジンと互換性があり、旧型のマガジンをそのまま予備マガジンとして使用可能です。
ただし、SG553 プラスのマガジンに搭載されている新型のフォロワーは、旧型マガジンに採用されていません。たとえ弾切れの状態でもマガジンを抜くとBB弾がこぼれ落ちます。
東京マルイのSG553 プラスでは、「ニッケル水素ミニS(8.4V)」と「MS・Li-Poバッテリー」の2種類に対応しています。
特にMS・Li-Poバッテリーは、電圧の安定性と出力の高さにより、SG553の特徴である素早いトリガーレスポンスを実感できるでしょう。どちらのバッテリーもハンドガード内部に収納可能です。
東京マルイのSG553 プラスは、旧モデルであるSIG552 SEALSをベースに設計された最新モデルです。
FETとマイクロコントローラーを組み合わせた「PLUSシステム」を搭載。トリガーレスポンスが向上し、通電の安定性やスイッチ部の耐久性、安全機構も強化されています。ほかにも強化プラスチックを採用することで剛性や質感もアップしています。
一方、SIG552は従来の機械式スイッチを採用したスタンダード電動ガンで、シンプルで扱いやすい点が魅力です。
それぞれ違いについては、下記の記事で紹介しています。
>>東京マルイ スタンダード電動ガン SIG552 SEALSの特徴や性能・レビュー
東京マルイ SG553 プラスは、根強い人気のあるSIGシリーズをベースにPLUSシステムを組み込んだ最新機種です。
スタンダード電動ガンでありながら次世代電動に匹敵する初速を持ち、コンパクトでレスポンスが高いことからサバゲーマーを中心に人気があります。
SG553 プラスをはじめ最新のエアガンの買取はガンコレクトにお任せください。宅配買取なので、近くに専門店が無くてもご利用いただけます。
古い機種でも大歓迎ですので、気になる人はぜひお気軽にご相談ください。
| 東京マルイ ガスブローバックガン SG553 プラスの参考買取価格 |
¥20,000 |
※2025年12月現在