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サバゲー用スコープおすすめ8選!ライフルスコープとショートスコープの選び方を解説

スコープは目標を正確にとらえるために便利なエアガンのアクセサリーです。

 

スコープは倍率やレティクルといった違いや取り扱いメーカーも多いため、選び方を知っておくと自分の用途に合ったスコープを見つけやすいでしょう。

 

ここでは経験者目線でスコープの選び方を紹介します。

実際におすすめのスコープについても紹介していますので、サバゲー用にスコープを探している方は参考にしてみてください。

 

サバゲー用スコープの選び方

スコープの種類によって特徴や見やすさは異なりますが、そのなかでもサバゲーに特化したスコープとはどのようなものなのでしょうか?

 

ここではサバゲー用のスコープの選び方を紹介します。

 

スコープの倍率から選ぶ

スコープの倍率によって得意な戦い方や用途が異なります。倍率ごとの特徴を知っておけば、自分に合ったスコープを見つけやすくなるでしょう。

 

ここでは、等倍~6倍のショートスコープと3~10倍のライフルスコープの特徴を紹介します。

 

等倍~6倍のショートスコープ:近距離戦用

主に近距離で使用するのであれば、ショートスコープがおすすめです。等倍~1.2倍のショートスコープであれば、その低倍率からドットサイトのように素早いサイティングができるため、狭いフィールドやインドア戦でも使いやすいでしょう。

 

また、もう少し索敵範囲を広げたいのであれば、2倍程度の倍率を選んでみてください。この倍率であれば敵を素早く捉えつつも広い視野を確保できるため、障害物が少ないフィールドでも戦いやすくなります。

 

一方、4~6倍の高倍率のショートスコープは、ある程度遠距離からの狙撃にも対応可能です。ただし、高倍率になるほど視野が狭くなるため注意しましょう。

 

3~10倍のライフルスコープ:遠距離からの狙撃用

遠距離戦においては、だいたい倍率10倍以内までのライフルスコープを選ぶことをおすすめします。

 

なぜなら、10倍以上の高倍率であってもエアガンの射程距離は限られているため、結果的に使いにくく感じてしまうからです。

 

一部のモデルでは、20倍以上の高倍率のライフルスコープも存在しますが、サバゲーでの使用を考えると、実戦向きではない場合が多いです。

もし、初心者であれば倍率10倍以内のスコープを選びましょう。

 

なお、倍率が高くなるほど標的の細かい動きや周囲の変化への対応が難しくなります。スコープの倍率を選ぶ際は、射撃環境や個人のスキルも含めて検討してみてください。

 

固定か可変かの倍率から選ぶ

スコープには倍率が変更できる可変倍率と、倍率が固定されている固定倍率の2種類があります。固定倍率と可変倍率の違いについては下記の通りです。

 

①可変倍率のスコープ

 可変倍率のスコープは、倍率が変更できるタイプで、例えば3-9倍や4-16倍など、範囲内で倍率を調整できます。これにより、射撃距離や状況に応じて倍率を変更することが可能です。

 

可変倍率のスコープは、さまざまなシチュエーションに対応できる柔軟性がありますが、複雑な操作や調整が必要な場合があります。

 

②固定倍率のスコープ

 固定倍率のスコープは、4倍や8倍など、特定の倍率が固定で設定されていて変更できないタイプです。

 

固定倍率のスコープは一つの倍率でしか使用できませんが、構造がシンプルで使いやすく、戦い方や用途が決まっていれば固定倍率で十分でしょう。

 

視認性で選ぶ

スコープが見やすければ、その分標的も狙いやすくなり、ゲームを有利に進めることができます。また、銃の性能を引き出すためにも、視認性の高いスコープは重要です。

 

ここではスコープの視認性を決める要素とそれぞれの選び方について紹介します。

 

レティクルの種類

スコープのレティクル(照準器の模様)は、射撃精度や視認性に大きな影響を与えます。

 

レティクルの使いやすさは個人によって異なるため、照準時の感覚や好みに合わせて選んでみてください。

 

たとえば、クロスヘアやミルドットなど、複数の種類を覗いてみて、どのレティクルが使いやすいか試してみると失敗しにくいでしょう。

 

また、特定のスケールが付いているレティクルは、対象物の距離や位置を推定するのに役立ちます。

サバゲーに合ったスコープを探しているのであれば、自分の射撃スタイルや目的合わせてレティクルを選びましょう

 

レンズの大きさや透明度

スコープを選ぶ際はレンズの大きさや色にこだわりましょう。たとえば、レンズが大きいほど視野が広くなり、状況把握や敵を捉える際に有利になります。

 

また、高い透明度を持つレンズは、像やレティクルを鮮明に見ることができます。対象が隠れているときにスコープの透明度が高いと、相手を正確に狙うことが可能です。

 

特にサバゲーでは、夜戦や照明の無いフィールドのように視界の確保が難しい状況も想定されます。

そのため、レンズの透明度や大きさにもこだわってスコープを選びましょう。

 

アイレリーフの長さから選ぶ

アイレリーフは、目の位置から接眼レンズまでの距離を指します。この距離が短いと、スコープを正しく覗くことが難しくなり、射撃精度に影響を及ぼします。

 

アイレリーフは、最低でも70mm以上あるスコープがおすすめです。この距離を確保することで、射撃時における正確な視界の確保が可能になります。

 

なお、マウントベールやスコープマウントによってアイレリーフの調整は可能ですが、スコープによってそれぞれ調整幅は異なります。

 

そのため、事前にエアガンやマウントベースの全長を測っておくと選びやすいでしょう。

 

発光機能

スコープの発光機能を利用すると、夜間や日陰のような明るさ不足している状況でも、ターゲットを狙いやすくなります。

 

また、モデルによっては赤や緑のように色を選択できるため、個人の好みや使用環境によって使い分けが可能です。

ほかにも明るさ調整機能によって、環境ごとに最適な設定を選び、視認性を最大化することができます。

 

しかし、発光機能を持つスコープは、構造が複雑で価格が高い傾向があります。そのため、発光機能を持つスコープを選ぶ際は、予算も踏まえて検討しましょう。

 

一方で、発光機能を使用しない場合でも、十分な視認性が確保できるスコープがあるため、そちらを選ぶことも方法です。

 

スコープ本体で選ぶ

スコープ自体のサイズや重さもスコープを選ぶうえで重要なポイントとなります。

使い勝手にも影響するため、どのような選び方があるのか事前に確認してみてください。

 

本体のサイズ

スコープのサイズも射撃のしやすさを決める重要な要素です。

 

特に初心者の方が最初にスコープを選ぶのであれば、本体の長さは、約200mm~350mm程度のものがおすすめです。

 

この長さのスコープは、使いやすさと携帯性のバランスが取れており、スコープの扱いが不慣れでも使いやすさを実感できるでしょう。

 

また、スコープの大きさが大きいほど、視界が広がり、視認性も向上します。しかし、大きいスコープはかさばりやすく、エアガンの形状やサイズによっては取り付けが難しい場合があります。

 

そのため、スコープを選ぶ際には、取り付けの可能性やエアガンとの相性も考慮してください。

 

本体の重さ

スコープの重さは、射撃の快適さや操作性に影響を及ぼすため、初心者であれば、比較的軽量な300g前後のスコープを選びましょう。

 

また、レンズが大きく発光機能の付いたスコープは、視認性が高いものの重くなりやすくいことから、扱いに慣れていない人は、操作性がしにくく射撃に影響を及ぼす可能性があります。

 

一方で、軽すぎるスコープは、視認性が悪く耐久性が低いリスクもあるため、全体のバランスをみつつ、適切な重さを選ぶことが重要です。

 

なお、スコープの取り付け位置によって重心が変わるため、スコープを選ぶ際は、エアガンのどの位置にスコープを取り付けるのかを確認しておくと、自分に合ったスコープが見つけやすくなるでしょう。

 

メーカーで選ぶ

スコープを取り扱うメーカーは、大きく分けて実銃用とエアガン用に分けられます。

 

また、国内だけでなく、海外にもスコープメーカーはあるため、メーカーごとの特徴を知ったうえでスコープ選びの参考にしてみてください。

 

実銃用も取り扱うメーカー

実銃用のスコープは、耐久性と視認性に優れた製品が多いため、エアガンに実銃用のスコープを載せるユーザーは多くいます。

 

ここでは代表的な実銃用のメーカーとその特徴について詳しく解説します。

 

■国内メーカー

・ノーベルアームズ

 ノーベルアームズは、実銃用スコープの分野で高品質な製品を展開しています。その耐久性と信頼性は射撃愛好家から高く評価されており、様々な環境下での使用に適しています。

 

・ジャパン・オプティックス(ハッコー)

ジャパン・オプティックスは、日本国内でも広く知られる優れたスコープメーカーです。精密な光学性能と堅牢な構造の製品が多く、愛好家やプロの射手から信頼を集めています。

 

・サイトロンジャパン

サイトロンジャパンは、高品質なスコープを提供する国内メーカーの一つです。クリアな視界と耐久性を両立させ、幅広い射撃ニーズに対応しています。

 

■海外メーカー

・Bushnell

世界的に有名なスポーツ光学機器メーカーであり、高品質な実銃用スコープを提供しています。耐久性に優れた製品群と幅広いモデルラインナップが特徴です。

 

・Vector Optics

幅広い光学機器を展開する海外メーカーで、実銃用スコープもそのラインナップの一部です。優れた光学性能と堅牢な構造が特徴であり、多くの射手から支持を受けています。

 

・VORTEX OPTICS

高品質な光学機器を専門に手がけるメーカーで、実銃用スコープの分野でも高い評価を受けています。製品の耐久性とクリアな視界は、ベテランからの信頼を集めています。

 

エアガン用のメーカー

エアガン専用のスコープメーカーは、実銃用と比べると耐久性や性能に劣る製品もありますが、エアガン専用に設計されているため、相性の良いモデルが見つけやすいことが特徴です。

 

ここでは性能と価格のバランスを重視したエアガン用スコープメーカーについて詳しく解説します。

 

■国内メーカー

・東京マルイ

東京マルイでは、エアガン用のオプションとして高品質なスコープを取り扱っています。その性能は実銃用に比べると劣る部分もありますが、エアガン専用に最適化された性能を持つ製品が多く、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。

 

・HYUGA

HYUGAは、国内で展開するエアガン用スコープメーカーの一つです。リーズナブルな価格帯で購入できる製品が多く、初めてエアガンを使用する方にも手軽に利用できる製品を提供しています。

 

■海外メーカー

・WF Optical

海外で注目されているエアガン用スコープメーカーの一つです。性能面は実銃用に劣るものの、コストパフォーマンスに優れた製品が揃っており、エアガン愛好家からの支持を受けています。

 

・ANS Optical

ANS Opticalも、人気のあるエアガン用のスコープメーカーです。軽量で耐久性のあるモデルが多く、手頃な価格で高品質なスコープを提供しています。

 

付属品で選ぶ

スコープの付属品もスコープを選ぶうえで重要なポイントです。

付属品の有無によっては、スコープとは別に用意する必要があるため、どのような付属品があるのか事前に確認しておきましょう。

 

調整ツールの有無や使い勝手

スコープの調整は正確な射撃のために欠かせません。そのため、調整ツールの有無や使い勝手は、スコープ選びにおいて重要なポイントとなります。

 

たとえば、一部のスコープは専用の調整ツールが必要な場合があります。これにより、細かな調整が可能で、高い精度が得られるメリットがあります。しかし、専用ツールがないと調整が難しいというデメリットを考慮する必要があるでしょう。

 

一方、ダイヤルを回すことで調整が可能なスコープは、特別な工具が必要なく、瞬時に微調整を行えるため、正確な射撃に寄与します。

 

ただし、ダイヤルが露出しているため、誤って触れてしまう場合やケース内で保管する際にダイヤルが触れてしまうリスクがあることは覚えておきましょう。

 

スコープマウント

スコープを銃に取り付けるためのスコープマウントは、正しく取り付けることで、スコープの安定性と射撃の精度を向上させることができます。

 

その際にチューブ径やスコープの長さに対応したスコープマウントが必要になるため、適切なサイズや種類を選んでください。

 

なお、スコープによっては、付属品としてスコープマウントが無く、別途で用意が必要な場合があります。

 

初めてスコープを買うのであれば、スコープマウントが同梱されているスコープを選ぶことをおすすめします。なぜなら、スコープと適切なマウントがセットになっているため、スコープマウントを選ぶ手間や間違えるリスクが無いからです。

 

レンズカバーの有無

スコープのレンズを保護するためのレンズカバーは、スコープの保管時に必要な付属品です。

また、スコープのレンズを保護するだけでなく、使い勝手を向上させる役割もあります。

 

たとえばバトラーキャップはレンズカバーを取り外すことなく射撃が可能なため、スムーズに開閉ができるものを選ぶと、射撃時のストレスを軽減することが可能です。

 

またゴム紐とキャップが一体型になっているタイプは、安価でありながらケース内で外れる心配が少ないため、安心して運搬することができます。

 

サバゲー用スコープおすすめ8選

選び方が分かっても、実際にどのようなスコープを選べばよいのか分からない人もいるかもしれません。

 

ここではおすすめのスコープを紹介します。いずれもサバゲーで使い勝手の良いスコープをピックアップしましたので、選び方の参考にしてみてください。

 

ショートスコープおすすめ4選

比較的近距離での使用を想定しているのであれば、ショートスコープがおすすめです。ここではおすすめのショートスコープを4つ紹介します。

 

東京マルイ|NEWイルミネーテッド・ショートズームスコープ

東京マルイからオプションとして発売されているエアガン専用のスコープです。

エアガンメーカーの純正品となっているため、信頼性が高く、どのエアガンにも扱いやすい性能となっています。

 

また、マウントリングも付属しているので、初めてのスコープにもおすすめです。

 

製品名 NEWイルミネーテッド・ショートズームスコープ
メーカー 東京マルイ
対物レンズ径 約25 mm(1インチ)
重量 750g
倍率 3~9倍 可変ズーム

 

Forester |VectorOptics

等倍~5倍まで倍率変更できレバーによって操作性が良いことが特徴です。

 

発光機能によって中央に赤いドットが表示されて使いやすく、視野が広くて像も明るいので、あらゆるフィールドの環境にマッチします。

 

また、レンズキャップやマウントが付属するため、別途で用意する必要も無いでしょう。

 

製品名  Forester 
メーカー VectorOptics
対物レンズ径  24mm
重量 820g
倍率 1~5倍 可変ズーム

 

ノーベルアームズ|ABSOLUTE 1624 IR CQB

発光機能があり、センタードットが11段階調整可能な視認性の高いスコープです。等倍~6倍の可変倍率なので、ドットサイト的な運用から狙撃まで幅広いシチュエーションで使えるでしょう。

 

また、全長が260 mmコンパクトなので、対応可能なエアガンの種類も多いことも魅力です。

 

製品名 ABSOLUTE 1624 IR CQB
メーカー ノーベルアームズ
対物レンズ径 24mm
重量 500g
倍率 1~6倍 可変ズーム

 

Bushnell|AR Optics 1-4×24

実銃メーカーならではの質感と耐久性の高さが特徴です。

またメーカーの中ではリーズナブルでありながら視認性が良く、クリアな視界が確保できます。

 

倍率の変更は折り畳み式のパワーチェンジレバーによって操作性が高く、全体的な使い勝手も良いでしょう。

 

製品名 AR Optics 1-4×24
メーカー Bushnell
対物レンズ径 24mm
重量 510g
倍率 1~4倍 可変ズーム

 

ライフルスコープおすすめ4選

狙撃に特化した使い方であればライフルスコープが最適です。ここではおすすめのライフルスコープを4つ紹介します。

 

東京マルイ|プロスコープ ズーム(3~9倍)

信頼性の高い東京マルイのスコープで、サイズや重さが標準的で使いやすいことが特徴です。

 

倍率は3~9倍となっており、シチュエーションにあわせて使い分けることができます。

 

こちらはマウントリングが付属しないため、別途で用意しましょう。

 

製品名 プロスコープ ズーム(3~9倍)
メーカー 東京マルイ
対物レンズ径 40mm
重量 430g
倍率 3〜9倍 可変ズーム

 

サイトロンジャパン|TR-X 3-9x40 MD

シンプルなスコープでありながらレティクルが見やすく、視認性が高差が特徴です。

 

また、調整器具が要らず、調整ダイヤルのみで上下左右の調整が可能となっています。

 

マウントリングは別途で必要ですが、バトラーキャップやキルフラッシュといった付属品も充実しています。

 

製品名 TR-X 3-9x40 MD
メーカー サイトロンジャパン
対物レンズ径 40mm
重量 440g
倍率 3〜9倍 可変ズーム

 

WF Optical|ライフルスコープ 3-9x40mm

海外製で安価ではあるものの、3~9倍でミルドットレティクルなど必要な機能が搭載されたスコープです。

 

また、防水機能や耐衝撃性も確保されており、マウントリングやバトラーキャップ、キルフラッシュが付いてくるので入門用としてもおすすめです。

 

製品名 ライフルスコープ 3-9x40mm
メーカー WF Optical
対物レンズ径 記載なし
重量 370g
倍率 3〜9倍 可変ズーム

 

ANS Optical|VAPOR 01

こちらも海外製で費用が安く、入門用におすすめのスコープです。

 

付属品も充実しており、2種類のマウントリングやバトラーキャップ、キルフラッシュが付いていて買ったその場で取り付けることができます。

 

製品名 VAPOR 01
メーカー ANS Optical
対物レンズ径 40㎜
重量 356g
倍率 3〜9倍 可変ズーム

 

まとめ

自分に合ったスコープを選ぶことでエアガン本来の性能を引き出すことができ、遠距離射撃の精度を向上させることができます。

 

サバゲーで使いやすいスコープを選ぶには、倍率やレティクル、レンズとのサイズといった見やすさだけでなく、本体のサイズや重さも考慮して選ぶことが大切です。

 

スコープのメーカーによっても特徴が異なるため、エアガン用か実銃用のメーカーかどうか、国内か海外メーカーかどうかも確認しておきましょう。

 

今回紹介したスコープ以外にも多くのスコープがあるため、ぜひ自分に合ったスコープを探してみてください。