引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『コルト M933コマンド – 電動ガンスタンダードタイプ』
M933コマンドはM4A1カービンをベースとしながら銃身を短くした実戦的なモデルです。
東京マルイのM933はいわゆるスタンダード電動ガンシリーズですが、重量が軽くて初心者にも扱いやすいため、次世代電動ガンの登場後も愛用するユーザーは少なくありません。
今回は東京マルイのM933コマンドについて紹介します。
全長 | 664 mm / 748mm(ストック伸長時) |
インナーバレル長 | 272mm |
重量 | 2,650(空マガジン、バッテリー含む) |
装弾数 | 68発 (ノーマルマガジン)
300発 (多弾マガジン) |
メーカー希望小売価格 | 34,800円(税別) |
M933コマンドは、M4A1の14.5インチからさらにバレルを短くしたショートタイプのモデルです。
似たモデルにM733コマンドがありますが、こちらはM16A2ベースとなっており、固定されたキャリングハンドルやハンドガード、ストックの形状が異なります。
なおM933、M733はいずれもコルトから「コマンド―」という名称を与えられており、
いずれも同じ系譜の兄弟機としてコレクターやサバゲ―マーからも人気です。
東京マルイのM933コマンドはベースがM4A1カービンということもあり、高い汎用性と扱いやすさが特徴です。
詳細な特徴についてそれぞれ見ていきましょう。
スタンダード電動ガンシリーズのM933コマンドは、他のM16系統のモデルと同様にレシーバーがプラスチック製となっています。
これは金属フレームが主流の次世代電動ガンと比較するとリアル感に欠け、チープに感じてしまうかもしれません。
しかし軽量で長時間構えていても疲れにくく、短いバレルによる取り回しの良さも相まって、初心者にも非常に扱いやすいモデルです。
加えてバレルもアルミ製となっており、内部には金属パーツを入れて補強してあるため、いわゆる首回りの剛性も高められています。
このアルミバレルは重量が軽いこともあり、前方にバッテリーを入れるタイプのM933コマンドでもフロントヘビーになりすぎません。
このように全体の重量バランスが良いこともM933コマンドの特徴です。
M933コマンドのキャリングハンドルはリアサイトを兼ねた持ち手となっており、M4A1と同様に取り外しが可能です。
またキャリングハンドルを取り外すと20mmレールとなっているため、各種光学機器を搭載することもできます。
加えてレールの長さも十分にあることから、ホロサイト+ブースターといった組み合わせも問題なく可能です。
注意点としてフロントサイトを折りたたむことができないため、もし光学機器を低くセッティングする際はフロントサイトと被らないように注意しましょう。
M933コマンドのバレルの先端は14mmの逆ネジを採用していることから、サプレッサーをはじめとした各種マズルアタッチメントの使用が可能です。
東京マルイ製品の多くがこの規格を採用しているため、複数エアガンを持っている場合もマズルアタッチメントを使いまわすことができるでしょう。
またストックはポジション調整が可能なオーソドックスなM4タイプです。
このM4タイプのストックは、カスタムAKをはじめとした他のモデルにも採用されており、使う人を選びにくいことも特徴となっています。
またM933はハンドガードにバッテリーを搭載するフロント配線なので、ストック交換の際に配線を気にすること無く、選択肢も豊富です。
全体の構成がシンプルな分、自分好みにカスタムやアレンジがしやすいこともこのモデルの特徴です。
M933コマンドで使用するマガジンは、スタンダード電動ガンのM16シリーズと共通のものです。
このマガジンは今主流の次世代電動ガンと比べるとやや短くアレンジされていますが、外側がスチールプレス製となっており、非常にリアルな仕上がりです。
またスタンダード電動ガン同士で共用可能なため、M733コマンドのようなM16系統のスタンダード電動ガンを複数持っている場合は、マガジンを複数用意する必要がありません。
マガジンの形もオーソドックスなので、対応するマガジンポーチが豊富な事も特徴です。
東京マルイのM933コマンドはプレミアム限定品としてラインナップされた、特別仕様の電動ガンです。
このプレミアム限定の特徴は主に2つあります
①特別なカラー展開
M933コマンドは他のM16系統のブラックベースとは異なり、ハンドガードとストック、グリップがTANカラーとなっています。
このTANカラーは、戦場が砂漠に移行していった時代背景とあわせて迷彩服や銃を問わず人気の色となっています。
この配色によって全体の印象も他のモデルとは異なるため、M933コマンドをより特別なモデルとして実感できるでしょう。
②ダミーカート付属
もう一つの特典として、M933コマンドには実銃で使用される5.56mm弾を模したダミーカートが付属します。
このダミーカートは金属製で重量もあり、普段BB弾しか触れない人にとっては新鮮に感じるでしょう。
また本体と並べるだけでも雰囲気が出るため、エアガン自体の楽しみ方をより広げてくれるアイテムです。
ここでは東京マルイのM933コマンドの実射性能にフォーカスして紹介します。
初速や集弾性についてそれぞれの性能を見てきましょう。
個体差もあるかもしれませんが、M933コマンドの初速は85m/s前後で安定していることが特徴です。
次世代電動ガンの初速を考えると少し低いように感じますが、インドアでの使用を考えると必要十分な初速です。
もしサバゲ―で運用する場合は、軽量で取り回しの良さを活かして、相手との距離を縮めるアタッカー的な使い方とも相性が良いでしょう。
M933コマンドは東京マルイの製品らしく優秀な集弾性で、インドア程度の距離であれば、ペーパーターゲットに収まる性能を秘めています。
なお実銃のM933は11.5インチですが、東京マルイでは10.5インチバレルにアレンジしており、より実践的なモデルとなっています。
またバレルが短くなった分、集弾性が確保できていることもこのモデルの特徴です。
これはフロント周りの設計が旧モデルから見直され、高い剛性を確保していることも理由として考えられます。
ベースがM4A1ということもあり、動画を通じて非常に扱いやすく作動が安定したモデルであることが確認できます。
性能についても発射レート、初速、集弾性共に高い水準にまとまっています。
小気味良い作動音は東京マルイならではと言え、サバゲ―でも十分に使用できるスペックであることが再認識できるでしょう。
またキャリングハンドルを兼ねたサイトは、ドットサイトが主流の現在だと少し慣れが必要なように感じました。
もちろん取り外して光学機器を乗せることもできるため、メインアームとしてサバゲ―で使用するのであれば、使い慣れたサイトに乗せ換えると違和感なく性能を発揮できるでしょう。
プラスチックパーツを多用しているM933コマンドは、一見チープなように見えますが、配色や塗装によって上手く実銃の雰囲気が出ています。
またコッキングハンドルを引くとインジェクションポートが開き、HOPレバーにアクセスできるため、試射しながら調整が可能です。
コッキングハンドルを戻した時の音は、金属音が混じった迫力のあるもので、リロード後に思わず操作したくなるような仕上がりになっています。
操作回りもM4と同じなので、慣れた人は違和感なく扱えるでしょう。
東京マルイのM933コマンドは、スタンダード電動ガンということもあり、昨今主流の次世代電動ガンと比べると安っぽく感じるかもしれません。
しかし軽量な本体で取り回しもしやすいため、初心者でも扱いやすく、サバゲ―ユーザーにもおすすめのエアガンです。
また拡張性が高く、カスタムベースとしても最適なため、最初のエアガンとして手にしたことがある人も多いのではないしょうか。
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東京マルイ スタンダード電動ガン M933の参考買取価格 | ¥12,000 |