引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『M4パトリオットHC – 電動ガン ハイサイクルカスタム』
東京マルイの「M4パトリオットHC」は電動ガンハイサイクルカスタムの第9弾として2016年に発売されたモデルで、このシリーズでの最新モデルになります。
ストックレスで連射性と拡張性に優れた「M4パトリオットHC」をご案内します。
全長 | 463mm |
インナーバレル長 | 215mm |
重量 | 1,800g(空マガジン、バッテリー含む) |
装弾数 | 190 発発 (多弾マガジン) |
メーカー希望小売価格 | 34,800円(税別) |
「パトリオット・ピストル」と言えばゲームに登場する銃器の印象が強いかもしれませんが、
実際に5.56mm弾を撃つハンドガン扱いの銃器は存在します。
このパトリオット・ピストルはバッファーチューブが突き出たタイプがRocky Mountain Arms社製のモデルで、
作動方式をガスオペレーションに変えてバッファーチューブを失くしたのがROCK RIVER ARMS社製のLAR-PDSピストルです。
東京マルイがモチーフにしたのが後者のLAR-PDSピストルになります。
東京マルイの「M4パトリオットHC」には高い連射力と機動性、そして拡張性の高さと言った特徴があります。これらの特徴についてそれぞれ見ていきましょうそれぞれ見ていきましょう。
東京マルイのハイサイクル電動ガン「パトリオットHC」は、秒間25発の連射性能を発揮するファクトリーメイドのハイサイクルカスタムです。
この「パトリオットHC」の凄いところはノーマル電動ガンと同じ8.4Vニッケル水素バッテリーを使いながらも、
ノーマル電動が秒間15発であるのに対して、秒間25発まで連射性能を引き上げていることです。
この連射力アップに秘密は「ハイサイクル専用の新規開発モーターの搭載」「ハイサイクル対応の専用ギアの採用」「高回転に耐えるメタル軸受けの採用」にあります。
さらにハイサイクル対応の加速スリット入りシリンダーと、ショートストローク対応のギアの歯を持つ専用ピストンとの組み合わせが秒間25発の連射力を実現しています。
パトリオットHCを始めとする東京マルイのハイサイクル電動ガンシリーズの初速はスタンダード電動ガンよりも低めに設定されています。
これは柔らかめのスプリングとピストンのストロークを縮めてサイクル数を稼いだ結果です。
加えて本体重量1900gと軽量なこともパトリオットHCの特徴です。
サバイバルゲームで使用するのであれば、この軽さを活かして前線にいち早くたどり着いて相手に秒間25発のBB弾シャワーを浴びせかけるという戦い方が、
ハイサイクル電動ガンの性能を一番引き出しやすいでしょう。
ただ敵より早く有利なポジションを取れたとしても、いつまでもそこに居座ってはいけません。
2,3回射かけた後は、機動力を生かして次の場所に移動しながら撃つ「ヒットアンドアウェイ」戦法が、パトリオットHCの軽さを活かした戦い方と言えるでしょう。
もしスタートダッシュに出遅れて敵より早く有利なポジションを押さえられなかった場合では、パトリオットHCの性能を活かせないのでしょうか?
そんなことはありません。
後方から味方のサポートに徹するという戦法でもパトリオットHCの高い火力が十分に役立ちます。
いわゆる陽動作戦や制圧射撃といった戦法です。
パトリオットHCなどのハイサイクル電動ガンは激しい発射音で敵を引き付けることができます。
その発射音を活かして敵の注意を自分に引き付けておいて、敵の気が散ったところで味方に仕留めてもらうという戦い方も可能です。
むしろ、自分が単独で敵を倒した時よりも、連係プレーで敵からヒットを取った時の方が戦術に幅が出て、これまでと違ったサバゲーの楽しみ方に気づくでしょう。
また制圧射撃も同様に、秒間25発の連射で敵の進軍を止めている間に味方に敵を囲んでもらい、集中砲火をする戦い方ができると、M4パトリオットHCを通じてチーム全体の戦力アップに繋がります。
東京マルイの電動ガン ハイサイクルカスタム「M4パトリオットHC」はレシーバートップとハンドガンの4面にレイル幅20mm(ピカティニー規格)のマウントレイルを設けており、いろいろなアクセサリーを搭載できます。
この拡張性の高さにより、アッパーレシーバートップにドットサイトを搭載して素早く正確な照準が可能になります。
また、「M4パトリオットHC」はストックがなく、尚且つハンドガード内にバッテリーを収納するので、フロントヘビーになりがちです。
そこでおすすめなのが4面レイルハンドガードのアンダーにパーティカルフォアグリップを付けて、フロントヘビーを解消することです。
また、パトリオットHCには標準で190連マガジンが付属していますが、オプションで1200連のドラムマガジンも用意されています。
付属マガジンの装弾数では心細い人には、オプションのドラムマガジンをおすすめします。
東京マルイの電動ガン ハイサイクルカスタム「M4パトリオットHC」では、すでにカスタムされたモデルであるため、追加で内部カスタムを行う必要性はないでしょう。
外装カスタムでは、パトリオットHCにストックやグリップを取り付けるユーザーが一定数いるようです。
このようなカスタマイズを行う時でも、ベースとなるスタンダード電動ガンM4A1カービンのパーツが流用可能です。
東京マルイのハイサイクルカスタム「M4パトリオットHC」はカスタマイズのベースガンとしても優秀でしょう。
東京マルイの電動ガンハイサイクルカスタムM4パトリオットHCの気になる初速や集弾性について、実射動画を参考にしながら紹介します。
東京マルイの電動ガン ハイサイクルカスタム「M4パトリオットHC」の銃口初速は80m/s前後となっています。
これは東京マルイのM4系電動ガンでも低めな方ですが、
80m/s前後という初速は、上限を0.9J以下と定めるインドアやCQBフィールドにおいて、
レギュレーションオーバーを避けられる使い勝手の良いスペックです。
そのため都市型サバゲーフィールドで遊ぶユーザーには、M4パトリオットHCの初速は安全マージンを考慮した十分なスペックでしょう。
東京マルイの電動ガン ハイサイクルカスタム「M4パトリオットHC」はミドルレンジからショートレンジで戦うようにデザインされた電動ガンです。
そのため実用的な有効射程距離はフリーハンド+オープンサイトで狙った場合は30mぐらいでしょう。
このM4パトリオットHCも実射動画でも20~40までのテスト射撃を行っています。
この実射動画で見る限りでは、20~30mまでは必中距離、そして委託無しのフリーハンドの40m射撃でも全弾ではないものの、結構な数が命中しています。
僅か215ミリのインナーバレル長ながら意外に命中率の高いM4パトリオットHCの集弾性には、さすが東京マルイと感心させられます。
ただ一つ気になったのは、ドラムマガジンの弾上がりの音です。
シューティングレンジでは気にならないこの音も、サバゲーフィールドでは敵に居場所を察知される要因になるかもしれません。
対策としては位置が悟られないように動き回るアタッカー的な運用がおすすめでしょう。
東京マルイの電動ガンハイサイクルカスタムのM4パトリオットHCは、相手に撃つ暇を与えずに高い連射力で相手を圧倒する戦い方に憧れる人にとっては魅力的な電動ガンです。
特にサバゲーを始めたばかりで戦術の立て方や、フィールドでの立ち回りに自信のない人にとっては頼もしい味方になってくれるでしょう。
ただ、高い連射力は多くのBB弾の消費や、バッテリーの消耗が前提になります。
また、連続する発射音は自分の居場所を敵に察知されやすいというリスクも伴います。
M4パトリオットHCのような電動ガンハイサイクルカスタムを使う人は、このハイサイクルカスタムのメリット・デメリットを理解した上で運用する必要があります。
ハイサイクルカスタムの電動ガンは、サバゲー初心者の心を引き付けて止まないカスタマイズメニューです。
そのため多くのエアガンショップが自社のショップカスタムのメニューに取り入れ、その連射力に憧れた多くのエアガンユーザーに提供してきました。
それをメーカーサイドで行ったのが東京マルイの電動ガンハイサイクルカスタムです。
サバゲー初心者が初心者ハイサイクルカスタムを使いやすいと感じるのは、シッカリと狙わなくても弾幕でヒットを取りやすいからです。
しかし、ラッキーヒットを含んだこういった戦い方を続けていくうちに自分の実力ではなく電動ガンの性能で取ったヒットだと思うようになり、
弾幕戦で取ったヒットに虚しさと共に飽きを感じる人が出てくるかもしれません。
そういった人は自分がしっかりと狙って討ち取ったという実感を求め、
セミオートやバーストショットがメインの戦い方に移り、マガジンも多弾数ではなくノーマルマガジンを好むようになります。
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