東京マルイのM14は、2005年8月9日に発売されたスタンダード電動ガンです。スタンダード電動ガンシリーズの中でも後期のモデルにあたり、金属パーツの多用をはじめリアルさにこだわってつくられているのが特徴です。
また実射性能も高く、スコープを載せてスナイパー的な運用をするユーザーも多くいます。質感も高いことから、コレクターからも人気のあるモデルです。
今回はそんなM14の主な特徴や実射性能、実際のユーザーのレビューを紹介します。
エアガンの買取はガンコレクトにお任せを!
宅配買取で全国どこからでも買取可能! 専門のスタッフが一点ずつ査定・買取いたします。
引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|U.S.ライフル M14 ファイバータイプO.D.ストックver. – 電動ガン スタンダードタイプ
全長 | 1,127 mm/(ショルダーレスト収納時) |
インナーバレル長 | 500mm |
重量 | 3,850g(空マガジン、バッテリー含む) |
装弾数 |
70発(ノーマルマガジン) |
メーカー希望小売価格 | 45,800円(税別) |
※2025年7月現在
東京マルイのM14には主に5つの特徴があります。
それぞれ詳しくご紹介します。
東京マルイのM14は、ストックの仕様違いで2種類のバリエーションが用意されています。
ひとつは、実用性を重視したO.D.(オリーブドラブ)カラーのファイバーストック仕様です。こちらは近代的でミリタリーテイストを好むユーザーに適しています。
もうひとつは、クラシックな外観が魅力のウッドストック仕様です。樹脂製ストックでありながらリアルな木目を再現。質感と耐久性を両立しています。
どちらも基本的な性能は同じですが、見た目の印象が大きく異なります。それぞれ好みに合わせて選びやすいのもこのモデルならではの魅力です。
M14が発売された2005年当時は、現在のように明確な初速の規制が導入される前で、エアガンの初速は主にメーカー各社による自主規制に委ねられていました。
そのような背景の中、ユーザーの間では「東京マルイ製エアガンの初回生産ロット(1stロット)は初速が高い」という噂が広まり始めます。
実際、当時のSNSや掲示板では、M14の初期ロットを購入したユーザーから、現在の規制値を超える初速が計測されたとの報告が投稿されていました。
規制後のモデルは基準内に収まるよう調整されていますが、それでも次世代電動ガンに匹敵するほどの高初速をキープしており、安定した弾道も健在です。
東京マルイのM14は「よく当たる電動ガン」として高い評価を受けています。これは高剛性のボディと長いバレルが関係していると考えられます。
特にインナーバレルは500mmというロングサイズで、金属製のアウターバレルに収められていることから、外部からの影響を受けにくい構造となっています。
また、本体の重さが命中精度の高さに貢献しているのも特徴です。依託射撃(バイポッドや台などに銃を固定する射撃方法)を行うと、ずっしりと安定した状態で射撃を続けられます。
こうした特性から、M14にスコープを搭載し、狙撃銃として運用するユーザーも多くいます。
東京マルイのM14は、同社の次世代電動ガンに匹敵するほどの高い剛性を備えています。
外装にはフレームと一体化した金属製アウターバレルや堅牢な樹脂製ストックを採用。高剛性のボディは、質感や耐久性の向上だけでなく、命中精度の高さにもつながっています。
さらに内部にはM14専用に設計されたVer.7メカボックスを採用しており、実銃のディティールを限りなく再現。
このような構造により、全長が長いモデルでありながら、軋みやたわみといった不快な感触がありません。これは東京マルイ製のM16のような同サイズ電動ガンと比較しても、非常に高い剛性といえます。
東京マルイのスタンダード電動ガン「M14」には、リアルさを追求した可動ギミックが各所に盛り込まれています。
中でも回転しながらフルストロークで後退するダミーボルトは、このモデルを象徴するギミックの一つです。操作時には独特の金属音が響き渡り、実銃さながらの臨場感を楽しめるでしょう。
また、トリガー前方に配置されたセーフティレバーも実銃と同様の構造を採用。直感的かつ確実に操作でき、安全性にも配慮されています。
さらにバットプレートの可動式ショルダーレストも再現。肩当ての位置を安定させることで、射撃精度の向上にも役立ちます。リアサイトもダイヤル式のフルアジャスタブル仕様で、上下左右の微調整が可能です。
このように、東京マルイのM14は単なる形の再現にとどまらず、「実際に動かして楽しめる」エアガンに仕上がっています。
引用元:M14ソーコム – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
モデル名 | M14ソーコム | M14 ウッドタイプストックver. / ファイバータイプO.D.ストックver. |
全長 | 964mm (ショルダーレスト収納時) | 1,127mm (ショルダーレスト収納時) |
インナーバレル長 | 440mm | 500mm |
重量 | 3,650g (バッテリー除く) | 3,850g (バッテリー除く) |
装弾数 | 70発(ノーマルマガジン) 440発(多弾マガジン) |
70発(ノーマルマガジン) 440発(多弾マガジン) |
メーカー希望小売価格 | 45,800円(税別) | 45,800円(税別) |
※2025年7月現在
「M14 SOCOM」は、フルサイズモデルのM14をベースに、短銃身化によってコンパクトにしたモデルです。全長を抑えながらも高い命中精度をキープしており、取り回しにも優れています。
ブラックカラーの樹脂製ストックを採用し、現代的かつタクティカルな雰囲気となっています。さらに表面にはサンドストーンフィニッシュを採用。艶を抑えたマットな質感で、落ち着きのある手触りです。
また、このモデルにはマウントベースが標準装備されています。別売りのアクセサリーを使わずにドットサイトなどの光学機器を搭載可能です。
そのため「M14のスタイルに惹かれながらも、より実用性を重視したい」というユーザーにもおすすめです。
ここでは東京マルイM14の実射性能を紹介します。初速と集弾性それぞれの特徴を見ていきましょう。
M14の銃口初速はロットによって異なりますが、ノンホップ状態で 80台後半〜90台前半(m/s) くらいが目安です。
一般的にスタンダード電動ガンは、次世代電動ガンと比べて初速が抑えられている傾向がありますが、M14については高い水準で設定されています。
これ以上上げようとすると初速オーバーのリスクも高くなるため、純正でも十分といえる数値でしょう。
東京マルイ製の電動ガンは、どの機種も安定した命中精度を誇りますが、その中でもM14は特筆すべき集弾性です。
具体的には、40m先のターゲットも正確に捉えることが可能です。さらに、しっかりと構えられる腕力と適切な射撃技術を持ったユーザーであれば、45m先のマンターゲットにも正確に当てられるでしょう。
この優れた命中精度を支えているのは、前述したように剛性の高いボディとロングサイズのインナーバレルです。この構造のおかげで遠距離射撃においても十分な集弾性能を誇ります。
ここでは実際のM14ユーザーの声を紹介します。
今日は試射にうってつけなのでサッカーの親子行事前に山で試射🔫
レンタル用M14の動作チェックしてみたけどやっぱりマルイすげぇ…😅発売された20年前から命中精度について高評価なのは知ってたけど、今撃ってみても本当によくまとまって中る🎯これでほぼノーマルなんだから完成度高いわぁ… pic.twitter.com/fPFlUkKVe4— 民兵M (@minpei_m) April 7, 2024
M14は発売から20年近く経っていますが、現在でも命中精度の高さに納得するユーザーは多くいます。ノーマル状態でも安定した集弾性を発揮しており、マルイ製品の完成度の高さを実感できるモデルです。
マルイのm14って命中精度が高いって評価されてたりするのにカスタムパーツが殆ど無いよね🤔
マウントレールも今やマルイ純正位しかないし
MWSとかは着せ替え人形とか言われるくらい沢山出てるのにね
フィールドでは使ってる人よく見るけどSOCOM以外は製廃になったし全体的な需要はないのかな😅 pic.twitter.com/qZLgeMLcaG
— nao (@7Je0SfhFLU53454) May 17, 2025
命中精度が高いという投稿もいくつかありました。また、この投稿にはM14ユーザーからのリプライも多く、廃盤になっても多くの人が愛用していることがうかがえます。
今日はM14の初陣です。
さすがマルイ製よく当たる
ただM4に慣れてるからか重く感じますね(というよりフロントベビー)#サバゲー pic.twitter.com/OkGmblsWIQ
— かたみん@サバゲー 動画投稿始めたりしました (@katamin_airsoft) November 3, 2022
本日初めて実戦(サバゲー)で使用したという内容ですが、その命中精度の高さに満足している様子が伺えます。一方で、フロントヘビーな重量バランスが気になるという声もありました。
⑦東京マルイ M14 Socom
見ての通りの電動ガン。重い!長い!まっすぐに飛ぶ!!
疲れるが楽しい。なんかもう疲れるのが楽しい。最近までスイッチ周りの修理に出てたが、無事戻ってきた。
サバゲ、いこうぜ! pic.twitter.com/Gs1Td02rsa— 狐絽 (@RoughingFox) December 25, 2018
こちらはバリエーションモデルのM14 SOCOMの口コミです。ショートモデルではあるものの、「重い」「長い」という意見が見られました。そのうえで「まっすぐ飛ぶ」性能の高さも実感されているようです。
M14は質感の高さと実射性能を両立したスタンダード電動ガンの中でも決定版といえるべきモデルです。
ノーマル状態でも十分に現在のサバゲーに通用するため、中古でも欲しいと考えているユーザーは多いでしょう。
M14の売却を考えているならぜひガンコレクトにご相談ください。宅配買取専門店のガンコレクトなら、すでに生産終了したM14も適切に査定いたします。
もちろん壊れた状態でも買取可能です。送料は無料で梱包資材もガンコレクトで用意いたします。サイズの大きいM14も安心して査定を依頼できるでしょう。
無料でキャンセル可能でLINEによる事前査定も受けられます。どれぐらいで売れるのか気になる方はお気軽にご利用ください。
東京マルイスタンダード電動ガン M14 の参考買取価格 |
¥8,000 |
※2025年7月現在
エアガンの買取はガンコレクトにお任せを!
宅配買取で全国どこからでも買取可能! 専門のスタッフが一点ずつ査定・買取いたします。