G&G ARP9は、M4カービンと似た操作性を持ちながらよりコンパクトで取り回しの良いエアガンです。
また、樹脂製レシーバーや電子トリガーの採用により実用性が高く、サバゲーマーを中心に非常に人気のあるモデルとなっています。
ARP9 2.0は、そんなARP9のアップグレードモデルとして登場。
ストックやハンドガードなど各部にアップデートが施されており、より実用性の高いモデルに仕上がりました。
今回はG&GのARP9 2.0の特徴や性能を紹介します。
アサルトライフルのレシーバーをもち、拳銃の弾を使用するカービン銃をピストルキャリバーカービン(PCC)と呼びます。
古くはコルトのM635(通称パナマカービン)が有名ですが、近年では撃ちやすさやM4に似た操作性を持つことから、実銃でもトレンドのジャンルとなっています。
そんなPCCをG&Gがいち早くエアソフトガン化。
軽量な樹脂製レシーバーを採用したコンパクトなエアガンで、電子トリガーや最新のM-LOKハンドガードを備えていることから、発売前からサバゲーマーの間でも話題となりました。
ARP9 2.0は2017年に発売した初代ARP9のバージョンアップ版として登場。
各部に改良が施されたモデルとして、現在でも人気があります。
G&G ARP9 2.0は、前モデルの1.0からアップグレードした箇所がいくつかあります。
ここではG&G ARP9 2.0の主な特徴を紹介します。
G&GのARP9 2.0は、高度な射撃コントロールを可能にする電子トリガーETU(Electronic Trigger Unit)を搭載したモデルを展開しています。
この電子トリガーはユーザーは、フルオートと3点バーストの切り替えが可能です。
たとえば弾幕を貼りたい時はフルオート、無駄撃ちを減らしたい場合は3点バーストのように、戦術にあわせて使い分けることもできます。
また、トリガーの引き具合に関係なく、引いてから発射されるまでの間隔が一定となるため、射撃レスポンスが格段に向上しました。
これにより、高速で的確な射撃が可能で、特にセミオートモードでは使い勝手が向上しています。
G&GのARP9 2.0のレシーバーには、強化樹脂が採用されています。
このレシーバーは従来モデルと同様の使用ですが、軽量でありながら剛性が高く、サバゲーでの使い勝手も良好です。
また、全体的につや消し処理が施されていることも特徴で、質感も高くプラスチック製ながら安っぽさを感じさせない仕上がりとなっています。
ARP9 2.0では、5インチのM-LOKハンドガードを採用。
以前のモデルからバージョンアップが施され、使い勝手が向上しています。
ハンドガードはM-LOKスロットが1つ追加され、全長さが延びたことがあげられます。
それによりホールド感も増し、さまざまなシューティングスタイルに適応しやすくなりました。
さらにQDスリングスイベル用ホールも追加されたことで、スリングの自由度も向上。
ハンドガードに装着するハンドストップも標準装備されており、安定した射撃をサポートします。
G&GのARP9 2.0はゼンマイ式の多弾倉マガジンだけでなく、スプリング給弾式の170連マガジンにも対応しています。
このマガジンはゼンマイ式と比べて、ゼンマイを巻き上げる手間がなく、給弾不良になりにくいことが特徴です。
さらに、マガジンの形状は傾向性に優れたグロックのロングマガジンを踏襲しており、コンパクトでかさばりにくいデザインです。
また、対応しているマガジンポーチの選択肢も豊富なため、マガジンの収納についても悩みにくいでしょう。
G&GのARP9 2.0は、取り回しの優れたGOS-V9ストックを採用しています。
このストックは従来のモデルよりも機能的なアップデートが加えられ、伸長時の長さが延長され、より自由なポジションで構えやすくなりました。
さらに、配線も細くなりバッテリーがストックチューブの中に収納しやすくなったことも特徴です。
このようにG&GのARP9 2.0は、ユーザーの使い勝手も以前のモデルから向上しています。
G&GのARP9 2.0は、安定した性能を持ち、サバイバルゲームでもメインアームとして十分に使用できるスペックを持っています。
ここでは初速と集弾性に分けてそれぞれの性能を紹介します。
G&GのARP9 2.0の初速は、77m/s前後で設定されており、電動ガンであるため初速の上下が少なく、気温の変化にも左右されにくいことが特徴です。
一方、電動ガンの中ではやや初速が抑えめなため、インドアフィールドのような狭いフィールドで使用すると、全長の短さを活かして戦いやすいでしょう。
ARP9 2.0の集弾性は、一般的な電動ガンと同等の水準であり、30m程度であれば人型の的に命中する精度を備えています。
また、セッティング次第では40m以上の距離でも的に当てることも可能です。
バレルの短い構造からくる発射音は大きめですが、サプレッサーなどを装着すると発射音を軽減でき、ステルス性の向上にも役立ちます。
ARP9 2.0は樹脂製のレシーバーでありながら剛性が高く、実用性の高いエアガンに仕上がっています。
さらにレシーバーの表面はつや消し仕上げとなっており、外見の質感が高いことも特徴です。
一方ハンドガードはアルミ製で、さまざまなアタッチメントを装着してもガタつきを感じず、必要十分な強度を持っています。
軽量かつコンパクトな設計となっているため、これからサバイバルゲームを始める人でも扱いやすいでしょう、
ほかにも全長の短いことから、インドア戦やアタッカーのメインのウェポンとしてもおすすめです。
ARP9はそれまでエアガンではあまり馴染みのなかったピストルキャリバーカービンというジャンルを広めた銃として、今でも人気の高いエアガンです。
全長が短く軽量なので初心者でも扱いやすく、中~上級者でも2本目以降のエアガンとして魅力に感じるほどの性能を秘めています。
そんなARP9は、最新モデルとなる3.0まで発売されています。
そのため、既にARP9 2.0を持っているものの、ARP9 3.0が欲しいと考える人も多いのではないでしょうか。
その際はARP9 2.0を売却してARP9 3.0の購入資金に充てることも方法の1つです。
ガンコレクトでは専門のスタッフがARP9 2.0を正しい価値で査定いたします。
VFCなどの海外メーカーのエアガンの買い取り実績も豊富ですので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。