コルトパイソンとはアメリカのコルト社が1955年に開発した、357口径の高級リボルバーです。
精密な加工と滑らかな作動で「リボルバーのロールスロイス」と称され、ガンマニアを中心に高く評価されたモデルとなっています。
そんなコルトパイソンを東京マルイでは過去にガスガンとしてモデルアップ。24連射可能な独自の機構を備え、実銃のロマンとサバゲーでの使い勝手を両立しました。
今回は東京マルイのガスガン、コルトパイソンの特徴や性能、口コミを紹介します。
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引用:コルトパイソン.357マグナム 4インチ – ガスリボルバー | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
全長 | 241mm(4インチの場合) |
インナーバレル長 | 93mm(4インチの場合) |
重量 | 573g |
装弾数 | 24発 |
メーカー希望小売価格 | 13,800円(税別) |
※2025年7月現在
東京マルイのコルトパイソンには、主に下記の特徴があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
東京マルイのガスリボルバー「コルト・パイソン」は、シリンダーに複数のBB弾を装填できる独自構造を採用。実銃の6発に対して24発という高い装弾数を実現しました。
これは、同社の人気ガスブローバックガン「グロック19」の22発とほぼ同じぐらいです。
また、タナカワークス製のリボルバーは、シリンダーがガスタンクを兼ねているのに対して、東京マルイ製のパイソンはグリップにガスタンクを内蔵。タナカワークス製のコルト・パイソンの13発とくらべて倍近くの容量を確保しました。
「コルト・パイソン」ならではの美しいフォルムも大きな魅力の一つです。
たとえばバレル上部には、連射時に発生する陽炎を防ぐためのベンチレーテッドリブを設置。その下部にある一体型のエキストラクターシュラウドも、デザイン性が高く全体のシルエットを引き締めます。
さらに注目すべきは、「コルト・ロイヤルブルー」と呼ばれる表面仕上げです。東京マルイのコルトパイソンは、実銃が持つ青みを帯びた質感をポリッシュ加工により再現。
樹脂フレームでありながら、まるで金属のような重厚な見た目に仕上がっています。
東京マルイのコルトパイソンは、リボルバーならではの機構を再現しながら、信頼性の高い固定ガスガンとしての構造を備えています。
トリガーを引くと、ガスの噴出口が前方に伸びてリムパーツに密着。あわせてBB弾を抑えていた爪が解放されて、チャンバー内に弾が装填されます。
この方式により、BB弾発射時のガス漏れを防ぎ、パワーロスも解消。毎回同じ位置でBB弾が固定されることから、弾道の安定化や命中精度の向上につながりました。
さらに2003年以前に販売されていた旧型「コルト・パイソン」で起きていた「シリンダー内のBB弾が一度にすべて発射されてしまう」という不具合も解消されています。
特殊な形状のホップパッキンを使っているのも東京マルイのコルトパイソンの特徴です。
これまでのリボルバータイプのエアガンは、シリンダーが回転するという構造上、BB弾の位置が安定しにくく、命中精度の低いモデルが多くありました。
東京マルイのコルトパイソンは、この欠点を解消すべく、ホップパッキンの中央に切れ込みを入れた「Vパッキン」を採用しています。
このパッキンは、中央を∧型にすることで、BB弾を2点で保持する構造です。これにより、BB弾に均等な圧力をかけられ、より高い命中精度を確保できます。
そのため、リボルバータイプなのに命中精度が高くよく当たると発売当時から話題になりました。
東京マルイのコルトパイソンは、実銃と同じようにシングルアクション、ダブルアクションでそれぞれBB弾を発射できます。それぞれの特徴は下記のとおりです。
・シングルアクション
発射前にハンマーを手動で起こしてからトリガーを引く発射方式です。ハンマーを先に引いておくことで、トリガーの引きしろが短くなるため、精密な射撃に最適です。
・ダブルアクション
ダブルアクションは、トリガーを引くだけでハンマーが自動的に起き上がり、そのまま発射する方式です。素早い連射がしやすいものの、トリガープルが重くなるため、シングルアクションと比べると命中精度が劣りやすいです。
いずれも実銃と同じようにシチュエーション別に発射方法を使い分けられます。
ここではコルトパイソンの特徴を紹介します。初速と集弾性など、実射性能で気になる情報をまとめました。
東京マルイのガスリボルバー「コルト・パイソン」は、前述した発射方式によって初速に若干の違いが見られます。
具体的には、ダブルアクションの発射時は平均初速約64m/sですが、シングルアクションで発射した場合は、平均約61m/sと抑えめな数値です。
これはシングルアクションだと、事前にハンマーを起こすことでトリガーの負荷が軽減され、バルブを叩く勢いが弱まることが考えられます。
そのため、短時間で複数の弾を発射したい時はダブルアクション、止まっている相手に対してブレずにじっくり狙いたい時は、シングルアクションにするのがおすすめです。
東京マルイのコルトパイソンは、Vパッキンの搭載により高い命中精度を誇りますが、HOP調整のできない固定ホップ式です。性能を十分に引き出すためには、使用するBB弾の選定が重要です。
ホップパッキンは0.25gで設定されているため、一般的な0.2gBB弾では弾道が浮きやすくなってしまうでしょう。安定した弾道を望むなら0.25弾を選ぶのがおすすめです。
ただし、もともと初速が控えめなモデルなので、重量のある0.25gBB弾を使用するとさらに弾速が下がります。
有効射程は約20m、必中距離(安定して当てられる距離)は10m程度と考えた方がよいでしょう。
アウターバレル長 | 2.5インチ | 4インチ | 6インチ |
全長 | 197mm | 241mm | 290mm |
インナーバレル長 | 61mm | 93mm | 153mm |
重量 | 497g | 573g | 645g |
装弾数 | 24発 | 24発 | 24発 |
メーカー希望小売価格 | 13,800円(税別) | 13,800円(税別) | 13,800円(税別) |
※2025年7月現在
東京マルイのガスリボルバー「コルト・パイソン」には、バレル長の異なる3つのモデルが用意されています。
これらのモデルは、アウターバレルだけでなく、内部のインナーバレルもそれぞれ異なる長さが採用されており、重量バランスや性能も違います。
それぞれの特徴は以下の通りです。
・2.5インチモデル
携帯性と取り回しの良さが際立ち、サブウェポンやホルスター携行用として最適なサイズです。
・4インチモデル
構えやすさと命中精度のバランスが取れた万能タイプで、インドアから屋外まで幅広く対応します。
・6.5インチモデル
長めのバレルによりわずかに初速や集弾性が向上しています。また、スリムで洗練された見た目から、観賞用としても人気の高いモデルです。
ここでは実際に東京マルイのコルトパイソンを撃ったことがある人の口コミを紹介します。
実用的?
マルイ24連パイソン
浪漫があって、24発も撃てて、しっかり飛ぶよ❣️
生産終了やけど…ごめんなさい…
ワシこんなのしか持たんねん😅 pic.twitter.com/830Ws5bFI0— ドラ@ショットガンジャンキー (@doraossan) July 23, 2024
東京マルイのコルトパイソンは、リボルバーならではのロマンを感じさせつつ、24発という実用的な装弾数を備えたモデルです。発射性能も安定しており、しっかりと弾が飛ぶ点も評価されています。
マルイパイソン2.5inc、HOP浅くして0.12(初速60)で単射程仕様。黒は撹乱用にフラッシュライト200ルーメン、銀はUVLEDを弾倉に向けて次弾を照らしているため発光弾を発射できる。いずれも装弾数24発で自作ホルスターで2丁(48発)持ってインドアで使ってます。マルイは命中精度は高いっすね。 pic.twitter.com/atDnGoJT7Y
— エルデ楽器@スキーしたい (@Erde_Lindwurm) July 12, 2021
東京マルイのパイソン2.5インチは、短いバレルでありながら命中精度の高さが際立つ優秀なガスリボルバーです。このユーザーは、2丁合わせて48発を自作ホルスターで携行し、インドア戦で活躍中とのことです。
最近ガス漏れを修理して復活させた東京マルイ製コルトパイソン(リアルカート仕様)で5メートル離れた位置から6発の室内シューティング🔫
私が下手なので散らばりましたが、このパイソン弾道は真っ直ぐ性格に飛んでくれます(*^^*) pic.twitter.com/KVckuWdmPy
— ヒカル (@abwhNlOL6xbYvXN) March 8, 2025
別売りのカートリッジを使うことで6発のリアル仕様にして楽しむ方も多くいます。ユーザー自身は「腕が悪くて弾が散った」としながらも、パイソン自体は真っ直ぐ正確に弾が飛ぶ性能を実感しています。
ちっと打ち込んでみたが、やっぱ精度はなかなか良いなマルイのパイソン。しかし、ガス漏れ防止機構が本体とシリンダーの両方に付いてるのが余計だ。単純なクラウンの方が良いね。リポルバーカート式の醍醐味、排莢がギクシャクしちゃうんだよねぇ〜。 pic.twitter.com/hBi5pftkJQ
— カラーねん堂@桐山五式 (@color_nendou) April 8, 2016
パイソンの命中精度の高さが実感という口コミです。ただし、本体とシリンダーの両方にガス漏れ防止機構があることで、カート式リボルバー特有の「排莢の楽しさ」が損なわれているという意見もありました。
東京マルイのガスリボルバー「コルト・パイソン」には、旧モデルと新モデルの2種類が存在します。
両モデルともに、シリンダーからBB弾を発射する基本構造は同じですが、内部機構の改良により性能に違いがあります。
■ 旧モデル
旧型では、シリンダーとバレルの間にわずかな隙間がある構造となっています。そのため、発射時のBB弾の保持位置が不安定になりやすく、命中精度にバラつきが生じることがありました。ただし、初速は新型よりやや高めです。
■ 新モデル
新型では、ハンマーを起こすとノズルが前進してBB弾をバレル方向に押し出し、一定位置で保持した状態で発射される仕組みに改良されています。この構造により、発射位置のブレが抑えられ、命中精度が大きく向上しました。
さらに、新型ではVパッキンが採用されており、BB弾に均一な回転(ホップ)がかかるように改良されました。これにより、より安定した弾道でBB弾を発射できます。
それぞれを見分けるには、シリンダー後部を指で軽く押しましょう。押したときにBB弾が前方に出ると新モデルです。
東京マルイのコルトパイソンは、リボルバーならではのギミックを再現しながら24発もの装弾数を誇る実用性の高いガスガンです。
また、映画やアニメにも多く登場しているため、憧れている人も多いかもしれません。すでに生産終了になっていますが、根強いファンも多くいます。
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東京マルイ ガスリボルバー の参考買取価格 |
¥5,000 |
※金額は新モデルのものとなります
※2025年7月現在
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