東京マルイの「AK4 7βスペツナズ」は、スタンダード電動ガン「AK47」をベースに開発されたバリエーションモデルです。
AK47 βスペツナズはいわゆる架空銃ですが、実在するアサルトライフル「AK47」や「AKS-74U」が参考になっています。
先代モデルともいえる1997年の第36回静岡ホビーショーで登場した「AK47スペツナズ」は、ストックを省いた限定品でしたが、その後レール付きハンドガード、ストック、250連マガジンを搭載した改良型として「AK47βスペツナズ」が誕生しました。
全長が短く取り回しやすいため、市街地や屋内フィールドでの近接戦闘に最適で、初心者にも扱いやすいエアガンです。
実用性重視のAKシリーズは、この「AK47βスペツナズ」から後に登場した次世代電動ガン「AKストーム」へと進化していきました。AK47βスペツナズは、まさにその原点といえる存在です。
今回はAK47 βスペツナズの特徴や性能、口コミを紹介します。
エアガンの買取はガンコレクトにお任せを!
宅配買取で全国どこからでも買取可能! 専門のスタッフが一点ずつ査定・買取いたします。
引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『AK47 ヴェータ・スペツナズ – 電動ガン スタンダードタイプ』
| 全長 | 711mm(ストック伸長時) |
| インナーバレル長 | 230mm |
| 重量 | 2,750 g(空マガジン、バッテリー含む) |
| 装弾数 | 250発 (多弾マガジン) |
| メーカー希望小売価格 | 29,800円(税別) |
※2025年10月現在
東京マルイ AK47 βスペツナズには下記のような特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう
東京マルイの「AK47βスペツナズ」は、室内戦や近距離戦(CQB)を意識して開発されたモデルです。
もともとのAK47は、1947年にソ連で制式採用された歩兵銃であり、開けた戦場での運用を前提に設計されていました。そのため全長が長く、狭い場所での取り回しには不向きでした。
しかし、現代のサバイバルゲームでは、建物内やCQBを意識した障害物の多いフィールドが増えています。こうした状況に対応するべく、短縮化されたバレルとレシーバーを採用した「AK47βスペツナズ」が登場しました。
このモデルは、ラージバッテリー対応のためストックサイズは従来通りですが、マズルからマガジンにかけての前方部分がコンパクト化されています。その結果、機動力が向上し、インドアやCQB環境でもスムーズな立ち回りがしやすくなりました。
当時のユーザーからは「AKの見た目を残しつつ、取り回しの良さを実現した名機」として高く評価されています。現在でも、軽快な操作性を求めるプレイヤーから根強い支持を集めているモデルです。
AK47βスペツナズのレシーバー(本体フレーム)やストック、フォアグリップなどは樹脂製で構成されており、とても軽量です。
一見すると樹脂製=強度が低いと思われがちですが、AK47シリーズは外装パーツのかみ合わせが精密で、ガタつきが少なく、剛性にも優れています。そのため、サバゲー中の激しい動きにも十分対応できます。
また、同じAKシリーズでも「次世代電動ガン」と比べて軽量であることから、長時間のゲームでも疲れにくく、初心者や女性ユーザーでも扱いやすいのが魅力です。
さらに、次世代電動ガンのようなリコイル(反動)も搭載されていませんが、その分銃口のブレが少なく、連射時も安定した射撃が可能です。
ただし、全弾発射後に自動で停止するオートストップ機能はないため、マガジンが空になったときの音の変化で弾切れを判断する必要があります。
AK47βスペツナズには、ハンドガード下部にピカティニーレールが標準装備されています。これにより、タクティカルライトやフォアグリップなどのオプションを取り付けることができ、拡張性の面でも優れています。
もともとAK47やAK74などの旧ソ連系ライフルは、西側のM4系に比べて拡張性が乏しく、アクセサリの装着に不向きとされていました。
特にAK47βスペツナズが登場した2001年当時には、まだモダナイズドAKという概念すら一般的ではありませんでした。
そうした中で、ハンドガード下部にレールを備えた本モデルは、AKシリーズとしては先進的な構造を採用していたといえます。
全体的にはクラシックなAK47のフォルムを保ちつつ、限られた範囲で拡張性を高めたこのモデルは、まさにモダナイズドAKの先駆けと呼ぶにふさわしい一丁です。
シンプルな構成ながら、プレイヤーの好みに応じて最低限の戦術装備を追加できる点が、長く愛される理由のひとつとなっています。
AK47βスペツナズは、標準装備として250連発のショートタイプ多弾マガジンを採用しています。これは、AK47のようなフルサイズのマガジンとは異なり、全長が短く設計されているため、伏せ撃ちや障害物の多いフィールドでの取り回しに優れています。
装弾数はやや控えめに見えますが、1ゲームであれば十分に戦える容量であり、ゲーム中のリロード回数を減らせます。
また、AKシリーズの他のスタンダードマガジンとも互換性があるため、プレイヤーの戦術やスタイルに応じた使い分けも可能です。
AK47βスペツナズは、外装の色味が全体的に「つや消しブラック」で統一されており、引き締まった印象を与えるデザインとなっています。
ハンドガード、ストック、グリップまで一貫してブラックに仕上げられており、どんな装備の色にも馴染みやすいのが特徴です。
特にサバゲーでは、暗いフィールドや夜戦など、視認性を下げる装備が求められる場面もあります。ブラックカラーはそうした環境で高い迷彩効果を発揮し、敵から見つかりにくくなる利点があります。
また、グリップにはラバーコーティングが施されており、汗や雨で手が滑りやすい状況でもしっかりと保持できるのもポイントです。
AK47βスペツナズは、東京マルイのスタンダード電動ガン「AK47」をベースに開発されており、内部構造が比較的シンプルです。このため、メカボックスの分解やパーツの交換がしやすく、カスタム初心者にも扱いやすいモデルといえます。
また、発売から長い年月が経過していることもあり、対応するカスタムパーツが豊富に流通している点も魅力です。マウントベースやハンドガードの交換はもちろんのこと、ストックベースを変更すれば、M4系のストックも取り付けられます。
また、純正の固定ストックは内部スペースが広いため、さまざまな形状のバッテリーに対応できる柔軟性も持ち合わせています。自分好みのスタイルに仕上げやすく、カスタムを楽しみたいプレイヤーには理想的なベースモデルといえるでしょう。
ここではAK47 βスペツナズの性能を初速と集弾性に分けてみていきましょう。
AK47βスペツナズの銃口初速は、0.2gのBB弾を使用した場合で平均およそ75m/s前後とされています。この数値は、スタンダード電動ガンAK47の初速(約90m/s)に比べるとやや低いかもしれません。
この違いは、インナーバレルの長さに起因しています。AK47のインナーバレルが約455mmであるのに対し、βスペツナズは約230mmと、ほぼ半分の長さに設計されています。
バレルが短いぶん、エアの圧力が十分に伝わる前にBB弾が銃口を離れるため、初速が抑えられる仕組みです。
しかし、この特性は決してデメリットではありません。初速が控えめな分、安全性が高く、CQB(近接戦闘)やインドアフィールドでのゲームに最適です。特に初速の上限が定められたフィールドでは無改造でも扱いやすいでしょう。
AK47βスペツナズは、東京マルイ製の電動ガンらしく安定した集弾性を備えています。オープンサイトでの照準でも、およそ30mの距離でマンターゲットに難なく命中させられるほどの性能です。
ただし、AK47βスペツナズのようなコンパクトなモデルでは、前後サイトの距離(サイトライン)が短くなるため、照準のズレが起こりやすいかもしれません。
気になる人はドットサイトなどの光学照準器を追加するカスタムもおすすめです。もともと安定した弾道を持つ機種なので、適切に狙えれば、ミドルレンジ以上でも十分に戦える性能を発揮します。
実際にAK47 βスペツナズを使用したことのあるユーザーの口コミやレビューを紹介します。
初心者向けの電動ガンだったら何がいいかな?って聞かれたんですけど、なんでもいいならマルイのG3 SASかβスペツナズって答えてます🥹
でもだいたい画像見せるとなぜかいつも微妙な顔されます😭
どっちもカッコイイよ❣️軽いし弾たくさん入るしいいんだぞー☺️
— ぴなたまる (@pina_TAMARU_y) July 26, 2023
AK47 βスペツナズは、初心者におすすめの電動ガンとして、よく紹介されるモデルです。実際に軽量で取り回しがよく、装弾数も多いため、初めてエアガンに触れる人でも扱いやすいのが特徴です。
自分が初心者というか、サバゲー始めた頃に使ってたのは東京マルイのベータスペツナズ
軽いし取り回しもいい
ストックとグリップの角度も一周回って理にかなってると思う😏
中の金属棒抜けば更に軽くなるよ追加で大容量のマガジンも使えて、バッテリーも大型のものも入るゾ✨#サバゲー初心者を導け pic.twitter.com/8jEQWrrjoe
— SATOMIC (@_SATOMIC) November 28, 2019
ユーザーが初心者だった時に「βスペツナズ」を使っていてよかったという声もありました。軽くて取り回しが良く、大容量のマガジンや大型バッテリーに対応するのは、βスペツナズならではの特徴です。
今日 AK47 β スペツナズをたまたま撃つ機会があったんだけど、めちゃ当たる。
アイアンで撃ったんだけどよく当たるしフルも良かった
いやー良かった。
AKは普段撃たないからこんなに当たるとは思わなかった。
なるほど。。。 pic.twitter.com/r4mhBRcqq5— DAITEN (@4UKfssmwMEAPH4H) May 20, 2023
アイアンサイトでも命中精度が高く、フルオートの動作も快適という意見もあります。普段はAK系を使わない人でも「予想以上に当たる」と評価しており、扱いやすさと性能のバランスが光る一丁として注目されています。
壮観!!
βスペツナズ、初心者時代に少しだけ使ったけど軽くてめちゃくちゃ扱いやすく普通に強いんだよねー。— セイヤ@未定 (@Seiya_asdf) April 13, 2023
こちらも初心者の時に使ったことがあるというレビューです。軽量で取り回しやすく、実戦でも「普通に強い」と感じられる性能を備えているとのことでした。
東京マルイのAK47 βスペツナズは、実用性の高い電動ガンとして、今でも多くのユーザーが愛用する電動ガンです。発売から月日が経っていますが、中古市場ではいまだに人気が高く、市場の相場も安定しています。
AK47 βスペツナズの売却を考えているなら、ガンコレクトにお任せください。古い電動ガンでも専門スタッフがていねいに査定いたします。
アタッチメントやほかのエアガンとのまとめ買取も大歓迎です。もちろん1点からでも買取いたします。送料や査定料はかかりませんのでお気軽にご相談ください。
| 東京マルイ AK47 βスペツナズの参考買取価格 |
¥7,000 |
※2025年10月現在
エアガンの買取はガンコレクトにお任せを!
宅配買取で全国どこからでも買取可能! 専門のスタッフが一点ずつ査定・買取いたします。