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東京マルイ スタンダード電動ガンファマス 5.56-F1を徹底紹介!気になる特徴や性能についても解説

引用元:東京マルイ エアソフトガン情報サイト|『ファマス 5.56-F1 – 電動ガン スタンダードタイプ』

東京マルイのファマス5.56-F1は電動ガン第一号機として1991年に発売されました。

 

当時の主流であった外部ソース式ブローバックガンに比べて、ホース取り回しの煩わしさがない、

 

エアタンクを背負わなくてもいい、1充電で3000発発射という経済性、

 

そしてホップアップ搭載以後は命中精度の高い伸びのある弾道ということで、

 

外部ソース式エアガンを駆逐し、電動ガン時代の幕開けとなったモデルです。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1とは?

 

全長 757mm(ストック伸長時)
インナーバレル長 488mm
重量 3,000g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数 60発 (ノーマルマガジン)

300発 (多弾マガジン)

メーカー希望小売価格 24,800円(税別)

 

実銃のファマス5.56-F1はフランス軍採用のブルパップ式アサルトライフルです。

 

使用カートリッジはNATO軍共通の5.56×45ミリ弾で装弾数は25発と30発です。

 

ファマスのロック方式はレバー遅延式と呼ばれる独特のディレードブローバックを採用しています。

 

これはレバーで支えられたパーツでボルトの後退タイミングを強制的に遅らせるシステムです。

 

勿論、東京マルイのファマス5.56-F1では再現されていません。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の特徴

東京マルイのスタンダード電動ガンファマスの特徴は「ブルパップ形式」のライフルであることに要約されます。

 

「ブルパップ形式」とは機関部をストック内に納めトリガーがライフルの中央付近に配置されているスタイルの銃のことです。

 

(特徴①ブルパップスタイル)

プルパップ形式のメリットは、バレル長はそのままで全長を短くできることと、

 

SMGサイスまで全長を短くできるためスタンダードなアサルトライフルよりも取り回しが改善されることです。

 

このプルパップ形式のアサルトライフルは1970年代後半から1980年代中頃まで一時的にヨーロッパ諸国で開発され軍に採用されています。

 

東京マルイのスタンダード電動ガンファマス5.56-F1もこのブルパップの特性を再現し、

全長488ミリというフルサイズ電動ガンと同じほどの長いインナーバレルが納まっています。

 

(特徴②ブルパップ特有の外観)

先ほどはブルパップの特性を東京マルイのファマス5.56-F1も受け継いでいると述べましたが、

 

このブルパップ形式の特性はマルイのファマス5.56-F1の外観にも表れています。

 

その外観上の特徴の1つ目が、マガジンの挿入口がトリガーの後ろに設けられていることです。

 

実銃のファマス5.56-F1ではチャンバーを含めた機関部がストック内に納められているのと同様に、

 

東京マルイのファマス5.56-F1もトリガーの後方に当たるストック内にメカボックスが納められています。

 

2番目の特徴がレシーバー前方に金属製バイポッドが付けられていることです。

 

このバイポッドの有無でファマス5.56-F1とSVの見分けがつきます。

 

(特徴③90年代のボディー剛性と拡張性)

現在の東京マルイの主力製品はダイキャスト製レシーバーを持つ次世代電動ガンです。

 

金属フレームを持つ次世代電動ガンのボディー剛性は高く、少々手荒く扱っても軋み一つ感じさせません。

 

それに対して今から30年以上も前に世界で初の電動ガンとして発売された東京マルイのファマス5.56-F1は、

 

フレーム素材がプラスチック製であるため、今の基準で考えると剛性不足は否めません。

 

ストックはまだ金属製のメカボックスを包み込むような構造であるためそこまで剛性不足を感じませんが、

 

ハンドガード部分は100%プラ素材であるため、握ると軋みを感じます。

 

言わば1990年代のボディー剛性なのです。

 

この90年代の基準はファマス5.56-F1の拡張性にも感じます。

 

ファマスが発売された当時はピカティニーレイルやレイルハンドガードといった銃に拡張性を持たせるという概念がまだなかったのです。

 

そのため、ファマス5.56-F1に光学照準器等を載せるためには、別売のスコープマウントベースを購入するか、何らかのカスタマイズが必要となります。

 

(特徴④ファマス専用Ver1メカボックス)

ファマス5.56-F1は東京マルイ初の電動ガンであるため、何もかもが東京マルイのオリジナルです。

 

その最たるものが可動ユニットであるVer1メカボックスでしょう。

 

このVer1メカボックスは、異なるモデル間で共有されるVer2やVer3、Ver6メカボックスと違いファマス専用のメカボックスです。

 

このオリジナル性は随所に現れていて、

 

後退位置で停止したピストンを解放して前進させることでスプリングのヘタリを防ぐピストンリリースレバーや、

 

他の電動ガンに比べて連射力の高い設定のギア比などです。

 

またVer1メカボックスとVer2メカボックスにはメンテ性にも大きな差があります。

 

というか、Ver1メカボックスでのメンテ性の悪さを改修するためにシリンダーとモーターを外に露出させたのがVer2以降のメカボックスであろうと感じています。

 

Ver1メカボックスの最大の難点は、シリンダーの部分までメカボックスのガワで覆われているため、

 

Ver2以降のメカボックスのように指でシリンダーを押さえながらメカボックスのガワを合せられない所です。

 

不器用な人はファマス5.56-F1の内部ユニットに不具合を生じた時には、迷わず東京マルイに修理依頼をお願いすることをおすすめします。

 

(特徴⑤フルサイズ電動ガンとしては抜群のコストパフォーマンス)

東京マルイのファマス5.56-F1のコストパフォーマンスは抜群の高さです。

 

東京マルイの電動ガンの中でファマス5.56-F1よりも安いモデルはH&K MP5K A4(クルツ)だけです。

 

特にエアガンショップのネット通販のキャンペーン特価を利用すると1万円台で購入できるほどです。

 

筆者も昔、某大手エアガンショップのキャンペーンでファマスSVを、ガスブローバックガンM92Fと同じぐらいの価格で購入した経験があります。

 

では、それだけ安いモデルだから発売当時のままか?というとそうではありません。

 

ファマス5.56-F1が発売された当時のバッテリーはニッカド8.4Vのラージバッテリー仕様でしたが、

 

現在は8.4Vニッケル水素ミニSバッテリー対応になっており、コネクターもラージからミニに変換するコネクターも同梱されています。

 

また、初期モデルはノンホップでしたが現在は全てホップアップ搭載モデルへとアップデートされています。

 

高いコストパフォーマンスと時代に応じたアップデートも東京マルイのファマス5.56-F1の特徴と言えるしょう。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の実射性能

東京マルイのファマス5.56-F1の初速や連射力、集弾性といったパフォーマンスと共に、実射動画を見て得た印象をお伝えします。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の初速

東京マルイのファマス5.56-F1のパフォーマンスでまず述べたいのが連射速度についてです。

 

これまでファマス5.56-F1は内部ユニットのギア比の関係で、他の電動ガンとくらべてサイクル数が高く、1000発/分の連射速度と言われていました。

 

(HCカスタムシリーズを除く)

 

しかし、ニッカドバッテリーからニッケル水素バッテリーに移った現在では、バッテリーの特性上、1000発/分の連射速度には届いてはいないようです。

 

ファマス5.56-F1の初速は86m/s前後となっており、次世代電動ガンの初速を見慣れた人にはいささか初速が低いように思えるでしょうが、

 

実際にサバゲーで使えば必要十分な性能であると納得いただけるでしょう。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の集弾性

東京マルイのファマス5.56-F1の集弾性で一番命中率が高いのは0.25gBB弾を使用した時です。

 

0.25gBB弾なら、少し狙いを情報に修正するだけで、40m先のヘッドショットも難なくこなしてくれます。

 

また02gBB弾使用時には、下降しながらもマンターゲットの下の方に着弾します。

 

しかし、その違いはわずかなモノで、生身の人間が構えた状態で撃てば誤差範囲ぐらいの差としか感じないでしょう。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の性能を動画で確認

東京マルイのファマス5.56-F1の実射の様子を動画で見た第一印象は、

 

ストックにマガジン挿入口とセレクターレバーが付いているため、慣れるまでは操作にもたつくであろうと感じました。

 

ただファマス5.56-F1のオープンサイトはキャリングハンドル上にあるため、

 

ストックを肩付けした状態なら、ちょうど目の高さにサイトがくるので狙いやすいデザインに見えます。

 

 

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の口コミ・レビュー

筆者は過去にカスタムベースとしてファマスSVを購入した経験があります。

 

ファマスSVとファマス5.56-F1との違いはバイポッドの有り無しと、トリガーガードの違いくらいで、内部ユニットや操作性などはほぼ同じです。

 

その時の印象をレビューとして述べます。

 

まず、ファマスはストック側に重心が寄っているため、マズル側はとても軽く感じます。

そのため本体重量が3,000 gである割にはとても振り回し易いのです。

 

サバゲー女子でも片手で振り回せるほどの取り回しの良さです。

 

しかし、ファマス5.56-F1には2つの難点があります。

 

まずストック部にマガジンを挿入するため、マガジンチェンジに慣れが必要であること、

 

そしてストックに頬付けすると内部のメカボックスの作動音で、周りの音が聞こえにくくなることです。

 

特にフルオート時にこの傾向が強く、相手がヒットコールをしても気づかずにオーバーキルをしてしまう可能性があるのです。

 

サバゲーでのトラブルを防ぐために、ファマス5.56-F1の使用時には、周囲から出る音に注意を払ってください。

 

スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の買取はガンコレクトへ

東京マルイのスタンダード電動ガンファマス5.56-F1は、その独特のデザインが特徴です。

 

なおファマス5.56-F1を電動ガンとしてモデルアップしているのは東京マルイ一社のみです。

 

他のブルパップ式電動ガンであるP90やステアーAUG、あるいはタボール21などは他のエアガンメーカーからも競合作が出ていますが、

 

ファマス5.56-F1だけは東京マルイの製品一択なのです。

 

言わばファマス推しのユーザー向けの電動ガンと言ってもいいでしょう。

 

そのため市場での販売数はそれほど多くなく、中古市場でもレアアイテムになりつつあります。

 

エアガン通販買取サイト「ガンコレクト」では、ファマス5.56-F1の希少性を正しく評価して高額な査定額を提示しております。

 

ファマス5.56-F1の売却をお考えの方は、エアガン通販買取サイト「ガンコレクト」をご利用ください。

 

東京マルイ スタンダード電動ガン ファマス 5.56-F1の参考買取価格 ¥10,000